音楽

2009年11月 4日 (水)

Royal Command Performance

Rimg1454Rimg1448イギリス王室主催の“Royal Command Performance”にビートルズが出演したのは、今からちょうど46年前の1963年11月4日。ジョンが「安い席の人たちは拍手をしてください。残りの人たちは宝石をジャラジャラ鳴らしてください」と発言した「伝説」のバラエティ・ショーです。(写真は当時のプログラムの表紙と扉です。)

Rimg1449マネージャーのブライアン・エプスタインは、ジョンが王室を前にして「言ってはいけない言葉」を言ってしまうのを非常に恐れて、ショーの前に何度も何度も念を押したようです。その甲斐あってか、その言葉が発せられることはありませんでしたが、その代わりに前述の発言が発せられたのでした。(写真はプログラムの中のエリザベス女王の写真)

Rimg1452Rimg1453私が子供の頃疑問に思ったのは、イギリス王室を前にこういった発言をしてジョンが世間から責められなかったこと。それどころかこの発言によってビートルズがより人気を得ていったこと。私はこの言葉をイギリス王室に向かって発言したのだと思っていたのです。チャリティー・ショーであるこのRoyal Command Performanceを見に来ている人たちは殆どが大金持ちで、ジョンの発言は彼らに向けて発せられたことを知ると、それなりに納得しました。このショーの金持ちの観客は、いつも出演者を「評価」するような姿勢で見に来ていたようですが、この日ばかりはジョンの毒舌の「餌食」になってしまったわけです。(写真はプログラムのビートルズの写真掲載ページとEMIの広告ページ)

Rimg1456この時のRoyal Command Performanceには、「リリー・マルレーン」で有名な、マレーネ・ディートリッヒも出演していました。リンゴは彼女の脚の美しさに見とれていたそうです。

 

このショーの模様のビデオは以下のURLで。

http://www.youtube.com/watch?v=AXlvhEjDbxE&feature=related

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2009年11月 1日 (日)

The Music of Lennon & McCartney

44年前の1965年11月1日は、Granada TVの番組“The Music of Lennon & McCartney”のリハーサルと収録が行われた日。Lennon-McCarneyの曲をいろいろなアーティストが出演して歌う構成の番組ですが、その間にある二人のやりとりがとてもおもしろいです。Beatlesも“Day Tripper”と“We Can Work It Out”をやっています。(口パクですけれど)

http://www.youtube.com/watch?v=82vngjtAXlM&feature=player_embedded#

 

同じGranada TVの珍しい映像も貼っておきます。

http://www.youtube.com/watch?v=wCFtaid8PGE&feature=related

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2009年10月31日 (土)

“SOMETHING/COME TOGETHER”40周年

シングル“SOMETHING/COME TOGETHER”がリリースされたのが1969年の10月31日。今日でちょうど40年となりました。ビートルズとしては初のオリジナル・アルバムからのシングル・カットで、しかも“ABBEY ROAD”がリリースされてから1カ月以上経っていましたので、イギリスではヒット・チャート1位にはなりませんでした。今日はこのシングルを紹介します。

現時点で私が知っているダーク・アップル・レーベルのUKシングルは4種類。

Rimg1415まず、ソリッド・センター・レーベル。このシングルは、レーベル中央に“SOLD IN U.K.~”の表示が印刷されたものは存在しません。

  

Rimg1416Rimg1421こちらはプッシュアウ・トレーベルで、プッシュアウト部分に筋があるものとないものの2種類あります。

  

Rimg1420

Rimg1422

 

   

      

Rimg1414こちらは珍しいジューク・ボックス用のドーナツ盤。1971年頃のプレスだと思われます。

        

       

Rimg1417Rimg1418Rimg1419UK盤最後はデモ・レコード。デモ盤はPARLOPHONEのグリーン・レーベルです。

   

     

次に、各国盤のスリーブを紹介します。

Rimg1424Rimg1423Something_norwegianまず、スペイン盤(左)、ポルトガル盤(中)とノルウエー盤。スペイン、ポルトガル盤はアルバム“ABBEY ROAD”の写真がそのまま使用されています。両方ともとてもきれいなスリーブです。ここには掲載しませんでしたが、ノルウエー盤スリーブの写真と同じものがデンマーク盤でも使用されています。

   

Rimg1425Rimg1426Rimg1429次はフランス(左)、スウェーデン(中)、そしてドイツ盤です。林檎の中にいる4人の写真のスウェーデン盤が人気のスリーブです。フランス盤は写真ではなくイラストで描かれており、“COME TOGETHER”はイントロが欠けているバージョンです。

   

Rimg1427_2Rimg1428_3こちらは南米の国の2種類、ブラジル盤(左)とペルー盤です。スリーブにビニールが被さっています。

   

   

Rimg1430そして最後が日本のスリーブ。この裏焼きの写真のスリーブがあると噂されていましたが、私は見たことがありません。                                                      

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2009年10月30日 (金)

ビートルズ関連洋書新刊2冊

今までビートルズのディスコグラフィー的な本は数多く出版されて来ましたが、全世界のLP、EP、SP、シングル盤すべてを1冊に網羅したものはありませんでした。今回紹介する洋書は、恐らく最初で最後の真のビートルズのディスコグラフィーとなるでしょう。

Rimg1440タイトルは“THE BEATLES COVERED”で、著者はドイツ人コレクターのJOACHIM NOSKE。ビートルズのベスト・アルバム“1”のブックレットに載っていた世界各国のシングル・スリーブは彼が提供したものとのことです。UKシングルのレーベル・バリエーションに関しては内容が希薄な感じがしますが、とにかく全世界のビートルズのレコードが掲載されていますので、驚異的な情報量です。写真が14000枚以上あり(全てカラーです)、文章は英語で書かれています。

Rimg1432Rimg1434ヨーロッパ、アメリカ(北米、南米)、アジアといったようにまず広範囲で地域を分け、その中でまた細分化していて、きちんと整理され大変見やすいです。そして写真の多さ、美しさに圧倒されます。おそらく、熱心なコレクターでも見たことが無いレコードがたくさんあると思います。

Rimg1436Rimg1437今まで何冊もビートルズのディスコグラフィー本が出版されましたが、ここまで徹底しているものはありませんでした。極端な言い方をすれば、この1冊があればもういいというくらいの内容です。Export盤やDemo盤も全て掲載されており、スリーブ、レーベル、帯に至るまでしっかり掲載されています。

Rimg1438Rimg1439日本盤に関してもすごいです!“OBIRAMA”というタイトルがついている折込の見開きページは圧巻です。半掛け帯からごく最近のものまで、ほぼパーフェクトに(“For Sale”の茶色帯がない)揃えられています。海外のコレクターで日本盤を集めるのは大変なこと(特にオリジナルの帯付きは)だと思いますが、この“OBIRAMA”を見て、著者のコレクターとしての完璧主義的な姿勢を強く感じます。

巻末には世界各国のビートルズのレコードに関する雑誌やファンクラブ誌(日本からは東京ビートルズ・ファンクラブの会誌が紹介されています)、ディスコグラフィー本が、紹介されています。これもものすごい数です。至れり尽くせりの、決定版といえる、本当に素晴らしい1冊です。レコードを買うつもりがなくても、見ているだけで楽しめる内容ですね。全792ページ、重さが5.7キロというのも驚きです。限定500部の出版とのことです。

   

Rimg1441_2Rimg1443Rimg1442もう1冊は、ポールの各国シングルのディスコグラフィー本です。タイトルは“The Paul McCartney 7" Discography Vol. 1”。ソロになってからのシングルで、1971年にリリースされた、Another DayからThe Back Seat of My Car”までの世界各国盤がカラーで掲載さ れています。

Rimg1445Rimg1446_2こちらもかなり徹底されていて、レーベルやスリーブのちょっとした違いまでも詳しく掲載しています。写真はカラーで1500枚掲載。限定250部。

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2009年10月18日 (日)

悲しくてやりきれない

加藤和彦が亡くなったというニュースを聞いて「悲しくてやりきれない」中、いろいろな思い出がよみがえりました。

Photo私が漫画関係以外のレコードで初めて買ったレコードはフォーク・クルセダーズの「帰って来たヨッパライ」でした。当時小学校5年生だった私は、このレコードが「売り切れ店続出」というニュースを聞いていたので(当時280万枚売れたと聞いています)、何とかして欲しいと思っていたのですが、たまたま家族で浅草へ遊びに行っていた時に、あるレコード店の前で「『帰って来たヨッパライ』入荷しました」という貼り紙を見て、購入したわけです。それから毎日のようにこのレコードを聴いていましたが、「この歌は回転数を上げて歌われているから、45回転のところを33回転にすれば、普通の声で聴こえるのでは?」と考え、愚かにも実際にやってみたりもしました。(実際には、思惑どおりにはなりませんでしたが)

この曲の終わりのあたりで、お経の一部として「It's been a hard day's night.  It's been a hard day's night.」と繰り返し唱えられるのですが、まだビートルズ・ファンではなかった私は全くそんなことは気づかず、本当にお経の一節だと思っていました。それが分かったのはだいぶあとになってからのことです。

「帰って来たヨッパライ」

http://www.youtube.com/watch?v=6-O24msoOac&hl=ja

この「帰って来たヨッパライ」のようにテープをいじったり、「ハード・デイズ・ナイト」の一節を入れたりするのには、当時いかにフォーク・クルセダーズがビートルズから影響を受けていたかが伺われます。そしてその後も「イムジン河」が発売中止になった時、そのテープを逆回転させて「悲しくてやりきれない」を作ったというエピソードもあります。さらに加藤和彦はフォークル解散後、サディスティック・ミカ・バンドのアルバムの製作をホワイト・アルバムのエンジニアだったクリス・トーマスに託したりしています。

軽井沢のホテルで一昨日自殺したということですが、加藤和彦にとって軽井沢はかつての妻、安井かずみとの思い出深き場所だったようです。二人でよくテニスをしていたとのこと...。

今日は加藤和彦の作曲による、ベッツィ&クリスの「花のように」、フォークルの「青年は荒野をめざす」、「悲しくてやりきれない」などを聴きながら過ごしましたが、心にしみました。ひとつの時代の終わりを感じたからだと思います。ちょうどジョン・レノンが死んだ時と同じように。

悲しくてやりきれない...。

 

ベッツィ&クリス「花のように」

http://www.youtube.com/watch?v=enK7riWz3Co

フォーク・クルセダーズ「悲しくてやりきれない」

http://www.youtube.com/watch?v=hfzxpHnIRis

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2009年10月16日 (金)

村治佳織「ポートレイツ」

Kaori_muraji_portrait村治佳織さんは、かなり前にTV朝日の「ニュース・ステーション」で紹介されてから一躍有名なギタリストとなりましたが、DECCA所属になってからの彼女は、実力派として益々素晴らしいクラシック・ギターを聴かせてくれています。

彼女は今までにビートルズの曲では「Here, There and Everywhere」、「Yesterday」などを発表していますが、今回のアルバムでは最後に「In My Life」を収録しています。この曲をアルバムの最後に持って来たということは、彼女のこの曲に対する想いを感じるのですが。

「In My Life」以外では、坂本龍一の「戦場のメリー・クリスマス」、「Energy Flow」、ジョージ・ガーシュインの「Summertime」、ショパンの「夜想曲 第2番 変ホ長調」、そしてウエスト・サイド・ストーリー組曲」などが収録されていますが、今回大変素晴らしかったのが、エリック・クラプトンの「Tears In Heaven」でした。彼女がある方へ捧げた一曲のようなのですが、アーティストに技術だけでなく何か精神的なものが加わると、必ず素晴らしい演奏が生まれるものですね。

そういえば、今からだいぶ前に、千葉県の市川市民ホールで行われた村治さんの「アランフェス協奏曲」(この曲はポールのお気に入りの曲)を鑑賞しました。作曲者のロドリーゴが亡くなった直後で(村治さんはたしかその数ヶ月前にロドリーゴと初めて会っていたと記憶しています)、これが素晴らしい演奏でした。

クラシック・ギターを聴かれるビートルズ・ファンは少ないかもしれませんが、ぜひ村治佳織さんの奏でるビートルズなどの美しい調べを体験してみて欲しいです。

YouTubeから彼女が演奏したビートルズの曲と「Tears In Heaven」の映像を。

 

「Here, There and Everywhere」

http://www.youtube.com/watch?v=7VpCYPxH3ro

「Yesterday」

http://www.youtube.com/watch?v=DruyJwCa1SM

「Tears In Heaven」

http://www.youtube.com/watch?v=_9VonXC82v0

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2009年10月 9日 (金)

John Lennonの69回目の誕生日に寄せて

今日はJohn Lennonの69回目の誕生日。

リンクさせてもらっているブログにもあまりこのことが記事になっていません。69回目ということが中途半端なのかな?

自分はJohnを神格化するような人間ではありません。それでもJohnの曲はビートルズ時代のものも、ソロになってからのものも好きです。多くの人があまり話題にしないアルバム“Sometime in New York City”の“The Luck of the Irish”とか、“Mind Games”の“One Day At a Time”とか“You Are Here”などがいいなと思うのです。ストレートでシンプルな詩が心に響くのです。

“Imagine”について。 「金持ちのJohnが“Imagine no possessions”と歌うのは偽善だ」という人がこの世に存在するのも確かですが、Johnがこの一節に関して悩みながらも、陰徳を積んでいたことをそっちのけにして、そう批判するのは正しいことではないと思いますね。詩でこのような内容を書いたからといって、財産をもっていてはいけないということにはならないでしょう。そしてこの一節はJohnが自分に向かって書いていた部分とも思えるのですが、いかがでしょう。

世の中にはいろいろな人がいて、Johnの矛盾点に噛み付いてくる人もいます。でも、 “Imagine”を聴いて、ホッとするくらいの心の余裕をもってもいいのでは?音楽なんですから。

静かだった今年のJohnの誕生日。来年は生誕70年、没後30年と言う年ですので、今年よりは賑やかになるのではないでしょうか。

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期待したい次の“Abbey Road”

今回のリマスターCDで、単純に「良い音になったなあ」と思ったのはAbbey Roadでした。リマスターCDで初期のものに比べて、このAbbey Roadはラウド感も高まり、「聴こえなかった」音まで聴こえるようになったということで、◎ですね。

そこで期待したいのが、これからリリースされるリマスター「アナログ」です。今回、リマスターCDとUKオリジナル・アナログの聴き比べがいろいろな所で行われていましたが、次のアナログがでれば、アナログ同士の比較ができるようになります。

今回のリマスターCDのマスターからアナログが作られたら、かなり期待していいものができるのではないかと予想しています。そしてUKオリジナル・アナログとゆっくり比較してみたいものです。かつてのアナログで一番音の良いものは、やはりUKオリジナルだと思っています。(ちなみにMobile FidelityのAbbey Roadは全然良い音だと思えませんでした)そのUKオリジナルとリマスターのアナログを比較するとどうなるか。これからのささやかな楽しみです。

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2009年10月 4日 (日)

“Abbey Road”の虫の鳴き声

昨日が中秋の名月、そして今日が十六夜。江戸時代の人たちはこの時期の月見を大変楽しみにしていたようです。そして江戸には多くの月見の名所があったそうです。

そんな秋の夜長、“Abbey Road”を取り出して聴きながら、このブログを書いています。そういえば自分が初めて“Abbey Road”を買ったのも今頃だったのを覚えています。秋の夜に「B面」を聴いていて、“You Never Give Me Your Money”のあとに風鈴のような鐘の音、泡の音、そしてコオロギのような虫の鳴き声が聞こえてきた時、まるで日本の「録音風物詩」を聴いているかのような気持ちになりました。ロックの音楽にこのような変わった効果音を入れたのは、ビートルズが最初ではないかと思います。

ポールが自宅で作っていたテープの中にあったものだとのことですが、決して日本人のように虫の鳴き声で「秋」を感じさせようと思ったのではないでしょうが、この部分は不思議な感じがします。日本人以外の民族では、虫の鳴き声は「雑音」にしか聴こえないそうですから、どういう意図をもって入れたのでしょうか。

数年前、藤原正彦の『国家の品格』を読んでいたら、虫の鳴き声に関する一節に出会いました。著者がアメリカ人の友人を自宅に招いた秋の夜のこと。虫の鳴き声がしていて秋を感じていたところ、その友人は「あの雑音は何だ」と言ってがっくりし、「何でこんな奴らに戦争で負けてしまったのだろう」と思ったそうです。

虫の鳴き声で秋の静けさを感じるのは日本人のみで、たいていの外国人には「雑音」でしかないようです。それをアルバムの中で曲と曲を繋ぐ効果音として使ったビートルズは、やはり凄い。こんなことを言うのは僭越ですが、他のミュージシャンと違い、些細な「音」に対しても何か鋭い感性をもっているのだと思うのです。おそらくポールも他のメンバー、スタッフもそれを意識していないと思いますが。

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2009年10月 2日 (金)

ちょっと違う“ABBEY ROAD”のまとめ

以前、UKオリジナルとはちょっと違うLPを紹介しましたが、ここでもう一度まとめてみようと思います。

Rimg1387_2(フランス盤=セカンド・プレス以降)

フランス盤でセカンド・プレス以降のABBEY ROADは、“COME TOGETHER”の頭の「シュッ」という音が少しだけ欠けています。ファースト・プレスはちゃんとUKと同じになっているのですが。ちなみにフランスのシングル盤も欠けています。

Rimg1388_2(イタリア盤=初期プレス)

イタリア盤の“I WANT YOU”は最後がフェイドアウトしていきます。イタリアEMIの担当者は突然音が切れるのがおかしいと思ったのでしょうか、ジョンの意図を全く汲み入れず、フェイドアウトさせてしまいました。初期の「STEREO/MONO」の表示があるレーベルの盤です。これは2種類ありますが、どちらもフェイドアウトします。ちなみにメキシコ盤EPはモノでフェイドアウトします。

(ベネズエラ盤など一部の南米盤)

HER MAJESTYがカットされてしまっています。これは意図的にやったとしか思えませんね。

これらはまだ各国で勝手な編集をしていた時代の産物です。その「お蔭」でコレクターズ・アイテムになっていますが。私のお奨めはイタリア盤です。オークションに出てきても、まだそれほど高値にはなりません。

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2009年9月28日 (月)

祝 Abbey Road 40周年

Abbey Roadが1969年の9月26日にリリースされてから40年。2日遅れとなってしまいましたが、この傑作アルバムの40周年をお祝いしたいと思います。

これから何回かに分けてAbbey Roadに関しての記事を書いていこうと思います。Abbey RoadはUKではLPはステレオのみでリリースされていますので、ステレオとモノでの「音違い」を楽しむことができないのですが、以前も書きましたようにいくつかの変わった編集もありますし、ジャケットに関するバリエーションもありますので、話題には事欠かないと思います。

以前の記事と重複することもあるかと思いますが、今一度Abbey Roadを振り返って見ようと思います。

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2009年9月22日 (火)

リマスターCDに関しての記事

今回、リマスターCDの特集をしている雑誌を何冊か購入しましたが、殆どが発売前に書かれた記事ということで、これといって興味をひかれるものは多くはありませんでした。インタビューも似たり寄ったりで、またリマスターCDの話題から外れて過度にマニアックになっているものには「?」でした。

ひとつ、とても客観的に、そして冷静に、今回のリマスターCDに関して述べている文章に出会いました。

Rimg1376それはニューズ・ウィーク誌の記事です。まず、ビートルズのあふれる才能について、その中でも特別だったのが彼らの時代を読むセンスと指摘している点。ちょっとこじつけではないかと思ったところもありましたが、60年代の出来事を振り返りながらビートルズの行動と照らし合わせて説明している内容はそれなりに説得力がありました。

今回のリマスターCD発売については、「正直に言えば、音質をものすごく気にするのはオーディオ愛好家か熱狂的マニアくらい。リマスター盤を購入する人のほとんどは、古いバージョンに特に不満足というわけではないが、自分のCDコレクションをアップデートするために数百ドルを差し出す普通のファンである」としている点は、とても客観的に見ていると感じました。確かに何万人もの人が、音にものすごく拘っているわけはないです。

Rimg1378そして更に、「批評家のなかには、ビートルズのリマスター盤が発売されることを『CD時代の最後のあがきだ』と評する声もある。この視点はまったく正しい。だがリマスター盤の発売日に人々が買い求めたのはCDではない。つかの間ではあるが、肥大化し続ける世界が再び昔の快適なサイズに戻ったという、その感覚なのだ」と述べている点には、とても共感しました。世界のいたるところで、ほぼ同時にビートルズという「文化」を「共有」しているということに、意味があるのだと私も思います。興味のない人にとっては全く理解できないことだと思いますが、現実に起きていることなので。(アメリカ、イギリス、その他の国でのリマスターCDの売り上げ数を見れば、それが一目瞭然です)よく「何でビートルズ、ビートルズって騒ぐのだろう」と言う人がいますが、それが一種の「文化を共有する感覚」だということを考えてもらえたらと思います。

この記事はこのように最後を結んでいます。「不確実な時代において、文化を共有しているという感覚はレコード店で数ドル出して買うだけの価値がある。そのためにiPodの電源をいったん切らなければならないとしても」

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2009年9月18日 (金)

柏「バースデー」が雑誌『analog』で紹介される

Analogいつもお世話になっている柏のレコード店「バースデー」が現在発売中の雑誌『analog』2009年10月号で紹介されました。和久井光司さんの「レコード店放浪記」というコーナーの記事内でですが、店主のNさんのお話しと和久井さんのバースデーの感想並びに購入したものが載っています。

   

記事にも書かれていましたが、このお店はNさんの人徳によって客が来店し、品物が集まる店なのです。店主がどんなにレコード、オーディオに関しての知識をもっていようが、この「人徳」がなければ商売は発展しないものです。私の母の実家が商売をしていましたので、そのあたりはよくわかっているつもりです。強引に物を売りつけたり、客を批判したり、話のネタにしたりする店は言語道断です。そんな店は客が足を運ばなくなり(或いは連絡を取らなくなり)、結局商売が成り立たなくなるのでは?それに対して客との繋がりを大事にする商売の「心」をもった店は長く続くものです。

バースデーさんとはもう10年以上のお付き合いになります。常連の一人にさせて頂いて、かなり貴重な品物を購入することもできました。決してビートルズ専門のお店ではないのですが、掘り出し物がよく販売されています。

買い物だけでなく、店主のNさんとお話しをするのが楽しくて来店する人も多いはず。(私もその一人です)レコードのコアな話から世間話まで、店主のNさんと話すと、何か穏やかな気持ちになって帰宅できるのです。こういう店って少なくなったのでは?和久井さんも「バースデーでハートを温かくしてもらった」と記事にお書きになっています。

バースデーに興味がある方は、不定休なので下記の電話番号に連絡をとったあとで行かれるといいと思います。

柏・バースデー 0471-66-1841 (午後1時以降)

所在地: 千葉県柏市柏3-6-16 染谷ビル3F (JR・柏駅、東武野田線・柏駅 徒歩3分)

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トゥワイライト・イベント ザ・ビートルズ・ナイト ザ・ビートルズ新リマスター盤体感検証

17日、丸の内の「ケンウッドスクウェア」で開催された、『ザ・ビートルズ・ナイト ザ・ビートルズ新リマスター盤体感検証』に行って参りました。

星加ルミ子さん、福岡耕造さん、広田寛治さん、淡路和子さんの出演で、ビートルズのUKオリジナル・シングル、LPとモノ・ボックス、リマスターCDからの曲の聴き比べが行われました。

聴き比べはもう疲れたなと思っていた私ですが、今回、広田寛治さんから、コンピューターの波形解析から“Across the Universe”のモノ・ミックスとステレオ・ミックスは、コーラスが違う、“Come Together”では40秒あたりに音が加えられている、というご指摘があり、再び興味が湧きました。リマスターなのに「音が加えられている」ということが大変不思議に思いましたが、これから聴きなおしてみようかと思います。

星加ルミ子さんは、1967年の“Fool on the Hill”の録音時に取材したお話しと、ご自身とオノ・ヨーコとの関係を、大変興味深く話して頂きました。あまり聞いたことがなかったのですが、1967年のスタジオで「遭遇」して以来、オノ・ヨーコとはいろいろあったようです。来年の春にも本を出したいとおっしゃっていました。楽しみです。

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2009年9月16日 (水)

久しぶりに...

授業でビートルズの曲を使用してみました。今の学校に来てから、ほんの参考程度に使用したことはありましたが、本格的に教材として使うのは初めてですね。

中学3年生のGRAMMARの授業で、仮定法を指導するのに“No Reply”と“If I Fell”の2曲を使ってみたところ、反応は上々でした。(時間の関係で“If I Needed Someone”は使えませんでした) GRAMMARの授業というと、どうしても「形」を中心に教えがちになってしまうものですが、この仮定法はやはり「意味」をしっかり教えないと、生徒は直説法のIfを使った文との違いがわからなくなります。(授業は「何で現在の意味なのに、過去形を使うの?」という素朴な疑問から入っていきますが)その意味でこのビートルズの曲を教材としたことは、生徒の仮定法の理解を深めるものとなりました。時間の関係で歌う時間はとれなかったのですが。

ちょっとだけマニアックに、1回目に聴かせた時は旧CDを、2回目はリマスターCDを使ってみました。生徒には何も言わなかったのですが、音の違いに気づいた耳のいい生徒もいました。(先日行った『紙ジャケ探検隊』主催の聴き比べの会で、リマスターCDは“FOR SALE”がとてもいい音で聴こえていました)

この仮定法を教える最後のクラスで、授業終了5分前くらいに「先生、“No Reply”を歌いましょう!」と言ってきたのにはびっくりしました。まとめをやる予定を急遽変更して全員で歌うことにしました。そして...盛り上がりました。(笑)

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2009年9月15日 (火)

45年前に思いをはせ

1964年4月4日、全米ヒットチャート(ビルボード、キャッシュボックスとも)の上位5位をビートルズの曲が独占しました。それ以外でもビートルズの多くの曲がHOT100にチャート・イン。45年も前のことです。(おもしろいことに4並びの日なんですね)

そして現在、イギリスでは、BBC Radio 1のオフィシャル・チャート TOP 40 アルバム部門に11のビートルズのアルバムがチャート・イン。アメリカではビルボードの全米カタログ・アルバム・チャート TOP 10にビートルズの9つのアルバムがチャート・インするようです。最近、日本では海外のヒット・チャートが騒がれなくなりましたが、これは騒がずにはいられないでしょう。

45年前の騒ぎが、リマスターCDのアルバムで再現されるといっても過言ではないでしょう。1964年当時のキャッシュボックス誌を読むと、「音楽ビジネスの世界では『奇跡』が起こりうるのです」と書かれています。今回は、どのような賛辞がビートルズに送られるのでしょうか。

手元にある45年前のビルボード、キャッシュボックスの全米ヒットチャートを眺め、その時代に思いをはせながら、リマスターCDを聴いてみました。

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2009年9月13日 (日)

『紙ジャケ探検隊』企画のリマスターCDとUKアナログ聴き比べ会に参加して

9月12日、『紙ジャケ探検隊』企画のリマスターCDとUKオリジナル・アナログ聴き比べイのベントに参加させて頂きました。かなりマニアックな内容で、私としては楽しくて仕方がありませんでした。

今回、UKオリジナル・アナログとリマスターCDを聴き比べるという内容で、この日、用意されたアナログが超マニアック!! 一番驚いたのが、LET IT BEのテスト盤、マトリックス1/1が出てきたこと。2とはやはり音が違っていましたね。他のアナログもスタンパーがかなり「若い」ものが用意され、聴く素材としては最高のものが用意されていました。1曲1曲、CDとアナログを聴き比べていくのですが、おおまかに言って、リマスターCDは安定した良い音で、UKオリジナル・アナログは「迫力」の音という感じでした。

『紙ジャケ探検隊』さんから依頼されて、私もPPMのゴールド・パーロフォン・ステレオとSGTのニンバス盤をお貸ししました。久しぶりに聴いたPPMのゴールド・パーロフォン・ステレオですが、やはり凄かった。スタンパーが同じと言われるイエロー・パーロフォンのごく初期のステレオとの聴き比べもあったのですが、やはりかなり違っていました。これは一体どうしてなんでしょう。未だに謎のままです。

リマスターCDで、特に良い感じだったのが、「モノ・マスターズ」からの“Long Tall Sally”でした。オリジナルEPよりいいのではと思ってしまうくらい、ポールのボーカルが凄かったです。

終わりの方では、リマスターのCDをあまりかけなくなり、ほとんどUKオリジナル・アナログ試聴会になりましたが、これがまた飽きさせないのです。これだけ沢山のUKオリジナル・アナログを聴くと、その音の魅力にどんどん引き込まれてしまいそうになります。アナログの魅力を再発見できた会でした。

前日少々自分で聴き比べをやっていたのですが、アナログのパワフルな音とリマスターCDを比べると、どうしてもリマスターの方が迫力に欠ける感じがしていたのですが、ひととおり聴いたところで、リマスターCDは現時点でのビートルズの最良の音のCDと結論付け、今後、比較する際は「優劣」ではなく、それぞれの良い点を探っていくのがいいのではないかと思いました。つまりアナログとCDは棲み分けが必要なのではないかと感じた次第です。

たっぷり5時間、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。『紙ジャケ探検隊』スタッフの皆様に厚く御礼申し上げます。

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2009年9月12日 (土)

ショップからモノ・ボックスが消えた!

とうとうアマゾン、HMVのネットショップからモノ・ボックス(輸入扱い盤、国内発売盤ともに)が消えました。というより、ほとんどのネットショップで完売状態です。

アマゾンではプレミアをつけた「出品者」からの販売のみで、おそらく完売なのだと思われます。HMVも完売の表示。あとは店頭に残っているセットのみだと思いますが、輸入扱い盤はもうどこにもないのでは?

一般的にはリマスター盤の方がクローズ・アップされていましたので、モノはどうなるかと思っていましたが、皆さん、価値のあるものをよくご存知です。

9月11日午後6時現在、唯一まだ販売しているのは、EMIのファミリークラブの日本発売盤です。在庫は僅かだそうです。以下のURLで。

http://familyclub.ne.jp/sp/beatles_remaster/

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今、亡き父を思う

突然ですが、たまにはプライヴェートの話をさせてください。ふと父親のことを思い出しましたので、書いてみます。

私の父は海軍兵学校卒の軍人でした。大正15年生まれの頑固な人で、人生を自分の思うように生きた人でした。私とはよくぶつかりましたが、でも父の言い分に納得できることも多々ありました。それは59年生きた父の言葉に重みがあったからだと思います。

ポールの曲に“Put It There”という父親の言葉をもとにした曲があります。ポールが「ああ、ずっしり重い気分だ。きついなあ」と言ったことに対して、父のジェイムズが「重けりゃ、おろせばいいだろ」とひとこと。実はこれと同じような言葉を私は父から何回かかけられました。この歌を聴くとよくそのことを思い出します。

いろいろ思い出す中で、「お前は英語をやるのはいいが、外国かぶれにだけはなるなよ」という言葉がありました。それは日本人として一番みっともないというのです。今、その意味が分かるような気がします。私は海外で暮らすことにあこがれたことがあるのですが、この父のひとことでその夢は捨てました。父が言いたかったことは「日本人としてのアイデンティティを失うな」ということだと思います。私は海外で生活したら、そこに住み着いて、好き勝手なことをしていたでしょう。「総てが自分次第! やりたい放題!」なんて生活は、何か日本人としてのアイデンティティを壊してしまうと思ったのです。個人主義的な国で長く生活すると、日本人としての「やさしさ」を失うこともあるのではと最近思っています。ただし、現在海外で活躍する立派な日本人をみると、日本人としてのアイデンティティをしっかりもちながら、大きな仕事を成し遂げておられる方も大勢いらっしゃいます。人格者といいますか、厳しいながらも寛大さも持ち合わせ、しっかり「日本人」として生きておられます。要は本人次第なのかもしれません。とにかく、日本人としてのアイデンティティを失った「無国籍」人間にはなりたくないですね。そういう人もいるようですので。

父とぶつかってばかりの私でしたが、脳溢血で倒れた父をすぐに見つけたのは私でした。そしてその数時間後、彼は59歳の生涯を閉じました。それまで数年間の父はとてもいい顔をしていました。そしてデスマスクも。60歳を前に男としてやるべきことをやってきた、すっきりした顔でした。60近くにもなれば、人格は本当に顔にあらわれるのだと思いました。

段々父が亡くなった年齢に近くなっていますが、60歳までにはいい顔になっていたい。そう思う今日この頃です。今、自分が一番いい顔になれる時は、このブログで知り合うことが出来た方とやりとりする時と、TEA PARTYでビートルズ・ファンの方たちとお会いする時だと思います。商売でこのブログやTEA PARTYを開催してこなかったことは、正しかったと信じています。父も生きていたら、きっとこういう人間関係の構築の仕方を誉めてくれたと思います。

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09.09.09が過ぎ去って

WINGSFANさんが「(アクセス数の)カウンターが壊れたかと思った」とブログでおっしゃっていましたが、このちっぽけなブログにも異変が起きました。

2009年9月9日 アクセス数 3806  訪問者数 1657

9日の0時からどんどんアクセスが増えていたのは分かっていたのですが、仕事から帰って見てみたら上記のような数字になっていて、本当にびっくりしました。私のブログでこうなのだから、WINGSFANさんの方ではとんでもないことになっているでしょうね。

朝からマスコミが騒いでいたせいもあると思いますが、それにしても何故こんなささやかなブログにこれほどのアクセス、訪問者があったのでしょうか。WINGSFANさんのような凄いブログならば、これくらいのことはあると思いますが...。

とにかく、こんなことおそらく最初で最後でしょうね。(笑) 全くイベントには参加しなかった私ですが、とてもいい思い出になりました。アクセス頂いた皆さんに、厚く御礼申し上げます。 

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2009年9月 9日 (水)

祝 リマスター盤&モノ・ボックス発売

ようやくこの日を迎えることができました。朝からラジオを聴いていたのですが、NHKのニュースでも報道されるなど、大きな話題を呼んでいるようです。やはりAnthologyの時よりも盛り上がり方は大きいような気がします。Anthology発売時にはNHKがニュースで報道していた覚えが無いので。

さて、皆様のお蔭で、このささやかなブログのアクセスが、ココフラッシュにて現時点で発表されているアクセス・ランキング1位となり、また30位までに9つの記事、70位まででは16の記事がランキング入りしました。本当に多くのアクセスありがとうございます。(昨日はアクセス2000を超えていたようです)

このブログがどうのこうのというよりも、やはりビートルズの偉大さを示しているものだと思います。今回のリマスター盤、モノ・ボックスの発売によって、若い人たちが少しでも興味をもってくれることを期待しています。事実、私の教え子たちに「今回のリマスターで何を買ったらいいですか?」と随分質問されました。私の答えは「アビー・ロード」なんですが。

きょうはリマスター盤とモノを聴いて過ごします。

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原点

2009年9月9日、0時の時報とともにレコードの整理を始めました。これから数日間にわたってリマスターCDとの聴き比べもしますし、鑑賞会に貸し出す予定もあるので、手入れもすることにしました。この機会に、ビートルズの原点、デビュー・アルバムのPLEASE PLEASE MEを少しだけ紹介させて頂きます。

Rimg1331Rimg1344今回、聴き比べで必須となるアルバムはこのPLEASE PLEASE MEののファーストプレス、GOLD PARLOPHONEレーベルのステレオです。初めてアルバムPLEASE PLEASE MEがステレオCDとして、しかもリマスターされて世に出るわけですので、この原点であるGOLD PARLOPHONEレーベルのファースト・プレスと聴き比べるのは自然なことだと思います。YELLOW PARLOPHONEレーベルとは全然違うこの音と、リマスターCDの音を比べて、どう感じられるか、興味が尽きないところです。(写真はステレオ・ファースト・プレスのジャケットとレーベル)

Rimg1343音楽評論家・和久井光司さんが「オーバーダビングが少ない『プリーズ・プリーズ・ミー』の初回モノラル盤(ゴールド・パーロフォン・レーベル)の音がいいのは当然で、現存するマスターテープ(劣化はひどいはずだ)から起こしてリマスターしたCDでも発売当時のアナログ盤にはとうてい適わないのである」と、『大人のロック!』2009年秋号で述べておられます。これは私たちにとって、わかっていたようでわかっていなかったことだと思います。(写真はGOLD PARLOPHONE モノのレーベル)

先日、東銀座「樹の花」で行われたTEA PARTYで、「一番多く持っているアルバムは何ですか」と訊ねられ、「SGT. PEPPERです」と答えてしまったのですが、今日改めてレコードを整理してみたら、最多はPLEASE PLEASE MEでした。一番多い理由は、レーベル及びジャケットのバリエーションが多いからでしょう。

Rimg1338Rimg1339ジャケットのstereo、monoのロゴの大きさが大きく分けて3段階あります。細かく言えば、ロゴのデザインが少しずつ違いますので、種類はもっとあるのですが。

 

Rimg1347Rimg1341レーベルもGOLD PARLOPHONEからYELLOW PARLOPHONE、ONE EMI BOX(日本ではワンマークと言っています)、そしてTWO EMI BOXES(日本ではツーマークスと言っています)までありますが、その中でもYELLOW PARLOPHONEレーベルはバリエーションが多く、コレクター泣かせです。(写真はYELLOW PARLOPHONEとONE EMI BOXのモノのレーベル)

Rimg1340YELLOW PARLOPHONEレーベルの中でもごく初期のものと言われているのが、このサード・プレスで33 1/3のスモール・ロゴがあるレーベルの盤です。GOLD PARLOPHONEのすぐあとに作られたYELLOW PARLOPHONEレーベル盤と言われています。(写真は33 1/3スモール・ロゴのYELLOW PARLOPHONEレーベル)

その他、インナースリーブも沢山バリエーションがありますが、ここでは割愛させて頂きます。いずれにしても、このデビュー・アルバムはビートルズ・アナログ・コレクターの第一関門になるわけですが、年々、レアなものが出なくなって来ているので、早目に集められた方がいいでしょう。

Rimg1334Rimg1335このPLEASE PLEASE MEに書かれた直筆サインは多いような気がします。イギリスの当時のファンは、ビートルズから直接もらえる機会が多かったのではないでしょうか。この写真は当時のファン(Davidという男の子)が3人(ジョン、ポール、ジョージ)から貰ったものです。ポールがTo David, Very best wishesと宛書きを書いています。10年ほど前に東京・大丸でのビートルズ展にて、本多康弘さんに鑑定して頂いたところ、3人は本物で、リンゴだけは他人の筆跡だとのことです。1963年頃のもので、リンゴが扁桃腺で入院していた頃で不在だったため、誰か(ひょっとするとジミー・ニコル?)が代筆したのではないかとおっしゃっていました。

Rimg1336おまけにマネージャー、ブライアン・エプスタインのサインも付いていました。ここにもTo Davidと書かれています。

   

PLEASE PLEASE MEは、長くUKのファンに愛されたアルバムであることが、このバリエーションの多さ、このアルバムにサインされたものが多いことからも推察できます。ビートルズとファンが「近かった」時代の「原点」のアルバムですね。

UK盤のPLEASE PLEASE MEを全部集めるなんて大変なことですが、GOLD PARLOPHONEのモノは絶対にお奨めです。恐らくこの音は、和久井さんがおっしゃるとおり、他では体験できないものではないかと思うのです。

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2009年9月 8日 (火)

Beatles, Beatles, Everywhere! その2

いつも膨大なビートルズ情報を掲載しておられるWINGSFANさんの「つれづれなるままに」のブログを今拝見すると、物凄い数のビートルズ関係のTV、ラジオの放送予定が!今回の盛り上がり度を示すものですね。何かAnthologyの時よりも盛り上がっているような気がします。

9日は赤坂に行こうかなと思っていたのですが、大変な混雑が予想されるため、家にてリマスター・ステレオ、モノの両ボックスの到着を待つことにしました。到着したCDを聴きながら、この日を静かに迎えるのもいいかもしれないと思ったのです。自分の38年のビートルズ歴を振り返ってみようとも思います。そしてコレクションの整理。聴き比べのイベントで貸し出すレコードもありますので、手入れをしておこうと考えています。

それにしてもどこもかしこも「試聴会」、「聴き比べ」ですね。できればビートルズ関係の人たちよりも、オーディオ関係の音に詳しい人たちの話を聞ける会があったらいいのにと思いました。あまりないような気がするのですが。ビートルズ専門の人でも「音」に詳しくない方もいらっしゃるので、音の専門家にビートルズの旧盤とリマスター盤、UKオリジナル・アナログとリマスター盤の差異に関して感想を聞いてみたいですね。

9日を境に、今月一杯はビートルズ一色になりそうな感じですが、ビートルズの曲がかかり続けるということは、大袈裟に言えばこの期間は「愛と平和」の音が世に流れ、満たされることなのだなと、つくづく思った次第です。その拡がりという意味で、世界規模の宗教的、哲学的なものさえ感じてしまいます。 

あと1日です!! PEACE & LOVE!!

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2009年9月 7日 (月)

Beatles, Beatles, Everywhere!

いよいよ今週の水曜日にリマスターCDとモノ・ボックスが発売となります。それに伴って、TV、ラジオ、書籍、雑誌など、いたるところでビートルズが登場しています。私も少しずつですが、雑誌、書籍を買って読み始めています。なかには大変興味深い内容のものもありますが、一方でどうかなというものがあるのも事実です。

最近本当にいろいろ質問されるようになったのですが、早速、出たばかりの雑誌に関して質問がきました。

「『THE DIG』という雑誌の中の『レコーディング・セッションズ』に関して書かれている記事で、67年のクリスマス・レコードのことについて触れていますが、今回の記事と同様に原書でも“Wonderlust”となっているのは “Wanderlust”のスペリングのミスではないかと思うのですが、どうなんでしょう?それから記事中の『ポールが後年“ワンダーラスト”という曲を書いた時、この(クリスマス・レコードの)思い出がよぎった可能性にまで思いを馳せられるはずだ』というのは考えすぎではないでしょうか?」と言うのです。

確かに原書を見ても“Wonderlust”と書いてあります。ミススペリングの可能性もありますが、普通名詞“wonderlust”は存在しませんが、固有名詞として“Wonderlust”もあることはあります。このクリスマス・レコードの中で偽のCMとして流れてくるのですが、架空の「商標(ブランド)」としての固有名詞“Wonderlust”ととらえて(この記事では「商品名」としてとらえているようですが、原書では「a fictitious advertising jingle about the magical properties of "Wonderlust"(「ワンダーラスト」ブランドの魅惑的な製品についての架空のコマーシャル・ジングル)」となっていますので、「商品名」というよりも「商標(ブランド)」のことだと思われます)、普通名詞の“wanderlust”(放浪癖)とは別の言葉として考えていいのではないでしょうか。その点から、ポールの“Wanderlust”との関係は全く無いと思っていいでしょう。因みに“Wanderlust”はポールがアルバム“London Town”の洋上レコーディングをしていたときの船の名前から来ています。

この記事中、『レコーディング・セッションズ完全版』では「あなたのズボンに頭髪にぴったりの“魔法の商品ワンダーラスト”の架空のCMジングル」と訳し直した、となっていますが、この訳ではまだ『完全』ではないと思います。よくProperties of ~(~の所有物)と言うように、ofは「~の」と訳すのが普通だと思われます。「~という・・・」のような同格で使うこともありますが、ここでは違うでしょう。それからmagicalは「魔法の」というよりattractive(魅力的な、魅惑的な)のような意味です。“Get Wonderlust for your trousers, get Wonderlust for your hair”と言うのは、「あなたのズボンや髪のお手入れにWonderlustの製品を」くらいの意味でしょう。

この『THE DIG』という雑誌で一番興味深かった記事は、LP「アビーロード」日本盤製作に携わった行方洋一さんのお話でした。プロ・ユース・シリーズのアナログと世界初のビートルズのCD「アビーロード」がおそらく同じマスターで作られたのでは、という発言。そして技術的な話も大変おもしろかったです。

いやー、それにしても、皆さん、細かいところまで読んでいますね。こんな感じで、音の方もすでに今までの音源との違いが、大変細かくネット上で語られ始めています。もう専門家と言われる人たちもたじたじなくらい、ビートルズはいろいろな分野でファンが研究していますね。

さて、あと2日!盛り上がるだろうなあ!!

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2009年9月 3日 (木)

09.09.09以降のビートルズの楽しみ方

ある意味、リマスターCDとモノ・ボックスの発売は、ビートルズ楽曲のひとつの区切りになると思われます。あと残るは「レット・イット・ビー」のDVDとハリウッド・ボウルのライブくらいかな。ネット配信も騒がれている昨今ですが、私はこれにはあまり興味がないのです。何か安っぽい感じがして...。

「今回のリマスターCDとモノ・ボックスを手に入れたら、アナログ・レコードはもういらないのではないですか?」と言われそうですが、おそらくアナログを手放すコレクターはいないでしょう。それどころか、「アナログとリマスターの聴き比べ」というそれは楽しい「作業」が待っていますので、多くのコレクターはこれからしばらくの間、ビートルズ三昧の日々が続くと思います。

多くの場所で聴き比べを開催するようですが、私が一番期待しているのは『紙ジャケ探検隊』さんが開催するもの。何故なら本当のオリジナル(ゴールド・パーロフォンなど)との聴き比べを長時間に渡って実施するからです。多くのところではせいぜい2時間くらいではないですか。2時間でははっきり言って無理です。数曲しか聴き比べられないでしょう。(同じ曲を2度かけ、その間、解説も入れるでしょうから)

↓『紙ジャケ探検隊』企画のリマスターとUKオリジナル聴き比べ

http://www.indierom.com/kami/0912.htm

聴き比べは、長時間かけてやるのでなければ、個人で楽しむしかないのではないでしょうか。そうなるとアナログは不可欠。UKオリジナルとリマスターの比較は今後静かなブームになるかもしれません。若い人たちにお奨めしたいのは、UKアナログは高価なので、1枚1枚少しずつでもいいですからUKオリジナルを手に入れて、この聴き比べを試みてみることです。たとえリマスターがどんな音になっていようとも、UKオリジナルのアナログとは「別物」だと思うのです。リマスターが発売されれば、中には舞い上がって「UKアナログを超えた!」なんて言う人が出てくるのではないかと思いますが、決してそういうことはないと推測します。オリジナルはいつまでもオリジナルです。

ビートルズの音源にはまると楽しいですよ。野良さんが主催する「ビートルズ音源フォーラム」を一度ごらんいただければ、その深さを知ることが出来ます。

http://www3.realint.com/cgi-bin/tbbs.cgi?obscure

また、マーク・ルーイソンの「レコーディング・セッションズ」やジェフ・エマリックの「ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実」などの書籍を読みながら曲を楽しむのもいいと思います。

これから若い人たちがUKアナログを揃えるのは大変なことだと思いますが、ebayなどの海外オークションにチャレンジしてみるのが一番お金がかからないのではないかと思っています。(その出品物にもよりますが) Please Please MeのUKステレオはかなり高いので、逆にLet It BeやAbbey Roadあたりから入って行かれるといいのではないでしょうか。くれぐれも高いものを掴まされないように。価格に関してはアドバイスできますので、このブログのコメント欄に質問を入れていただければ、お答えできると思います。

若い人たちにこそUKオリジナルのアナログ・レコードを聞いて頂きたい。そう願って今日の記事を書いてみました。

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2009年9月 2日 (水)

リマスターCD、モノ・ボックス発売まであと7日!!

来週の今頃は、マスコミはビートルズのリマスターCDを大きく取り上げていることでしょう。CDが売れなかったりで、あまり元気のない音楽業界の救世主は、結局ビートルズだったということなのですね。09.09.09という日も末永く語り継がれる日になるかもしれません。

多くのショップが特設コーナーを設けたり、出版社がたくさん雑誌や書籍を出している中で、何故か蚊帳の外の感を拭い去れないのがファンクラブですね。どうしてこういう時に企画を練らないのでしょう。以前はイベントがお得意だったはずなのに。そういえば、来日40周年の時も蚊帳の外だったのを思い出しました。ファンクラブが頑張ってくれないから、私みたいないい加減な人間がイベントをやることになってしまうのです。(笑)

さて、リマスターCDステレオ盤の情報は少しずつ流されて来ましたが、モノに関しての情報が全くと言っていいほどありません。そこで、ネットで探してみました。そうしましたら、少しだけですが見つかりました。以下はEMIアビーロード・スタジオのエンジニア、アラン・ラウズへのインタビューによる記事からです。

「今回のリマスターに関して、ステレオとモノとでは方針が違っている。ステレオは幾分、リミッティング、イコライゼーション、ディノイズィングなどを行ったが、モノに関しては、ほんの少しのディノイズィング以外、一切行っていない」

何と!殆ど「原形」のまま製作されたのです!もうこの情報だけで十分です。もともと当時のレコードはモノが主流でしたから、「もとの音をそのまま聴く」ということが重要だとするならば、これでこそモノ・ボックス発売の意義が浮かび上がってくるわけです。

Abbey_road_engineersEMIアビーロード・スタジオのエンジニアの方々のこの決断と大きな仕事に敬意を表したいと思います!!

 

このインタビューの中で、ジェフ・エマリックなどのオリジナル・エンジニアを呼ばなかったことに関してもアラン・ラウズが答えています。「彼らはあまりにも『近い』人たちなので、もとの音に手をつけることに対して反対するかもしれないから」というのが理由だそうです。当然のことながら、ジェフ・エマリックは招聘されなかったことに不満をこぼしているようです。

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HMV ピーター・バラカン インタビュー

HMVのビートルズ特集がなかなか面白いです。中でもピーター・バラカンのインタビューが、ビートルズと当時のイギリス音楽界のことが語られ、興味深い内容になっています。ピーター・バラカンが語ったビートルズの内容と、最近私があるブログでたずねた質問の答えとが重なり合うようで、一瞬ハッとしました。それから、初めてビートルズがアメリカに紹介された時(エド・サリバン・ショーより前)のエピソードが面白い!一点だけ、ハリウッド・ボウルのライブをシェイのライブと言って間違えていたけど...。

以下のURLで。

http://www.hmv.co.jp/news/article/908140051/

ここでは前編だけで、後編は9月9日公開とのことです。

(お知らせ)

第5回TEA PARTYを計画中です。リマスターの聴き比べはいろいろなところでやってますので、少しはやると思いますが、それよりもビートルズのことでもっと大切な内容をやってみたいと思っています。「聴き比べ」とは全く違う方向で。きっと皆さん驚かれる内容になるのではないかと...。

最近このブログは選挙がらみの内容が多くて嫌気がさした方もいらっしゃるのではないかと思いますが、どうかTEA PARTYはお気軽にお越し下さい。

これから先はビートルズに専念します。(笑) せっかく毎日1000ものアクセスをしてもらっていますので、頑張って皆さんに楽しんで頂ける内容にしようと思います。 

09.09.09に向かって!

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2009年9月 1日 (火)

HMV モノ・ボックス完売から一転予約再開

モノ・ボックスの完売を表示していたHMVで、何と予約が再開していました。一体どういうことなんだろう?今からまた予約を再開したということは、予約分は「確保」できているということなんでしょうね?そうでなかったら苦情が殺到するのでは?全く不可解なHMVですが、以前予想したように、ぎりぎりまで予約に対応するようにしているとも考えられます。

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ビートルズ・リマスターCD EU盤サンプラー登場!!

Remasters_samplerとうとうリマスターCDのEU盤サンプラーが登場しました!一瞬パスト・マスターズかと思ってしまいましたが、09.09.09の数字が入っています。CD2枚組で、32曲入りの大サービス!!

 

Remasters_sampler_2 こちらはスリーブの内側。全アルバムのカラー写真入り。

    

            

Remasters_sampler_3 そしてレーベル。イエロー・パーロフォンとアップル。サンプラーでも手を抜いていません。

            

                              

                                                     

 収録曲目です。

Disc 1. I Saw Her Standing There,  I Wanna Be Your Man, This Boy, Things We Said Today,  Eight Days A Week,  You've Got To Hide Your Love Away,  If I Needed Someone,  Rain,  Here, There and Everywhere,  Being For The Benefit Of Mr Kite,  The Fool On The Hill,  Glass Onion, Mother Nature's Son,  Hey Bulldog,  Something,  Two Of Us.

Disc 2. Please Please Me,  All My Loving,  If I Fell,  Honey Don't,  I'm Down,  I Need You,  Day Tripper,  Drive My Car,  And Your Bird Can Sing,  She's Leaving Home,  I Am The Walrus,  Back In The U.S.S.R,  Long, Long, Long,  All Together Now,  Come Together,  I've Got A Feeling.

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2009年8月29日 (土)

日本のHMVでもモノ・ボックス完売

先程、HMVを覗いてみましたら、とうとう輸入盤扱いのモノ・ボックスが完売していました。かなり長い間予約注文を受け付けていたHMVですが、ここで完売で受付終了となったため、安売りしている量販店で残るのはアマゾンとなりました。(他のショップはあまり安くないので確認しておりせんが)

以下がHMVの現在の「完売」表示です。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/3614239

昨日も書きましたが、早めに予約した方は大丈夫だと...思うのですが...。うーん、自信がなくなって来た。

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ビートルズCDボックス、世界で売り切れ続出、日本は?

Ppmさあ、海外では大変なことになって来ました。世界中でCDボックスが売り切れとなって来たようです。詳細は以下のURLで。

 

http://news.nifty.com/cs/entame/musicdetail/nmn-20090827-090827025070/1.htm

http://news.nifty.com/cs/entame/musicdetail/nmn-20090828-090828025134/1.htm

Mono_box9月9日当日、店頭に並ぶ分は必ずあると、ビートルズのサイトは声明を出していますが、限定のモノ・ボックスに関しては、こういうニュースが流れるとこれから予約が入る可能性がありますので、海外ではかなり在庫不足になることが予想されます。因みに日本発売盤は値段が高いので、予約だけで売り切れになることはないのではないかと思います。海外で売り切れたからと言って、慌てて日本盤を買わない方がいいと思われます。一部このニュースを利用してあおっている某有料サイトがありますが。どことは言いませんけれど。(笑)

モノ・ボックスに関して、日本のアマゾンやHMVではまだ「輸入盤」を予約受付けしていますね。これは日本国内製造の利点を生かして、ぎりぎりまで予約が取れるということなのかもしれません。また、モノ・ボックスは、名目上は海外からの輸入盤と言っても、実質的には全て「日本盤」なのではないでしょうか。つまりEU、US販売盤と言っても、日本向けのものは一度も海外に出ずに、製造されてからそのまま日本の倉庫に保管されているのではないでしょうか。そうすればかなりの在庫を確保でき、輸送コストも抑えられるわけです。そしてさらに、日本では、予約数に対応して工場が稼動し続けるということも考えられます。海外は発送のこともありますから、時間的制約から数に限りがあり、結果的に品切れ状態となっているのでは?あくまでも推測ですが。

とにかく9月になってみなければわかりませんが、在庫がないのに「予約」を受け付けるとは考えたくないですね。またそれは信用問題にも発展してしまうでしょう。

少なくとも予約が始まって早めに予約された方はまず大丈夫だと思いますので、どうかご安心を。

また現在、ビートルズの楽曲のネット配信が噂されているようですが、私はこれに関してはあくまでも噂の段階で、まだまだ先の話だと思います。

http://news.nifty.com/cs/entame/musicdetail/nmn-20090828-090828025108/1.htm

 

 

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2009年8月28日 (金)

リマスターCD、オンエア解禁!!

亀渕昭信さんの「オールナイト・ニッポン ゴールド」を聴いていたら、「いよいよあと10分ほどでリマスターCDがオンエア解禁となります。私はこっそり聴いてしまいました。大変分離の良い音でした」とアナウンスしていました。もう今の時点では解禁となっている模様です。

今晩(8月28日夜)のこの番組では、リマスターCDをかけるとカメさんがおっしゃっていましたので、楽しみです!!

いよいよ本格的に「お祭り」が始まるということですね。ワクワクします!!

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2009年8月26日 (水)

ポールとジョンの少年時代の写真

Rimg1317リバプールからオークション・カタログが来たのですが、この中にポールとジョンの少年時代の写真が出品物として載っていました。ジョンの方は見たことがあるのですが、ポールの方は初めて見るものです。

Rimg1312Rimg1313Rimg1314少年時代のポールは本当にぽっちゃりしていたのですね。まさかこの子がその後世界一のロックバンドのメンバーになるなんて、誰も想像していなかったでしょう。

Rimg1315Rimg1316こちらはジョンの写真。この大勢の中にいてもすぐわかるくらいですから、ジョンは本当に存在感があったのでしょうね。

   

PS    wingsfanさんよりご連絡を頂き、より鮮明な写真を見ることができるサイトをご教示頂きました。

http://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-1206915/The-Beatles-unseen-photographs-Can-spot-singers-old-school-pictures.html

wingsfanさん、ありがとうございました!この中でポールがおどけている写真がありますが、オークションのカタログの中では他の写真と同じように○で囲まれてしまっていました。

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2009年8月25日 (火)

スタッフが語るビートルズ・リマスターCD

いよいよ日本でもリマスターCDのプロモーションが本格的になって来ました。ザ・ビートルズ09.09.09というタイトルで、複数のサイトの共同企画によりリマスター盤を紹介しています。その中で紹介されているEMIのスタッフによるインタビューが興味深いものでした。以下のURLでどうぞ。(もちろん他のサイトでも見ることができます)

http://www.youtube.com/soundtownemijapan#play/user/3804EE1FD8F91253/6/h-NtAQ-FcqE

2人とも好きなアルバムに「リボルバー」、「アビー・ロード」、「ラバー・ソウル」を上げていて、「サージェント・ペパーズ」と言わないところが面白かったです。

昨日、いつもお世話になっている「つれづれなるままに WINGSFAN」のサイトで、HMVのリマスター盤特集(表紙見開き2ページの特集です)のパンフが紹介されていたので、私もさっそく自転車に乗って池袋へ行って来ました。

Rimg1318なんとサンシャイン60通り店の洋盤コーナーが閉鎖となっており、結局メトロポリタン・プラザ店まで行ってしまいました。やはり洋盤は売れないのだなあとつくづく思いましたが、その中でのビートルズのリマスター盤の発売はやはり大きなことなのだと再認識しました。

たくさん「頂いて」まいりましたので、ご入用の方はコメント欄にメール・アドレスを入れて頂ければ折り返し連絡致します。(アドレスの公開はしませんので、ご安心ください)恐れ入りますが、メール便代80円だけご負担下さい。おひとり3部まででお願いします。

Tower_records_bounce

こちらはTOWER RECORDSのbounce。まだ手に入れていないのですが、一応写真だけでも。

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2009年8月24日 (月)

小林克也さんの「BEST HIT USA」でまるごと1時間ビートルズ!!

EMIのサイトに、尊敬する小林克也さんが「BEST HIT USA」で1時間まるごとビートルズの番組を放送するという記事が載っていました。内容は以下の通りです。

 

デジタル・リマスター発売を記念して「BEST HIT USA」の全てがザ・ビートルズの、
1時間まるごとザ・ビートルズ特集が決定しました!

1つのアーティストを番組1時間丸ごと特集するのは、なんと「BEST HIT USA」史上初!
VJの小林克也さんだからこそできる、この1時間特集を是非お見逃しなく!

番組:「BEST HIT USA」
放送日:BS朝日 8月25日(火)23:00~
テレビ朝日 8月27日(木)深夜3:10~

 

普段はTVを見ない私ですが、この番組は絶対に見ます。

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2009年8月22日 (土)

ビートルズのカバーをライブで(無料サイト紹介)

Paul リマスター関係の情報はひといきということで、ここで私のお気に入りのサイトを紹介します。Wolfgang's Vaultというのですが、ロック・アーティストのライブ音源を無料で提供しているサイトです。ビートルズ関係では、ポールの1990年のワシントンD.C.、RFKスタジアムでのライブを聴くことができます。今、アップされているものに、他アーティストによるビートルズ・カバー曲のライブがありますが、これがとてもいいのです。Tomorrow Never Knowsなどは初めて聴きました。よろしかったら、下のURLへ。アドレスとパスワードを入れるだけで、無料で聴くことができます。

http://concerts.wolfgangsvault.com/pl/beatles-covers/344657.html

ポールのワシントンでのライブはこちら。

http://concerts.wolfgangsvault.com/dt/paul-mccartney-concert/26697-5373.html

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2009年8月20日 (木)

リマスター・アルバム 年内にもアナログ盤発売?

海外のブログを眺めていましたら、リマスター・アルバムのアナログ盤がアメリカで今年の11月にも発売されるのではないかという記事がありました。業界内部の人から聞いた話とのことですが、発売は11月14日、発売元はCapitolで、値段は25ドル程度、USプレスの180gのアナログ盤でのリリースになるのではないかとのことです。高価なボックスを購入したあとでは厳しいですね。正式発表ではないので何とも言えませんが、せめて来年にして欲しいですね。

http://myvinylreview.blogspot.com/2009/05/beatles-remastered-mono-and-stereo.html#7753694740744789140

Ny1

Ny5そのアメリカですが、ショップでのプロモーションが始まっているようです。写真はニューヨークのコロンバス・サークル、タイムズ・ワーナー・センター内のショップ“Borders Rewards”に設けられたビートルズ・コーナー。 09.09.09のプレートがディスプレイされていますね。リマスターCDが発売される20日後に、このコーナーは人でごったがえすことでしょう。

Ny2

Ny3

   

   

 

こちらはROCK & ROLL HALL OF FAME ANNEX NYCで開催されているジョンの展示“THE NEW YORK YEARS”の看板です。Ny4

 

                                                     

ニューヨークはビートルズに占領される日を待っています!

Thank you for the photos, Mayu-chan!!

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2009年8月17日 (月)

リマスターCDの「試聴会」に関して

リマスターCDが発売決定になってから、「どんな風に音が変わるのですか?」と本当にいろいろな方々から聞かれます。まだ聴いてもいませんので、何とも答えようがないのですが、リマスターというのは、基本的にはリミックスと違い録音された内容をいじることは殆ど無いといっていいと思いますが、アナログ・マスターテープで編集の際に起きた問題を、今回解決したということですので、音が向上したこととともにその点に関しても期待してみたいです。

9月になるといろいろな所で「試聴会」、「聴き比べ会」が目白押しとなるようです。かなり多いので、どこに行ったらいいのだろうと迷ってしまいます。基本的にはしっかりしたオーディオ機材を使用すること、聴く目的がはっきりしていること(漠然と聴くのではなく、試聴の際にどのような企画を予定しているか)、時間をしっかりとっていること(2時間位では足りないと思いますので、3時間以上でしょうか)、オーディオに詳しい方、或いはビートルズの音源に詳しい方がゲストで出席しているか、などが選ぶ基準ではないでしょうか。たとえば、ゲストが「いい音ですね」くらいの話しかできないのでは困りますよね。ただしこの意見は「聴く」ことを主眼としていますので、他の目的があっても当然ですし、人それぞれに考え方がありますので、どのように楽しみたいかを考慮して決められるといいのではないかとも思います。

私は「音の比較」をするならば、アナログではゴールド・パーロフォンのステレオ盤Please Please Me、ニンバス・スーパーカットの高音質盤Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Bandくらいは用意して欲しいと思っています。「音が向上した」という限りは、それまで一番音が良いと言われていたアナログと比較するのが大切なことではないでしょうか。以前、リン社の高級オーディオを使ってSgt. Pepperのアナログ聴き比べをしたことがあるのですが、参加した人たちの間で、間違いなくニンバスは最も高音質のLPということになりました。(このことを否定する人もいますが、きちんと聴き比べをしてから否定すべきだと思います)

私もいくつかの「試聴会」、「聴き比べ会」に参加しようと思いますが、すでに決めている所を含んで、上記のような考え方に近い所へ行こうと思います。今から楽しみです。

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2009年8月15日 (土)

ビートルズ・リマスターCD国内初回出荷数発表

このささやかなブログへのアクセスが、ここ1カ月ほど凄いので、ひょっとしたら何か起きるかなと思っていたのですが、なんと...

リマスターCD初回出荷100万枚!

「売り上げではなくて出荷数じゃないか」という人もいるかもしれませんが、これは洋楽が売れない今の日本のCD出荷数としては凄い数字ではないかと思うのです。おそらく日本盤だけの数だと思われますので、これに輸入盤を加算するともっと凄い数字が出てくるのではないでしょうか?

ビートルズ偉大なり!!

ニュース・ソースは以下のURLです。

http://bizex.goo.ne.jp/release/detail/65254/

http://www.barks.jp/news/?id=1000051997

http://www.sanspo.com/geino/news/090814/gnj0908142150028-n1.htm

 

                                                    

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2009年8月13日 (木)

政治と宗教とビートルズ

政治に宗教団体が入り込むことは「政教分離」の観点からおかしいということは誰でもわかることですが、私はそれ以上に根本的な問題を含んでいると思うのです。

宗教というものはあくまでも理想を追い求めるもので、妥協の連続である政治とは相容れないものです。一宗教がそのような政治の世界に入り込んでくるということは、その宗教の力の無さ、限界を如実に表しているのではないかと思います。政治の力を借りなければ自分たちの教義の正当性を表現できないということになります。しかし、そのような行動をとればとるほど世間からは受け入れられなくなります。

私は人間には「信仰」は必要なものだと思っています。よく外国人が「日本人は信仰心がない国民だ」といいますが、そんなことはない。初詣で始まり、除夜の鐘を聞いて終わる1年を過ごしている日本人は、生活の中にきちんと「信仰」が組み込まれているのだと思います。そして数多くの宗教団体が存在することも、ある意味では信仰心があることの表れだと考えています。つまり「信仰」とは生活の中で個人の支え、生き方の指針としてもっておくべきもので、それを政治に持ち込むことは大きな間違いだと思っています。

ビートルズの4人は、ジョンを除いてはあまり政治に関わらないですが、リンゴを除く3人はかなり宗教に対してまじめな考え方をもっていると思います。(それはある特定の一宗派という意味の宗教ではありません)

ジョンはかつてインタビューで「イマジンで『宗教なんていらない』と言っているのは、その教義のために戦争を起こしたり、こちらの宗教の方が優れていると主張するものならばいらない、ということなんだ」と語っています。ジョンの宗教観は本当に現代の私たちに教えてくれるものが多いと思います。

ビートルズの4人の中で、ある特定の宗教への信仰心の強かった人はジョージだと思いますが、宗教を深く理解していたのはジョンだと思います。プレイボーイ誌のインタビューで「僕は仏教が改宗を認めていることに感服する」とさえ言っています。枠組みされる宗教に対しては評価していなかった彼が、仏教に対しては「感服する」とまで言っています。そしておそらく彼は、毎日「瞑想」もしていたと思われます。以前のブログで書いたとおり、“Watching the Wheels”は瞑想の時の様子を表現した曲だと思われます。また、アルバム“The John Lennon Collection”のジャケットの裏の写真を見ると、瞑想(座禅)の時のポーズをとっています。

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 ご参考までに、過去のブログをご覧いただければ幸いです。

http://beatles18.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_36dd.html

  

一方、ポールは「(作品の知恵は)体全体をめぐる温かい感覚で、何と言うか背骨からやって来て頭蓋骨を貫き、口から出て行くのだ」というヒンズー教のクンダリーニの覚醒のような発言もしています。娘のメアリーによると、ポールの1日は朝起きた後の瞑想から始まるのだそうです。ポール自身は「朝晩ちょっとだけでも瞑想すると、ゆったりして問題解決の糸口も見えてくる。もし世界中の人が瞑想するようになれば、世界はもっと楽しい場所になるだろう」と語っています。

ジョージは一番宗教的な生活を送っていたと思われますが、1991年に来日した際も、ホテルに閉じこもり、ずっと瞑想していたようです。ジョージの宗教観を最も良く表す言葉は“All You Need Is Love”が作られた時の「僕たちはただ“All You Need Is Love”と歌っている。これはある意味で、みんなが神に関わっているという意味だ」という言葉だと思います。

このようにジョンを始めとしてビートルズの3人(リンゴはどうなのか分かりませんので)は、生活の中に瞑想など宗教的なものを生かしているわけです。ある意味、彼らはかなり「宗教的」な人たちと言えるのかもしれません。

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2009年8月12日 (水)

リマスターCDのレーベル公開

ネット上でリマスターCDのレーベルが公開され始めました。Please Please Meがゴールド・パーロフォン・レーベルなのがうれしいですね。

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 ボックス付属のDVDレーベルです。

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 ブックレット内部はこんな感じです。

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なかなかアートワークは良さそうですね。楽しみです。

    

 情報ソースをお知らせするのを忘れておりました。「ビートルズ音源フォーラム」の野良さんからの情報で、下記のショップからのものです。商品紹介の動画も見ることができます。野良さん、情報ありがとうございました。

QVC "The Beatles Shop"

 

EMIのイベントも詳細(ゲストなど)が決定したようです。

http://www.emimusic.jp/beatles/special/countdownevent.htm

  

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2009年8月11日 (火)

まだまだ止まらないポール!そしてアビー・ロードは永遠に!

雑誌“Rolling Stone”のHPを見ていたら、先ごろ行われたボストン・レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークでのポールの2晩のコンサートが、97年のフェンウェイ・パークの歴史で最も多くの観客を動員したと報じていました。まだまだ止まらないポール!早く日本に来てくださあーい!

http://www.rollingstone.com/rockdaily/index.php/2009/08/10/paul-mccartney-sets-fenway-park-concert-attendance-record/

公演前は「8月6日のチケットが売れ残っている?」なんてネット記事も出ていたようですが、そんな話をぶっとばす記録樹立のようです。

そんなニュースを読みながら、今日はAbbey Roadをレコードでゆっくり聴きました。プロデューサーやエンジニアの間ではSgt. Pepperの方が支持されているようで、ジェフ・エマリックも「サウンドがメロウになってしまった」と言っていますが、それがいいんじゃないですか!Sgt. Pepperは何か聴くとき「構えて」しまうのですよね。Abbey Roadではジョージが名曲を2曲入れていることで、アルバムの1曲1曲に個性が光っており、それでいて後半の曲でグループとしてメンバーが一緒に演奏した時の力量の凄さ(BecauseのハーモニーやThe Endの個々の演奏など)を見せ付けているのが、どのアルバムよりも優れた点だと思うのです。Sgt. Pepperはある意味ポール主導のアルバムですから。ジョージの影も薄いですし。

それにしても、Golden Slumbersを聴いていて、“Sleep, pretty darling, do not cry”のところで涙が出てきてしまいましたよ。これでビートルズが終わりだったことを思うと、この歌のここの詩で、「泣くな」と言われても涙が出てきてしまうのです。今も昔も。

やっぱりAbbey Roadは永遠の最高傑作です。誰が何と言おうと。

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2009年8月10日 (月)

ビートルズ・モノ・ボックス国内発売盤

モノ・ボックスは日本で全て製作され、同じものなのですから、海外発売盤を買った方が断然安価(1万6~7千円の差があります)なのですが、それでも日本発売盤が欲しいという方もいらっしゃるようです。「日本語解説が読みたい」という理由が多いのですが、私は「ほぼ同時に発売される雑誌や書籍の解説の方が詳しいですよ」と答えています。

それでもという方のために、少しでも安価なお店を紹介します。以下のURLで。

http://www.clinck.co.jp/merurido/dtl.php?ky=TOCP71041-53

http://www.jazztrain.jp/shopdetail/062000000043/

35820円ということですので、定価(39800円)で売っている店が殆どの中、一割の3980円でも安いというのは嬉しいですね。これらの店に、EMIがちゃんと品物を卸してくれることを願っています。

モノ・ボックスは全世界分を日本で製作しているのに海外発売盤より高いというのには納得いかない人が多いのではないかと思います。価格を比較するとこんなふうになります。

(8月10日現在のモノ・ボックス海外発売盤と国内発売盤の価格差)

国内発売盤  39800円(定価)                35820円(国内最安値)

海外発売盤  22642円(アマゾンUS送料込み価格)    22642円

差額      17158円                      12758円

※アマゾンUS価格は8月10日現在

ここでリマスターCDに関して情報が入りましたのでお知らせしておきたいと思います。バラ売りの初回限定エコデジパック仕様はメーカー在庫がなくなり次第、CD-EXTRA(映像)なしのシンプルなプラケース仕様になるということ、ステレオボックスについては日本語帯の付かない初回限定エコデジパック仕様になるとのことです。
  

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2009年8月 8日 (土)

第4回TEA PARTY開催

本日8月8日、東銀座「樹の花」において第4回TEA PARTYを開催しました。

今回は「樹の花」での開催ということで、限定20名で、今まで参加してくださった方々に一人ずつ順番にご参加の有無を確認して参りました。そのため、今回は全ての方には声をお掛けできず、誠に申し訳ありませんでした。

今回の日程決定の段階で、8月2日か8日を候補にあげていましたが(どちらも大安)、40年前の8月8日がAbbey Roadのジャケット写真撮影の日だったということで、この日に決定しました。ところが本日、そのことを皆さんに言いそびれてしまいました。(全くドジな私です)

今回のパーティでのクライマックスは最初にやって来ました。30年前の8月4日に、この「樹の花」へジョンとヨーコがやって来た時のお話を、ご主人の成沢弘子さんと息子さんの真樹さんに、詳しくお話しして頂きました。「樹の花」では、紙に書かれたジョンとヨーコのサインはいつも目にしているのですが、今回、何と真樹さんが二人にサインとイラストを書いてもらったTシャツを披露して下さいました。参加者全員が「触る」こともでき、感激の瞬間でした。成沢さん、真樹さん、当時のお話を詳しくお聞かせ頂き、また大変貴重なお品を拝見させて頂き、ありがとうございました!そして、開店30周年、おめでとうございます!

その後、20人の参加者の皆さんに自己紹介をして頂き、懇親会という形で進めていきましたが、皆さんに「思い出の品」をお持ちいただき、ひとりひとりのビートルズへの思いを語って頂きました。ビートルズのリアル・タイムの方、私と同じく解散の頃からのファンの方など、時間差はあってもファンとしての熱い気持ちは同じなのだなあとつくづく感じました。

ポールのHalifaxのコンサートに行かれたむんむんさんからは、公演の様子をお話しして頂き、貴重なお写真まで参加者全員にプレゼントして頂きました。むんむんさん、ありがとうございました!むんむんさんのポールへの「熱い」思いが伝わって来ましたよ。

ビートルズ来日時にビートルズ・ファン・クラブのために通訳として4人に会った会田公さんも、第1回以来久しぶりにご参加頂き、何とビートルズ会見時の未発表写真をご提供下さり、参加者全員にプレゼントして頂きました。会田さん、今回も当時の貴重なお写真をありがとうございました。大切にいたします!

そして、ジョージ・ハリスンのドキュメンタリー映画(監督・マーティン・スコセッシ)の、日本での資料担当をしておられるEthan Green(イーサン・グリーン)さんにも途中から参加して頂き、お仕事の進行状況などをお伺いしました。映画は、早ければこの12月にもアメリカで上映されるとのことでした。イーサンさんは、日本のビートルズ熱の凄さに驚かれた様子で、レコード店にビートルズだけのコーナーがあり、CDなどがたくさん販売されていることに、とても感動したそうです。(アメリカではあまりないことだそうです)

そして最後に、ジャンケン大会でのプレゼントを行い、今回のTEA PARTYを終了させて頂きました。

前ブログでも書きましたが、素晴らしいビートルズ・ファンの方々と楽しい時間を持てることは、本当に幸せなことです。また決してこの会が懐古趣味的なものではなく、これからのビートルズの楽しみ方を提供するものであるようにしたいと思っています。今後ともよろしくお願い致します!!

今回私は全く写真がとれませんでしたので、ringoさん、taishihoさん、ノーバッドさんのブログでご覧下さい。

http://d.hatena.ne.jp/ringo-starr/20090809

http://d.hatena.ne.jp/taishiho/20090808

http://no--bad.blog.so-net.ne.jp/2009-08-12

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2009年8月 7日 (金)

幸福感

今の世の中で「幸福感」を得られることってあるでしょうか?私は、昔はたくさんあったのに、今は本当に少なくなってしまいました。

今から45年以上前の話。小学校低学年の頃の夏休みは、毎年ワクワクしていました。まだ海がきれいだった安房鴨川での海水浴、船橋でザリガニ釣りをしたり、カブトムシ、クワガタを探しにいった日々、本当に楽しかったです。夏休みは「自然」と隣り合わせの日々でした。子供ながら「幸福感」にたっぷり浸っていましたね。カブトムシやクワガタ、はたまたザリガニまで売られていて、それを買って楽しんでいる今の子供たちとは全く違う世界に住んでいました。そして、私の子供の頃はご飯もおいしかった。

当時、私の母の実家は船橋で乾物屋(後に食料品店→スーパーマーケット)を営んでおり、店員のために毎日、曾祖母が竃でご飯を炊いて、味噌汁、おかずも手作りで準備していました。(ご飯は必ずお櫃に移されて、それには網のフタが被されてました)このご飯が美味しかった。薪で炊かれたご飯と味噌汁は、絶対にどんな店、料亭でもまねができないものだったと思います。特におこげで作ったおにぎりはたまらなく美味しかった。食卓の上には山盛りの漬物がいつもありました。店員は代わるがわるやって来て、その漬物をつまみながら談笑し、食事を楽しんでいました。私も夏休みは毎日のようにこの曾祖母のご飯を食べていました。食事の時間はまさに幸福のひとときだったのです。

夏が来るとよく思い出すのはその頃のこと。私にとっては「夏休み=幸福の時」でした。今の子供たちは絶対に夏休みの毎日が「幸福」なんてことないでしょうね。旅行やキャンプをして数日だけ虫をとったり、飯盒で炊いたご飯を食べることはあっても、毎日がこのような生活の夏休みは絶対にないのではないかと思います。今、塾で生徒を指導していて、何か可哀そうになってしまいます。

それでは、今の自分にとって全く幸福感を感じる時がないかというと、そうとも言い切れませんね。ブログを通じて出会えた皆さんとの集まり(TEA PARTY)は、今の私にとっては間違いなく「幸福感」を感じられる時間です。連日10時間立ちっ放しの授業も、この会があるからそれまで頑張ろうという気になれます。始めて1年ですが、本当に素晴らしい方々と出会えて、幸福感を強く感じている次第です。

明日、久しぶりに皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。今回お知らせできなかった方、ごめんなさい!

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2009年8月 2日 (日)

モノ・ボックス収録“Across the Universe”の情報

今、ぼんやりとアマゾンUKのモノ・ボックスの解説を読んでいたら、モノ・ボックスの“MONO MASTERS”に収録される初出音源に関して書かれているのを見つけました。

http://www.amazon.co.uk/Beatles-Mono/dp/B002BSHXJA/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1249191316&sr=8-1

この解説を読んでわかるとおり、間違いなく1969年に発売が予定されていたEP・YELLOW SUBMARINEの未発表ミックス5曲が、今回の“MONO MASTARS”に収録されるとのことです。ということですと、“Across the Universe”はブートでも発表されたことがない、完璧に「未発表」のモノ・ミックス(1968年2月8日録音)の登場ということになります。当ブログで紹介しました、ループ音入りのミックス(1968年2月4日録音、ブートにて発表済)では発表されず、全く別のミックスの登場ということです。マーク・ルーイソンの「レコーディング・セッション」によると、ジョンのトーン・ペダル・ギター、ジョージのマラカス、ポールのピアノ、そしてジョン、ポール、ジョージのハーモニーによるバック・コーラスを入れて完成させたとのことです。ジョンの名曲の未発表モノ・ミックスとなれば、コレクターとしてはこの1曲だけでも「買い」ですね。

ところで、今頃アマゾンUSが価格攻勢に出てきました。モノ・ボックスが229.49ドルです。今のところ最安値です。このままドル安が続いてくれれば、送料を入れてでもかなり安いのでは?現在のレートで、送料込み22731円です。

http://www.amazon.com/Beatles-Mono-Box-Set/dp/B002BSHXJA/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1249193913&sr=8-1

リマスターCDの「音」への期待(個人的には、CDでは初のステレオのアルバム“PLEASE PLEASE ME”を楽しみにしています)と初のモノ音源CDへの期待(特にこの“Across the Universe”の未発表ミックス)を込めて、090909を楽しみに待っていたいと思います。

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2009年8月 1日 (土)

ココログ・デイリー・ランキング初の1位!

ココログ・デイリー・ランキングの音楽部門で、初めてアクセス1位になりました。皆様、本当にありがとうございます!

1位:
ビートルズ・リマスター音源サンプル  from BEATLES ビートルズ☆Abbey Road 40周年☆
アマゾンUSのビートルズのサイトを見ていたら、リマスター音源のサンプル...
2009-07-30 00:54  by JUN LEMON
 
ビートルズ・リマスターCDの販売促進に貢献できたかも?(笑)そう思っていたら、どうやらEMIからのアクセスがあった模様です。ちょっと辛口の内容(CDの値段、限定数の件など)も書いていたので、厳しい目で見られるかなと思ったら、過去の「PLEASE PLEASE ME」の記事を読んで頂いたようです。
アクセスが多いのは、世間のビートルズ・リマスターCDへの注目度の高さをよく表しているのだと思います。

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2009年7月30日 (木)

ビートルズ・リマスター音源サンプル

アマゾンUSのビートルズのサイトを見ていたら、リマスター音源のサンプルが公開されていました。アマゾンのサンプルなので当然そのままの音ではないと思いますが、とにかく公開されたのは初めてですので興味深いです。

http://www.amazon.com/The-Beatles/e/B000APTK6K/ref=ntt_dp_epwcd_T1_0

“Listen for Free”をクリックすると聴けます。

この「小出し」のプロモーションは実に「効果的」ですね。早く聴いてみたいという気にさせてくれます。

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2009年7月27日 (月)

モノ・ボックス限定10000情報の出所

限定10000セットというのが、アメリカ国内での数ということは分かりましたが、そもそもこの10000という情報はどこから出ていたのでしょうか?

どうやらアマゾンUSの表記は、ビートルズの公式サイトのショップ(US)からコピーしたもののようです。(おかしなことに、その公式サイトのショップの表記では、まだ限定10000セット、限定NO入りのまま) お騒がせな情報の出所はここだったようです。ということは10000セットというのは誤った情報ではないとも言えるわけです。(その後、予約状況を見て慌てて増産するかもしれませんが)

http://beatles.fanfire.com/cgi-bin/WebObjects/Store.woa/wa/product?sourceCode=BEAWEB&sku=BEA47213

ところが、同じ公式サイトのUKのショップでは、限定数に関する表記がありません。これは一体どういうことか。アメリカだけが限定10000セットであとは限定数を定めていないということでしょうか?

http://www.digitalstores.co.uk/beatles/productdetail.jsp?MaxHits=12&Category=remasters&productPK=unittest-wZ7SEgX5W5X7UsnjqN3IEb-1

もしそうであれば、最大のマーケットであるアメリカで10000セットというのは非常に少ないと思われますので、おそらくアメリカからイギリス(EU)発売のセットを予約している人は多いと思います。日本販売分を予約する人は殆どいないと思いますが。(高価すぎるから)

アップル、EMIには予約に見合ったセット数の生産を希望したいですね。

本当に入手できるのかどうか、まだまだ心配な日は続きます。

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2009年7月26日 (日)

モノ・ボックス限定10000の情報に関して

アマゾンUSでのBEATLES IN MONO(ビートルズ・モノ・ボックス)の限定10000セットの情報に関して、分かったことをお知らせします。

限定10000セットはUSマーケット内での数とのことです。限定NO.もなくなりました。アマゾンUSにそのような表記が加わりました。

http://www.amazon.com/Beatles-Mono-Box-Set/dp/B002BSHXJA/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1248534804&sr=8-1

そうなると、以前予想した数(アメリカ 10000、EU 10000)もあながち外れていないかもしれませんね。それにしても一番大きなマーケットであるアメリカが10000セットというのは、かなり少ないような気がします。さて日本はどうなんでしょう?

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2009年7月21日 (火)

ビートルズの「隠れた」壮大な力

この時期になるとすぐに思い出すのがジョージが主催したニューヨーク、マディスン・スクウェア・ガーデンでの「バングラデシュのコンサート」です。1971年、当時のパキスタン内戦がもたらした飢餓に苦しむバングラデシュ難民に対して、実にスピーディにチャリティ・コンサートを計画、開催し、コンサート、映画の収益を難民救済のために寄付したこのコンサート。ジョージは寄付だけのためならば、こんな大々的な行事を行わなかったでしょう。世界にほとんど知らされていなかったバングラデシュの惨状を訴えるために、曲まで作って私たちの目を覚まさせてくれました。本来、チャリティとはそうあるべきだと思います。今、何が起きていて、それを解決するためにはどうすればいいのか。「バングラデシュのコンサート」の意義はそこにあったのだと思います。

1年後の8月にジョンが行った「ワン・トゥ・ワン・コンサート」も、大きなチャリティ・コンサートでした。ニューヨークの障害者施設建設のために大きな力となりました。「バングラデシュのコンサート」のほぼ1年後に同じマディスン・スクウェア・ガーデンで行われていることで、いろいろジョンは言われましたが、私は、愛するニューヨークの障害者のために純粋に「何か」をしたいというジョンの気持ちの表れだったのだと思います。

そのほかにもポールがツアーで「地球の友」や「PETA」に対して大規模に寄付活動を行いましたが、現在でもチャリティ・コンサートをポールもリンゴも行っています。

ただ、もっとビートルズのメンバーの凄いところは、表立ったチャリティ・コンサートだけでなく、常に年間で大きな額のドネーションを、公表せずにしているところです。かつて寄付に関してインタビューを受けたポールは「そんなこと表立って言うべきことではないから」と言っていました。「私は寄付をしています」なんて彼らは決して言わない。寄付というものはポールの言うとおり陰でするもので、「寄付している」と公表した瞬間にそれはただの「優越感」になるのではないかと思うのです。

このビートルズの「隠れた」壮大な力を忘れないようにしたいです。

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2009年7月18日 (土)

ポールが止まらない!

アメリカ、カナダでコンサートを続けているポールですが、皆様がご存知のとおり、つい先ごろエド・サリバン・シアターの入り口の屋根で「ルーフトップ・コンサート」を開催しました。この数カ月のポールの活動振りは凄まじいものがあります。

http://www.youtube.com/watch?v=tmot7SvBH_M&hl=ja&fs=1&color1=0x234900&color2=0x4e9e00

当初は単発的なコンサートでしたが、今ではほとんどUSツアー化しています。今ポールを動かしているものは何なのでしょう?口の悪いマスコミは「世界不況によって被った損失の穴埋め」なんていうかもしれませんが、そんなケチなことをポールがやるはずがない。かつてポールは、9・11のテロ攻撃によって沈んでいたアメリカを元気付けるためにツアーを始めました。今、100年に一度と言われる大きな経済不況に陥り、重い空気が立ち込めているアメリカを元気づけること、そして不況によって大きな影響を受ける数々の慈善団体へのチャリティのためということではないかと思うのです。ポールはあまり表立って「チャリティ」ということを言いませんが、年間で彼が寄付している金額はとてつもない額に上るそうです。

ポールの活発な活動の裏には、必ずこのような裏づけがあるような気がします。

それにしても少々忙し過ぎるような気もするのです。ポールが「ゲット・バック・ツアー」を始めた頃、ものすごいスケジュールで一時ドクター・ストップがかかった時もありました。日本公演の前でしたので、とても心配した思い出があります。

私たちの前で素晴らしいパフォーマンスを披露してくれるのは、本当に嬉しいです。でも、健康にだけは気を配って欲しいですね。

といいながら、ひそかに日本公演を期待している私でした。(現金なもんです)

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2009年7月17日 (金)

リマスター・ボックス海外盤はどこの国製?

モノ・ボックスの限定数に気が行っていたら、今度はリマスター・ボックスにもミステリーが!!

今、アマゾンUKを見ていてふと思ったことなのですが、リマスター・ボックスのタイトルに“IMPORT”の表示がありました。アマゾンUSのASINと一緒なので、ひょっとしてアメリカ盤をイギリスで販売するということでしょうか?UK(EU)盤ボックスを探しましたが、何処を見ても見つかりませんでした。ということは、EU盤はバラ売りしかないということでしょうか。

ところが、日本のHMVの輸入盤リマスター・ボックスの説明にはレーベルがEMI UKで、Europe製という表記があります。いったいどうなってるんだろう。今回は何かおかしなことばかりですね。

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モノ・ボックスに関して その4

ようやく日本のアマゾンでも輸入盤(正確には逆輸入盤?)のモノのボックスの予約が開始されました。それを見ると“from US”となっています。これから判断すると、日本のアマゾンはアメリカ発売分を売るということですね。アマゾンUSで限定10000と言っていたのはアメリカ国内販売分のことなのかもしれませんね。となるとUK(EU?)分で10000かな。日本販売分は高くて売れないことを見越しているでしょうから、数千では?

申し訳ありませんが、また皆様を騒がせる数の予想を立ててしまいました。あくまでも予想ですので、ご了承ください。

現時点で、モノ・ボックスだけを購入する場合、一番安いのはアマゾンUSではないでしょうか。モノ・ボックスが239.99ドル、送料が7.98ドルだそうですので、合計で247.97ドル=23275円。

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2009年7月16日 (木)

モノ・ボックスに関して その3

ちょっと「限定数」の話題に疲れてしまいましたので、モノ・ボックスの内容の話題を。

以前、“Across the Universe”の未発表モノ・ミックスが収録されるのではないかということを書きましたが、EMIミュージック・ジャパンのサイトで曲目が発表になっていますので、ご覧下さい。

http://www.emimusic.jp/beatles/special/20090909_2.htm

アルバム“Yellow Submarine”がなかったことで、どうなっているのかと思ったのですが、結局“Mono Masters”に他のアルバム曲とダブらない4曲が収録されることになったようです。コレクターの間では、これがステレオ落としのモノではなく、「真正」モノ・ミックスなのかということが話題になっています。果たして“It's All Too Much”のロング・バージョンが収録されるのでしょうか? http://www.youtube.com/watch?v=w36iYgU2zus

以前話題にした“Across the Universe”のモノ・ミックスも収録されます。この曲は間違いなく未発表バージョンだと思いますが、既に海賊盤で出ているものなのかなと思っています。(詳しくは以前の記事をご覧下さい)

http://beatles18.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/beatles-in-mono.html

話は変わって、HMVでまた輸入盤3種類で30%オフのキャペーンが始まってます。どうなるか分かりませんが、25%オフで買っていた方は、以前記事で書いたとおりの価格差がありますから、変更なさってもよろしいかと思います。

http://beatles18.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-4571.html

うーん、HMVがまだ予約をやっているということは、「初回限定」の表記は初回の予約分+αを製作して終わるということか?それならば予約しておけば心配ないのだが...。

いかん、いかん、また限定数の話題に戻ってしまいました。

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2009年7月15日 (水)

モノ・ボックスに関して その2

モノ・ボックスに関して入った情報をお知らせします。情報元はEMIミュージック・ジャパンです。

まず、限定数で日本発売分(日本盤といっていいのでしょうか)と海外発売分は別のカウントということ。日本盤の限定数はまだ決まっていない。(どういうことだろう?)私が「アマゾン(US)で限定10000セットと発表されているが」と聞いたところ、社員の方はご存じなかったようで、「それはアマゾンでの販売数ではないか」という答え。(これは恐らく違うと思いますが)そして「実際はもっとあるはずです」とのこと。 「結局、限定何セット?」と聞いても数字を把握していない様子。(これで「限定」の意味があるのだろうか?) また日本への輸入盤はUK盤(EU?)扱いとのことです。

何ともはっきりしない答えでした。日本盤に関して、発売まで2ヵ月を切って「まだ限定数はわからない」ということは、予約注文数をみて決めるというようなことなのでしょうか? 海外盤に関してもはっきりした数字はわからないとの答えですので、困ったもんです。

ひとつだけはっきりしたことは、海外盤と日本盤は別カウントになること。この答えに関しては、昨日書いたアマゾンのASINが日本とUS、UKが異なっていて、US,UKが同じだということと一致するような気がします。つまり海外盤はUK発売盤が日本やその他のすべての国へ輸出されるのではないかということ。(もちろん製作は日本ですが)

皆様に満足頂ける内容ではなく、申し訳ございません。EMIミュージックの社員が限定数を知らないのですから、私たちはどうしようもないです。ただ、アマゾンの限定10000セットは根拠なしに記載しているとは思えませんので(アマゾンだけで10000セットというのは信じられません)、UK発売のセットがこの数字なのではないかと思うのですが。

まとめ。 日本発売盤=限定だが数字はまだわからない。  UK発売盤=限定で正確な数字はわからないが、アマゾンのASINからUSとUK発売は同じもの(限定ナンバー入り)。それが10000セット?

大胆予想⇒ 日本発売盤=数千セット(10000セット以内)  UK発売盤=おそらく10000セット

結論として、UKからの輸入盤は品薄の可能性あり(US、UK及び世界の購買者向けに販売される上に安いから)、 日本盤は売れ残る可能性あり(単純に高いから)

蛇足ですが、新たな疑問も涌いて来ました。限定ナンバー入りとのことですが、日本発売盤とUK発売盤で通しなのか、別々なのかということです。或いは日本盤には限定ナンバーが入らないのか。コレクターには興味がある点だと思います。

今のところこんな感じです。結論の部分は私の推測ですので、参考にはならないかと思いますが...。

今後、引き続き情報が入りましたら、お知らせいたします。

 

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2009年7月14日 (火)

モノ・ボックスに関して

アマゾン(US)で発表されたモノ・ボックス限定10000セットの情報で、予想以上の反響があるようです。私もこのブログに情報を記載している以上、正確な内容をつかんでお知らせしなければならないと思っております。

「全世界で10000セット」と記しましたが、日本でのみ製作されることから、日本発売分、海外発売分を合わせた全世界の合計で10000セットということではないかと判断し、お知らせしました。これに関しては明日責任をもって確認致します。日本と世界で別であれば、数的に大分救われるわけですが。因みにアマゾンのいわゆるASINは次のようになっています。

日本    B002FVPL9W

アメリカ  B002BSHXJA

イギリス  B002BSHXJA

ASINはアマゾンの商品番号のようなものですが、何故か日本とアメリカで異なり、アメリカとイギリスでは同じASINが使用されているのです。通常、同じ商品であれば、アメリカでも日本でも同じASINが使われます。ということは、日本と海外盤は別で、限定数も日本と海外で10000セットずつという可能性もあります。

本日のブログ記事で動揺された方、誠に申し訳ございません。正確な情報を確認した上で改めてお知らせ申し上げます。

        

 

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モノ・ボックスの限定数に唖然!

BEATLES IN MONO(モノ・ボックス)の限定数がアマゾン(US)で発表になりました。

何と!10000セット!

これはどういうことになってしまうか。間違いなく、発売後間もなくディーラーによる値段のつり上げが起きますね。

HMVで早めに予約した私も、手に入るかどうか微妙になってきました。HMVの姿勢は「商品を確保できませんでした」とメールを送ってきて終わりですから。

一番確実な入手方法はめちゃめちゃ高い「日本発売」のボックスを買うことになってしまうかもしれません。それも困ったことですが。

今までビートルズのCDボックスにプレミアがついたということはなかったですが、今回は増産しない限りプレミアがつくでしょうね。困った、困った。

ブログ『ビートルズ徒然草』のshadow_pmcさんもこの限定数の話題をお書きになっています。

http://blogs.yahoo.co.jp/shadow_pmc

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2009年7月12日 (日)

サイモン&ガーファンクル偉大なり!

昨日の当ブログへの訪問者数がなんと502でした。このブログ開設以来最高の数字となりました。アクセスのキーワードは「ビートルズのリマスターCD」をはるかに上回り、「サイモン&ガーファンクル」でした。

きっとコンサートへ行かれる方がセット・リストなどの「予習」をしたり、既に行かれた方がコンサートを振り返るためにアクセスして下さっているのだと思います。あの内容だったらしばらくの間、余韻に浸っていたいですよね。

そして、何と7月11日のココログ音楽部門のアクセス・ランキングで2位!これには本当にびっくりです。(因みに1位はマイケル・ジャクソン追悼の記事でした)

サイモン&ガーファンクルの偉大さを改めて知らされた思いです。

アクセスいただいた皆さん、ありがとうございました。またよろしかったら過去の記事もご覧下さいませ。

http://beatles18.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/simon-garfunkel.html

PS 昨日の東京ドームでは「シューズにダイアモンド」にかわって「グレイスランド」をポールは歌ったようです。今後も何曲か変更があるかも。

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2009年7月11日 (土)

サイモン&ガーファンクル日本公演 東京ドーム

7月10日、大学時代の旧友を誘い、サイモン&ガーファンクルの東京ドーム公演に行って来ました。恐らくサイモン&ガーファンクルとしては最後となる日本公演ですので、この眼にしっかり焼きつけ、そしてしっかり耳から脳にインプットして来ようと思っていました。

ドームに入ったのが7時ちょっと前。旧友と久しぶりの再会を喜び合い、間もなく開演。

“OLD FRIENDS~BOOKENDS THEME”を静かに歌い上げる二人。ポール・サイモンとアート・ガーファンクルはこの“OLD FRIENDS”の歌詞の中の年齢、70歳に限りなく近づいてしまいました。この歌で始まってくれたのはとても嬉しかったです。大学時代の旧友を誘った甲斐がありました。

その後、彼らの代表曲を惜しげもなく披露。1993年の東京ドーム公演よりもはるかにアート・ガーファンクルの状態が良く、全盛期には及ばないものの、声は良く出ていました。ポール・サイモンのギターとボーカルは実に巧みで安定したものでした。セット・リストは以下の通りです。

1.  旧友
2.  ブックエンドのテーマ
3.  冬の散歩道
4.  I Am a Rock
5.  America
6.  キャシーの歌
7.  Hey Schoolgirl
8.  Be Bop a Lula
9.  Scarborough Fair
10. 早く家に帰りたい
11. Mrs. Robinson~Not Fade Away
12. Slip Slidin' Away

(アートのコーナー)
13. Bright Eyes
14. A Heart in New York
15. Perfect Moment
16. Now I Lay Me Down To Sleep

(ポールのコーナー)
17. The Boy in the Bubble
18. シューズにダイアモンド
19. 時の流れに

20. ニューヨークの少年
21. コンドルは飛んでゆく
22. My Little Town
23. 明日に架ける橋
(アンコール1)
24. The Sound of Silence
25. The Boxer
(アンコール2)
26. 木の葉は緑
27. いとしのセシリア
(バンド・メンバー紹介)
28. いとしのセシリア

アルバム「明日に架ける橋」の曲、「ニューヨークの少年」は、ポールがニューヨークで録音している時に、アートが映画「キャッチ22」の撮影でメキシコへ行ってしまったことを題材にした曲で、今回のコンサートではアートのバック・コーラスが涙が出るほど美しい。

終盤で私が一番ジーンと来たのが“LEAVES THAT ARE GREEN(木の葉は緑)”でした。アンコール曲としては地味な曲ですが、彼らの初期のこの曲を最後の方で持って来た意味は深いと思います。

アンコールの最後の曲は“CECILIA”。間にメンバー紹介を挟んでのロング・バージョン。大きな拍手に包まれて、アートの「お休みなさい」の言葉で2時間に及ぶコンサートの幕を閉じました。

終わっての感想は、たった1時間で終わってしまった1993年の東京ドーム公演よりもはるかに良いコンサートだったということです。ポールは大きな会場でのコンサートの場数を踏んでいますが、アートは経験が少ないため心配だったのですが、この日は申し分のない歌声を聞かせてくれました。

もし生まれ変わったとしたら、ビートルズとサイモン&ガーファンクルの音楽だけには再び出会いたいと思わせてくれたコンサートでした。

S&Gとして、日本公演後のコンサートのスケジュールは今のところ全くないそうです。ひょっとすると日本を最後の場として選んでくれたのかな。

最後の最後となる札幌公演にいらっしゃる方々が羨ましいです!

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2009年7月10日 (金)

ポールが自サイトでマイケルの遺言に関する噂を否定

ポールが自サイトmccartney.comで、マイケルが遺言に「ビートルズの著作権をポールに返す」と書いていたというのは事実無根、また著作権が戻らずがっかりしていると言うことも全くない、と発表しました。以下全文です。

Some time ago, the media came up with the idea that Michael Jackson was going to leave his share in the Beatles songs to me in his will which was completely made up and something I didn’t believe for a second.

以前、マスコミが「マイケル・ジャクソンは彼の遺言に、ビートルズ著作権の自らの持分をポールに返すと書いているようである」と報じていたけれど、それは完璧に作られた話で、僕は少しも信じなかった。

Now the report is that I am devastated to find that he didn’t leave the songs to me. This is completely untrue. I had not thought for one minute that the original report was true and therefore, the report that I’m devastated is also totally false, so don’t believe everything you read folks!

今では、著作権が戻ってこないことがわかって僕ががっかりしていると報じているけど、これも全く事実ではない。もとになった報道が真実だと思ったことは全くないし、今度の僕ががっかりしているという報道も完全にウソだ。だからみんなは目にする記事は全て信じないで欲しい。

In fact, though Michael and I drifted apart over the years, we never really fell out, and I have fond memories of our time together.

実際には、マイケルと僕は何年も疎遠になっていたけれども、喧嘩はしていなかったし、一緒に過ごした素敵な思い出がある。

At times like this, the press do tend to make things up, so occasionally, I feel the need to put the record straight.

Paul

このような時には、マスコミはウソを作り上げるんだ。だから誤解を正しておく必要があるとも思うんだ。

ポール

でっちあげはどの国のマスコミもやることですが、今回はポールもだまっていられなかったようです。

ビートルズの著作権はどうなるのか?こうなるのでは?と言ったことを論じてもただ虚しいだけですね。なるようにしかならないのだから、あまりファンには関係のないことだと思います。

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2009年7月 7日 (火)

7月7日といえばリンゴ・スター

ビートルズ・ファンになる前からリンゴという人がビートルズの一員だということは知っていました。初めてその名前を聞いたとき、きっと青森出身だと真面目に考えた小学生時代。

ビートルズ・ファンになってから、リンゴの誕生日が7月7日だということを知りました。七夕=星まつりと、スターと言う名前はきっと関係がある、と真剣に考えた中学生時代。

アルバム「RINGO」のアメリカ盤をリアルタイムで購入、ビートルズの全メンバーが揃っていることに興奮し、リンゴの偉大さを改めて知った高校時代。

1989年に武道館にて生のリンゴを見て涙した30代。ビートルズ解散後では、日本でコンサートをやってくれたのはリンゴが最初。

ジョンといっても誰のことかわからない。ポールといっても世の中には大勢いる。ジョージもごく普通の名前(昔「おさるのじょーじ」という絵本をよく読んでいた)。でも「リンゴ」といったらビートルズだとすぐ分かる。

リンゴは凄い! 69歳の誕生日おめでとうございます!

きょうはこの曲を聴いてお祝いします。

http://www.youtube.com/watch?v=5pHb4kk7zTQ

今度日本にポールと一緒に来たら、この曲を演ってください!

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2009年7月 5日 (日)

ジョージのドキュメンタリー映画への資料提供のお願い その2

昨日、ジョージのドキュメンタリー映画のための資料をさがしておられるイーサン・グリーンさんとお会いしました。まだ20代の素敵な方で、話し方からも大変「知性」を感じさせる方です。

まず、イーサンさんに資料を提供してくださる方を紹介しました。その後、イーサンさんから現在の資料の収集状況のお話しがあり、その一部をPCで見せてくれました。(その中にはNHKのアーカイヴもありました)とても和やかな雰囲気の中、話も進み、資料をお持ちいただいた方がイーサンさんへ貴重な写真をお見せすると「素晴らしい!」という言葉を何度も連発していました。

まだまだ集まった資料は多くはないようです。どうか皆様の中で、或いは皆様のお知り合いでジョージの写真を撮った、ビデオを撮影したという方がいらっしゃいましたら、ご連絡をお待ちしております。

何卒よろしくお願い致します。

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2009年7月 4日 (土)

ビートルズ・フィリピン公演のメモラビリア

1966年7月4日は、ビートルズがフィリピン公演を行った日。皆さんもご存知のとおり、当時のマルコス大統領婦人イメルダ主催のパーティに出席しなかったため暴動が起き、やっとの思いで出国したビートルズ一行。4人はそれ以来一度もフィリピンを訪れたことがありません。ビデオ・アンソロジーではリンゴが「フィリピンなんか大嫌いだ」と言っています。ポールもマルコス政権が崩壊したことに関して、「自分たちが正しかったことが証明された」と言っています。

今日は、ささやかですが、フィリピン公演のメモラビリアを紹介します。以前紹介したものもありますが、あまりよく知られていないフィリピン公演の品々です。

Philippines_programまず、公演プログラム。カラーの表紙でなかなかよい感じです。でもやはり日本公演のプログラムが最高だと思いますが。

     

 

Rimg1302次に公演のチラシです。4人の顔は写真ではなく、手描きの絵が使われています。フィリピンの歌手なども掲載され、かなりローカルな感覚のチラシです。

 

    

Rimg1299Rimg1300Rimg1301こちらは当時のステッカー。当初、ARANETA COLISEUMという競技場で開催される予定だったようですが、のちにRIZAL MEMORIAL FOOTBALL STADIUMに変更されます。このステッカーでその変更を見て取れます。

フィリピンでは当時、ポマードからセロテープまで、非公認の商品がたくさん売られていました。現在でも当時のものがオークションで出品されることがあります。それらの中でも上記のステッカーは、不思議と高値で取引きされるのです。

 

まったく関係ないのですが、先日記事として書いた「版権」に関して、知り合いの法律家の話では、法的には「版権」という言葉は存在しないのだそうです。「著作権」という言葉が正しいとのことです。一般的にも、「版権」という言葉は曖昧な言い方で、正しい表現とは思えないとのことです。マイケルのことを書いた記事でまだ「版権」という言葉を使用していましたので、訂正しました。やはり言葉は正しく使わなければ。

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2009年6月30日 (火)

3年前...そしてこれから

3年前の今頃は、ビートルズの来日40周年ということでワクワクしていましたね。あれからもう3年!信じられないスピードで時が流れています。自分の生活環境もガラリと変わってしまいました。これからはどのように暮らしていこうか、と頭の中で計画を練っています。

せっかく東京に住むようになったのだから、ビートルズ(ソロも含む)の来日関連の場所をいろいろ巡ってみたいと思います。未だに場所がわからないところもありますが、ひとつひとつ「探検」するような気持ちで、探し当てたいと考えています。

このブログも3年が経って、いろいろな方と知り合うことができました。その方たちと語り合える大切な時間を、近いうちに持とうと思っています。そしてこれからもこの関係は大切にしたいですね。ブログで知り合えた方と実際にお会いして、ビートルズ談義に花を咲かせることは、何よりも幸せなことです。たいていの場合はブログでのやりとりで終わってしまうと思いますが、それを発展させることが出来て幸せを感じています。

これからのこのブログは、理屈っぽくならないようにしようと思っています。あまりそれが過ぎると、面白くなくなってしまうからです。研究と称して、何かを突き詰めるというのは、自分の性分に合っていないようです。やっぱりビートルズは音や映像で楽しむことが第一だと思っています。

ビートルズ・ファンでかつマイケル・ジャクソンのファンの知り合いから、「マイケルが亡くなったばかりで『ビートルズの版権』がどうなるということは、不謹慎じゃないの?」とズバリと指摘され、全くその通りだと思いました。そういった配慮に欠けることは自分の意に反することなので、削除した次第です。(率直に意見を言ってくれる知り合いはありがたいです)

今はただマイケルのご冥福をお祈りしたいと思います。

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2009年6月27日 (土)

マイケル・ジャクソンのこと

マイケル・ジャクソンの突然の逝去により、多くのブログで彼の追悼記事が綴られています。大分遅れて私も彼への追悼の意味を込めて、ここに自分の思い出、考えを書いてみようと思います。

Rimg1289私がマイケル・ジャクソンを知ったのは“ベンのテーマ”がヒットしていた頃。恐らくその前にジャクソン・ファイブの一員として兄たちと一緒にTVに出ているのを見たことがあったとは思うのですが。この“ベンのテーマ”でのマイケルのボーカルが秀逸で、当時大ヒットしました。13歳の少年に何でこんな情感たっぷりの歌い方ができるのか、本当に驚きでした。この歌を聴くと映画「ウィラード」の続編「ベン」を思い出してほろりとしてしまいます。

 

Rimg1290その後、彼の名前を聞いたのは、アルバム“OFF THE WALL”の頃。ポールがこのアルバムの中の曲に参加していると聞いた頃でした。そしてその後アルバム“THRILLER”の中の1曲“THE GIRL IS MINE”でデュエット。ポールがマイケルとデュエットなんて、当時誰も想像しなかったのでは。

 

Rimg1291Rimg1292その後、ポールのアルバム“PIPES OF PEACE”の1曲“SAY SAY SAY”が大ヒット。でも私はひねくれ者だから、この曲よりも同じアルバム収録の“THE MAN”のほうが好きでした。ポールのファンでなければ、この曲をあまり知らない方も多いでしょう。“SAY SAY SAY”よりもポールとマイケルが「融合」している感じでとってもいい曲です。次のURLでお聴きください。

http://www.youtube.com/watch?v=rXgim4YXLXk&feature=related

この後、マイケルがビートルズの著作権を所有している会社を買い取り、ビートルズの殆どの曲はマイケルの手の中にということになります。このことがきっかけでポールとの不仲が始まります。そして90年代のポールのツアーの際に上映された映画でマイケルが映ると、いくつかの会場ではブーイングが起きたそうです。(日本ではそんなことなかったと思いますが)マイケルはその後、ビートルズの著作権を所有する会社を買ったことを後悔したと吐露したそうですが。

ビジネスという面から言えば、マイケルがやったことは何も悪いことはないのですが、モラルという意味では、ビートルズという聖域を侵したことで、マスコミやファンから批判されるようになったのだと思います。彼は当時、きっと心の中でこのように思ったと推測します。「僕が何か悪いことをしたの?」

大成功した後のマイケルは、数々のスキャンダルにまみれ、恐らく精神的にもかなりすりへってしまったのではないでしょうか。(子供の頃、父親に虐待されていたことが原因ではないかという人もいます)裁判に出廷する時、時間に間に合わないためにガウン姿で出廷したのには、多くの人が「どうしちゃったの?」と感じたはずです。私はこの時のマイケルを見て、彼を支える人はひとりもいないのだろうかと思ったくらいです。

よくプレスリーが孤独だったことを言われますが(そういえば娘のリサ・マリー・プレスリーとマイケルは結婚したことがありましたね)、マイケルも間違いなくひとりぼっちだったと思います。その孤独から抜け出すためのきっかけとして、再起をかけるイギリス公演を計画していたのではないでしょうか。それを思うとあまりにも悲しいです。

正直言って、私はビートルズの著作権を買い取った後のマイケルが嫌いでした。でも彼の本当の姿が見えてきた時、それも許されることなのかもしれないと思うようになりました。恐らく彼のアイドルであったビートルズを「著作権所有」という形で独占したかったのだと。普通の人と違う点は、彼が大金持ちで大きな買い物をしたことですが、ある意味オークションで品物を競り落とすのと似ているような気がするのです。きっとこの考えには反論が出てくると思いますが。結論は彼も熱心なビートルズ・ファンだったということです。

80年代の最大のアーティスト、マイケル・ジャクソンのご冥福をお祈り致します。

(ポールのコメント)

悲しく、ショックを受けています。マイケルと一緒に仕事ができたことを光栄に思っています。彼はやさしい心を持った大変才能豊かな人でした。彼の音楽は永遠に忘れられることはないでしょう。また私が彼と一緒に過ごした時のことはいつまでも楽しい思い出として残ることでしょう。 マイケルのお母さんと家族、そして世界中の数え切れないほど多くのファンにお悔やみを申し上げます。

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2009年6月26日 (金)

CDボックスの話題 「何故HMVは安かったか」

今回のCDボックスの価格で、まだアマゾンが出ていませんが、HMVの30%OFFより安くなることはないのではないかと思います。アマゾンでも30%OFFをするかもしれませんが、HMVに予約した人が大勢いらっしゃると思いますので、アマゾンの戦略としてはあまり安くしないことになるのでは。(20~25%OFF?)

先日HMVを覗いてみたら、「輸入盤3枚で30%OFF」のマルチバイ・キャンペーンが終わっており、今は「輸入盤2枚で25%OFF」のキャンペーンに変わっていました。ということは早く予約した人たちはかなり得をしたことになります。

たとえば、

(30% OFF) MONO BOX 24248円 + リマスター単品2枚 3346円 = 27594円

(25% OFF) MONO BOX  25981円 + リマスター単品1枚  1804円 = 27785円

ということで、何と早めに予約した方が、CDが1枚多くて、尚且つ191円安いという現象が起きています。はじめのキャンペーンは本当に安かったということになります。

単純に、リマスターCDのBOXとMONO BOXだけの価格でもこんなに違います。

(30% OFF)  リマスターBOX  21088円 + MONO BOX  24248円 = 45336円

(25% OFF)  リマスターBOX  22594円 + MONO BOX  25981円 = 48575円

25%でもかなり安いのに、30%OFFというのは本当に安かったということになりますね。何故こんなにHMVは安い価格にできるのだろうか、と考えたのですが、まずHMVがEMI系列のショップであることで、仕入れに強いこと。そして、今回MONO BOXが日本で作られるので、ひょっとするとわざわざイギリスのEMIへ輸送することなしに、そのまま日本に残して販売ということで、コスト削減ができるためではないでしょうか?

これは他のショップからすると「独禁法に触れるのでは?」といいたくなるでしょうね。

但し、HMVといえども心配なことがあります。それは予約に追いつけず、日本向け分が足りなくなることです。以前、ポールのLP“Memory Almost Full”を予約しておいたことがあったのですが、結局入荷できずに、私に届いたメールは「入荷できませんでした」とひとこと。これにはびっくりしました。予約の意味がなくなってしまったからです。今回のMONO BOXは、当ブログにコメントをくださっている路傍の石さんによれば、1万セットが日本の割り当てではないかとのことですので、一応十分ではないかと思われますが、HMVのこと、何が起きるかわかりません。そして日本一国で世界へ出荷するMONO BOX全てを製作するのですから、工場は大変な騒ぎになっているのでは。(皆さんを脅かすみたいですみませんが)おそらく30%引きの早めの予約をした方は大丈夫でしょう。これから購入なさる方は1日も早い方がいいかもしれません。

以前苦い経験があったことと、あまりにも安かったことで不安になってこんな記事になってしまいました。どうかお許し下さい。私の取り越し苦労で終わってくれれば...。

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2009年6月25日 (木)

ジョージのドキュメンタリー映画への資料提供のお願い

一昨日、スティーヴ・マックルーアさんを通じて、ジョージのドキュメンタリー映画製作に携わっているイーサン・グリーンさんからメールをいただきました。現在製作が進行中のジョージのドキュメンタリー映画用の資料を探しておられるとのこと。日本におけるジョージ(1966年ビートルズ来日時及び1991年来日時)の、特に今まで発表されていない映像や写真を探しておられるそうです。1966年は厳しいかもしれませんが、1991年にはジョージに会って写真を一緒に撮られた方もいらっしゃるのではないかと思います。どうか、ジョージの映画が素晴らしいものになるように、ご協力くださいますよう、私からもお願い申し上げます。ご協力頂ける方は、下のコメント欄にご記入をお願い致します。

イーサンさんからのメールは以下の通りです。

日本のビートルズ・ファン及びコレクターの皆様:

グローブ・ストリート・フィルムズでは現在、近く公開予定であるジョージ・ハリスンのドキュメンタリー映画のための資料を探しております。日本におけるジョージ・ハリスンの珍しい映像、画像、特に未公開の写真、未公表の資料を探し求めております。そのようなメディア、資料をご提供いただける方は、このブログのJUN LEMONさんを通じて、私、イーサン・グリーンまでご連絡ください。どうかよろしくお願い申し上げます。

ご参考までに、映画に関しては、次のURLのサイトの記事をご覧下さい。

http://www.variety.com/article/VR1117972815.html?categoryid=16&cs=1

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2009年6月22日 (月)

Beatles in Mono “Across the Universe”モノ・ミックス

まだ発売が2ヵ月以上先なのに、今回のリマスターCDとモノ・ボックスの話題は多くのサイト、ブログで話題沸騰状態です。今日はそんな中で、モノ・ボックスの目玉になると思われる内容についてのお話しです。

リマスターCDの方に話題が行きがちだった今回のリリースも、次第にモノ・ボックスへの期待が盛り上がってきたような状況です。そのモノ・ボックスの中の1枚“Mono Masters”に関してまだ詳細は発表されていませんが、これから必ずや話題を呼ぶことになると思います。その理由のひとつとして、“Across the Universe”のモノ・ミックスが収録されていることがあげられます。このミックスは1968年、シングル“Lady Madonna”のB面曲として用意されていたのですが、ジョンが出来具合に納得せず、結局ボツとなり、代わりにジョージ初のシングル曲となる“The Inner Light”がB面に収録されることとなったのです。

マーク・ルーイソンの「レコーディング・セッション」によると、Across the Universeは1968年2月4日と8日にレコーディングが行われました。4日のレコーディングでは、ファルセット・ハーモニーが必要とのことで、EMIスタジオの外にいた二人のビートルズ・ファンの女の子、リジー・ブラヴォーとゲイリーン・ピースをスタジオ内に連れてきて、高音のコーラスをさせます。(二人はスタジオに入れただけでなく、録音にも参加したということで興奮しきっていたとのこと。当たり前ですね)

このあと、ビートルズはこの曲のために3種類の実験的な効果音を録音したようです。ひとつは15秒のハミング、あとの二つはギターとハープのような音で、テープ・ボックスには両方とも「逆回転にすること」と書いてあるそうです。

Rimg12852月8日にもいろいろと音作りが繰り返され、シングル用のモノ・ベスト・ミックスが完成しますが、結局ジョンがシングル曲から外したいと言い出しボツとなります。その後、『世界野生動物基金』のためのチャリティー・アルバムにAcross the Universeは収録されますが、モノではなく、鳥の効果音が入ったステレオ・ミックスになっています。=Past Masters収録。

Rimg1287Rimg1286_2このモノ・ベスト・ミックスが今回のモノ・ボックスの1枚である“Mono Masters”に収録されるのではないかと予測されます。ただし、いまだにその内容は謎のままです。かつてブートCD“Ultra Rare Trax Vol. 3や最近出た“Revolution Take...Your Knickers Off!”に収録された、鳥の効果音なしで女性のボーカルがあり、それにループ音(テープ逆回転音)が入っているものがありましたが、これもモノですので今回の「候補」のひとつでしょう。(でもこれだと新鮮味がないですね)

いずれにせよ、“Let It Be...Naked”でお終いと思われた“Across the Universe”のバリエーションが、もうひとつ加わることになります。アルバムLet It Beのフィル・スペクター・バージョン、Past Mastersの鳥バージョン、Anthologyバージョン、Let It Be...Nakedバージョン、そして今回のMono Mastersバージョンで、合計5種類ということになります。

このAcross the Universeのモノ・ミックスに関してはあまりまだ騒がれていないのですが、ネットでいろいろ見たところ、路傍の石さんのブログでは私よりも1ヵ月以上も前に記事をお書きになっています。(Across the Universeだけでなく全曲の予想もされています)路傍の石さんの先見の明には脱帽です。次のURLでご覧下さい。

http://blog.livedoor.jp/mickbanzai/archives/51214147.html

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2009年6月19日 (金)

NHKラジオ「懐かしのポップストップ10」

先週自分のメールが読まれたNHKラジオ「懐かしのポップストップ10」ですが、今日6月19日も放送があり、1972年の特集でした。この年も懐かしい曲がたくさんありますので、メールをNHKに送ったら、またまた読まれてしまいました。ひょっとしてリスナーは私しかいないのではないかと思ってしまいました。(笑) この番組のとてもいいところは、一曲、一曲をフルにかけてくれることです。同じNHKのカメさんの番組もいいのですが、フルにかかることはあまりなく、途中で切られてしまいます。ですからゆっくり曲を聴きたいという皆さんにはこちらの番組をお奨めしたいですね。ただし、金曜夜8:05から野球中継がない時だけの放送ですので、番組のHPでご確認ください。

http://www.nhk.or.jp/r1/pops10/

1972年というと、この年の初めはドン・マクリーンの「アメリカン・パイ」、ニルソンの「ウィザウト・ユー」、そしてその後、二ール・ヤングの「孤独の旅路(Heart of Gold)」、ギルバート・オサリバンの「アローン・アゲイン」など数多くの名曲が生まれた年です。

みんな懐かしい曲たちですが、高校入試直前でも聴いていた「アメリカン・パイ」や「ウィザウト・ユー」は絶対に忘れられない宝物のような曲です。ビートルズ解散後、シンガー・ソング・ライターが台頭してきた1971~1972年のヒット曲は、私がリアル・タイムで聴いていたこともあり、ビートルズの曲と違った思いがあります。それは曲と一緒に当時の思い出がよみがえるからだと思います。ちょうどカーペンターズの「イエスタデイ・ワンス・モア」の歌詞のように。

「アメリカン・パイ」のビデオです。

http://www.youtube.com/watch?v=iMlzfpwJZuc

こちらは「ウィザウト・ユー」

http://www.youtube.com/watch?v=7hZI6qJBvDE

1972年、全米ヒットチャートNO.1の曲はどの曲だか、お分かりでしょうか。日本ではそれほどヒットしなかった、ロバータ・フラックの「愛は面影の中に(The First Time Ever I Saw Your Face)」です。ロバータ・フラックは「やさしく歌って(Killing Me Softly With His Song)」が日本での大ヒット曲ですが、この「愛は面影の中に」も素晴らしい曲です。日本でヒットしなかったのは、少々おとなしすぎる曲だったからでしょうか。アメリカでヒットした理由はこの曲の歌詞にあるのかもしれません。その歌詞に情感がこめられたロバータの歌声は本当に素晴らしい。数年前に行った六本木の「スウィート・バジル」という小さな会場で、目の前でロバータが歌ってくれたこの曲は感動的でした。

「愛は面影の中に」のビデオはこちら。

http://www.youtube.com/watch?v=nI7gzXz1cHo

今後、この番組は1973年、1974年と進んでいきますので、70年代の曲に思い出がある皆様、どうぞお聴きになって青春時代にタイム・スリップしてみてください。

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2009年6月18日 (木)

祝・ポール67歳の誕生日/YESTERDAY特集

ポールの67歳の誕生日の今日、このブログも少し内容を考えてみました。

ビートルズの作った曲は後世に残っていくものと思いますが、特にポールが作ったこの YESTERDAYは、100年後、200年後もきっと歌われている曲ではないかと思います。ポールの67回目の誕生日をお祝いし、彼の偉業を称えるために、今日はこのYESTERDAYの大特集を!!

まず最初に、世界各国のシングル盤をご紹介します。(イギリス盤のみEP)

Rimg1266本国イギリスではシングルがリリースされなかったYESTERDAYですが、世界の殆どの国でシングルが発売されました。左上はアメリカ、下はイタリア、右上がオランダ、下が西ドイツ。

 

Rimg1268こちらは、左上がベルギー、下がデンマーク、右上はノルウェー、下がイギリスEP。イギリスではEPと、その後EXPORT(輸出)盤が製作されます。アメリカでもリリースされたのに何故本国イギリスではシングルが出なかったのか?ポールがひとりで作ってしまった曲なので、ビートルズとして出すことに躊躇した(他のメンバーの気持ちを考えて、敢えてリリースしなかった)のではないかという噂もありますが。

 

Rimg1270こちらはスウェーデンのスリーブ色違い4種類。スウェーデンはこの色違いスリーブが多いです。

 

Rimg1269 ピクチャー・スリーブが作られなかった国もあります。左上がトルコ、下がオーストラリア、右上はインド、下がギリシア、そして真ん中がフィリピンです。国によってカップリング曲がACT NATURALLYだったり、DIZZY MISS LIZZYだったりします。

 

Rimg1273こちらは珍しいレッド・パーロフォン・レーベルのフィンランド盤。レトロな感じがいいですね。

   

   

Rimg1271Rimg1272 シングル盤の紹介最後はイギリスの他国への輸出盤。各国のこのYESTERDAYシングル盤はモノを収録していますが、このモノの音源は途中“Now I long for yesterday”のところでエコーがかかります。ステレオ音源にはこれがありません。ですから、日本盤はエコーがかかりません。日本でのこのモノ・バージョンは1980年代にモノLPが発売されるまで待つことになります。(9月9日発売のモノ・ボックスのHELPにこのバージョンが収録されています)

 

Rimg1274Rimg1275Rimg1276次に、大英図書館所蔵、ポール直筆YESTERDAYの原稿のレプリカが、大英図書館のお土産として販売されていたことがあります。シングル・レコードのスリーブのサイズで、I WANT TO HOLD YOUR HANDの原稿レプリカとセットになっています。

 

ここでちょっとyoutubeを。YesterdayのAnthology versionとTV番組“Blackpool Night Out”のライヴです。このBlackpool Night Outのリハーサルにおいて、ポールとジョンの間でこの曲に関してもめごとがあったそうです。その関係でジョージもポールを皮肉って「ビートルズのスタイルとは違う曲を。リバプールのポール・マッカートニーです。“Opportunity knocks”!!(「絶好の機会が!!」=当時のイギリスの新人発掘TV番組名)」と紹介しています。ステージにはポールひとり。また終わったあとでジョンが「合格おめでとう!」という意味か、花を持って来ますが、ポールに渡した瞬間、花の部分をジョンが持って行ってしまいます。これもポールへの当てつけかもしれません。それを見て、ジョージはニコリともしません。単なるジョークならば笑うはずなのに。以上のように当時この曲をめぐっては、かなり微妙な状況だったようです。

http://www.youtube.com/watch?v=drrgHMPWPTA

http://www.youtube.com/watch?v=ONXp-vpE9eU

 

Rimg1277Rimg1279次は、スコア(楽譜)のリトグラフです。ジョージ・マーティンの依頼により、モントセラット島の火山噴火による災害復興のためのチャリティ用として、ポールが協力した500枚限定のリトグラフです。かなり本物に近く製作されていて、コーヒーのシミまでそのまま再現されています。

Rimg1280Rimg1281作者名はPaul McCartney, John Lennonとポールの自筆でサインされ、編曲したGeorge Martinの名が続き(これもポールの筆跡です)、その下になんとMozart(モーツァルト)と書かれています。これもポールの筆跡なので、この曲の出来栄えにかなり満足して彼が書いたものでしょう。後年、オノ・ヨーコがインタビューで「ポールはモーツァルトなんかじゃない」と辛辣に語っていましたが、私はこの1曲だけでもポールはモーツァルトに匹敵するといっていいと思っています。何故なら、先に書きましたが、モーツァルトの曲とともにこの曲も100年後、200年後に必ず鑑賞され、演奏され、歌われていると確信するからです。

Rimg1282このスコアを書いた日付が1965年6月17日(ポールの誕生日の前日)となっていますが、レコーディングは6月14日に行われており、この日はリミックス作業がされたはずなのですが。

 

 

Rimg1283最後に写真を1枚。これは音楽史上初めて、YESTERDAYがアメリカのTV、ラジオの放送で500万回以上かけられたことを祝して、1988年にポールにその証明書が手渡された時のものです。500万回というと時間にして25万時間、1日ずっとかけ続けても28年かかるとのこと。現時点では既に700万回を超えているそうです。この記録は数あるビートルズの記録の中でも、おそらく絶対に破られないものではないかと思います。(因みにカバー・バージョンは3000を超えているそうです)

ポールの67回目の誕生日をお祝いして、この偉大な曲(評論家の投票では必ずこの曲が蔑ろにされるのですが)を振り返ってみました。

ポール、誕生日おめでとう!! そしてこんなに素晴らしい曲を本当にありがとう!!

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2009年6月17日 (水)

イタリア・シングル盤スリーブの魅力

Rimg1262「 ビートルズのシングル各国盤で、最もきれいなスリーブはどこの国のものか?」そんな疑問を持つ人は...いないでしょうね。(笑) ビートルズのコレクションの仕方で、なかなか各国盤のシングルまで手を出せないのが実情だと思いますが、もしシングルをスリーブで集めるならば、このイタリア盤は避けて通れません。殆どがカラーのスリーブで、大変きれいなものが多いからです。芸術の国というお国柄が良く出ているのではないかと思います。写真は左上からPlease Please Me(アメリカVJ盤を輸入して、スリーブはイタリアで製作)、その下がAnd I Love Her、右上はLong Tall Sally、その下がI Should Have Known Better。

Rimg1263

紙の質はあまり良くないのですが、中にはレアな写真を選んで、とてもきれいに作られたものが少なくありません。これが当時出ていたとなると、イタリアの女の子たちの購買意欲をそそったのでは?写真左上はTicket To Ride、その下がPenny Lane、右上がYellow Submarine、その下がAll You Need Is Loveです。個人的にはこのAll You Need Is Loveの写真の構図が気に入っています。

 

Rimg1264上段がHello Goodbye(白と青のスリーブ2種、白の方がレア)、下段左がOb-la-di, Ob-la-da、右がHey Judeです。

  

Rimg1265上が Let It Beのプロモ盤(イタリアのプロモ盤はこのようにレーベルが見えるように真ん中を丸くくりぬいています)左が珍しいAll Together Now、右がThe Long And Winding Roadです。色の使い方ではAll Together Nowが大変きれいです。スリーブ製作に手を抜かず、いい仕事をしているのがこのイタリア・シングルの特徴です。            

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2009年6月11日 (木)

今回のCDボックスの意義を考える

アクセス10万を昨日達成しました。この数日はリマスターCDボックスとモノCDボックスに関連するアクセスが非常に多く、思っていたよりもかなり早い10万アクセス達成でした。皆さん、今度のCDボックスにはかなり興味をお持ちなのだなあと思いました。

そこで、くどいようですが、このボックス・セットの意義を考えてみました。「意義」を「価値」と変えてもいいのですが、そうすると何か金儲けがからんでくるようなので(笑)やめました。

Remastered_cd_box まずリマスター・ステレオCDボックスですが、先日も少しだけ書きましたが、映像「DVD」が付いてくること。単品で買うと、各アルバムに収録されている映像はQUICK TIME PLAYERで再生可能のものだということですので、パソコンで再生するということになるのでしょうか。そうなるとボックスのDVDの意味が出てきますね。次に価格に関して、単品ではUSアマゾンで買うアメリカ盤が安いのですが、その合計金額(送料を入れると28000円ほどでしょうか)よりもHMVの割引で買うボックスの方が、かなり安い値段で全アルバムを揃えられるわけです。そしてもちろん「良い音質」になったビートルズの曲をまとめて楽しめることが、このボックスの魅力ですね。

Beatles_in_mono_2次にモノ・ボックスに関して。基本であるモノのCDでのリリースは大変意義があることだと思いますが、HMVのサイトを見ると、やはりリマスターCDボックスの方がモノ・ボックスよりも予約が多いようです。まだまだモノの重要性が認識されていないのかなと思ってしまいます。ビートルズのエンジニアだったジェフ・エメリックが「REVOLVERやSGT. PEPPER'Sはモノを聴くべきだ」と言っているように、モノはステレオよりもたっぷり時間をかけ、レコーディング・スタッフが必死になって制作したものなのです。(この点を理解してください、皆様)SGTまでは「モノこそ真のビートルズ」と言っても過言ではありません。ミックス違いという意味では、SGTのいくつかの曲はステレオとはかなり違うミックスですし、WHITE ALBUMの“While My Guitar Gently Weeps”などはエリック・クラプトンのギターがステレオより数段いいと思います。(音も違うし、エンディングも長い)HELP収録の名曲“Yesterday”は途中でエコーがかかってかっこいいです!モノを購入しない人はこれらを永遠に聴かないということになるかもしれません。極端な言い方をしてしまえば、リマスター・ステレオCDを聴いてもミックスの違いはないわけですから、出てくる音は今までと同じものです。(音のレベルがアップし、クリアになっているかとは思いますが)

Beatles_box_mono一般の人がモノに手を出さない理由のひとつに「モノはコレクター、マニアのもの」という先入観があるのではないでしょうか?そしてその考えを「後押し」するようにEMIミュージックがサイトの解説でこんな馬鹿げた書き方をしています。

「もうひとつのボックス・セットは、コレクターを念頭に置いて制作された。それがモノラルのリリース用にミックスされたビートルズのレコーディングを集大成した『The Beatles in Mono』だ」

「何を言ってるんだろう!」と思いましたね。この解説を書いた人はわかっていないなあ。「コレクターを念頭において制作」?モノってそんなものではないですよ。それからそんな宣伝の仕方をしてしまったら、みんな興味を持たなくなってこのモノ・ボックスを買わないですよ。マーケティングの言葉としてはどうなんでしょうか。

モノはビートルズの「オリジナル音源」という位置づけでもいいのではないかと思います。1960年代半ばまではモノが主流で、先ほども書きましたとおり、エンジニアはモノに時間をかけ、力を入れて制作したのですからそれを聴かない手はないと思います。モノCDボックスが今回リリースされる意義は本当に大きい。ビートルズのCDが1987年に発売されてから陽の目を見ることがなかったモノ音源が、ようやくこうして復活したのですから、リマスターCDの陰に隠れてしまうことがないように、と切に願っています。

結論として、できればモノCD・ボックスを先に出して、そのあとにリマスター・ボックスをリリースして欲しかった。モノ音源のもつ意味が埋もれてしまう可能性がある。それから一度にこんなに高いもの買えないでしょ!EMIさん!APPLEさん!(ゲームまで出すというのだから、まったくもう!〔笑〕)

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2009年6月 9日 (火)

STEREO OR MONO: THAT IS THE QUESTION.

リマスター・ステレオCDのボックスとモノのボックスの予約が始まってから、同様の質問を何回も受けます。それは「リマスターのステレオCDボックスとモノCDボックスとでは、どちらを買ったらよいでしょうか?あるいは両方買うべきでしょうか?」というものです。そこで、今日はズバリお答えしたいと思います。

1.ある程度お金に余裕のある人は両方を買った方がいいでしょう。

2.予算が厳しい人はモノCDボックスを買いましょう。

3.あまりこだわりのない人はリマスター・ステレオCDボックスを買いましょう。

以上です。理由は次の通り。

1の理由。

①リマスター・ステレオCDボックスは、やはりファースト・プレスのボックスということで意味がある。バラ売りのものとは少々形式が違う点も考慮に入れる。(ボックスは映像が1枚にまとめられる。バラ売り単品は1枚、1枚に映像が入っている。いわゆるエンハンストCD)

②モノCDボックスは限定なので、売り切れたら手に入らないから。そしてビートルズのボックスの場合、後に高値で取引される可能性があり、「あの時買っておけば良かった!」ということになりかねないから。

2の理由。

リマスター・ステレオCDボックスは、ファースト・プレスにこだわらなければ、限定ではないのでいつでも手に入る。万が一発売終了になっても、バラで揃えればいい。それに比べて、モノCDボックスは限定で売り切れたらお終い。つまり買うのは今しかないかもしれないということ。またCDとしては初めて登場のモノ音源が多いこと。特にSGTとホワイト・アルバムのステレオとの音違いは聴く価値あり。さらに、聞いたところによると、MONO MASTERS収録の“Across the Universe”のモノは初出の音源だとのこと。これらの観点から、強いて言えばモノCDボックスの方が買う価値があるといえるでしょう。

3の理由。

とくに音源などにこだわらないのであれば、リマスター・ステレオCDボックスで十分です。

最後に購入の仕方です。先日記事にしましたとおり、HMVでは輸入盤3点購入で3割引となりますので、これを利用しない手はありません。3点も買えないなんて言ってないで、頭を使いましょう。グループでボックスを購入するのです。友達にはボックスでなくてもCD単品でもいいわけですから、何とかお願いして協力を仰いでみてください。リマスターのボックスが定価より9037円、モノのボックスで定価より10392円も安くなりますので、この方法が一番です。アマゾンなど他店がどのくらいの値段で発売するかわかりませんが、現在のところHMVでのグループ買いがベストです。

蛇足ですが、ビートルズのステレオとモノ音源の違いを簡潔に説明しているQ&Aがありますので、ご覧下さい。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1425042764

以上です。ご参考までに。

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2009年6月 8日 (月)

Klaus Voormann “A Sideman's Journey”

Voormanクラウス・フォアマンのファースト・アルバムが7月にリリースされます。ビートルズのリマスター盤の話題で陰に隠れてしまった感がありますが、内容はとても期待できる素晴らしいものになりそうです。

 

まず、ポールとリンゴが参加していること。次のURLでメイキング・ビデオを見ることができます。

http://www.youtube.com/watch?v=ELwfVR7yKCg

彼らのほかには、Yusuf (Cat Stevens)、Dr. John、Jim Keltner、Joe Walshなど超豪華陣です。

ポールの自宅のスタジオで一緒に録音したFats Dominoの“I'm in Love Again”は、そのあとに、LAにいるリンゴがドラムをダビングしたそうです。

ビデオを見る限り、楽しそうなレコーディング風景で、クラウスが所属していたManfred Mann(現The Manfreds)のメンバーとのレコーディングでは、「同窓会」的な雰囲気が漂っています。

CD、DVDとブックの豪華ボックス・セットのほか、CDとアナログで発売される予定です。

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2009年6月 7日 (日)

Beatles Long Card Box With Bonus DVD & Beatles In Mono予約開始

HMVのサイトを見ていたら、もうリマスター盤ボックスとモノ・ボックスの予約が始まっていました。輸入盤を3点買うと大幅な値引き(3割引き)になるとのことで、まだ購入していなかったジョージのベスト盤を含めて、めでたく3点、割引き価格完了です!

モノ・ボックスは日本での製作が決定したとのことで、価格が非常に高くなっています。以下、HMVでの価格をお知らせします。

Beatles Long Card Box With Bonus DVD  30125円(一般価格)→21088円(割引価格)

Beatles In Mono  34640円(一般価格)→24248円(割引価格)

詳細は以下のURLで。

http://www.hmv.co.jp/news/article/904090097/

確かに日本の印刷技術や箱の製作技術はしっかりしていると思うけど、はっきり言ってモノ・ボックス高すぎです!

日本の製品が海外に出されて、また戻ってくる形になりますが、きっとこのHMVで買う「輸入盤」の方が安いと思います。果たして日本発売のボックスを買う人っているのだろうか?先日記事にしたとおり、日本盤は単品でも海外盤より現時点で1000円以上高いのですからね。

あとは9月まで円高基調が続くことを願っています!

PS   アマゾンのサイトでUS盤のSOMETHINGのシングルCDが2010年の1月に発売となっていました。これって、いったい?

http://www.amazon.co.jp/Something-Beatles/dp/B00004ZLB8/ref=sr_1_27?ie=UTF8&s=music&qid=1244352714&sr=8-27

あっ!HELPも出ていました。

http://www.amazon.co.jp/Help-Im-Down-Beatles/dp/B00004ZLB2/ref=sr_1_8?ie=UTF8&s=music&qid=1244354225&sr=1-8

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2009年6月 6日 (土)

ビートルズの運命の日

47年前の今日、6月6日は、ビートルズがEMIスタジオ(現アビー・ロード・スタジオ)でオーディションのための初レコーディングに臨んだ日です。この日もビートルズを語る上できわめて重要な日なのですが、一般にはあまり知られていないエピソードがあります。

Rehearsal_1962まず、レコーディングに現れたビートルズをひと目見て、ジョージ・マーティンはそそくさと食堂へお茶を飲みに行ってしまったという事実。黒革のコートを着て、髪を垂らした、ひょろひょろの4人組(この時のドラマーはピート・ベスト)を、彼は恐らく偏見の目で見て、「あまり関わりたくない相手だ」と思ったのかもしれません。つまり、ビートルズ育ての親、5人目のビートルと言われているジョージ・マーティンは、あるきっかけがなければ、世界で最も有名なプロデューサーにはなれなかったということです。(もともと新人ミュージシャンのオーディションはレコーディング・エンジニアのノーマン・スミスに任されていたようですが)

Norman_smithその「きっかけ」というのは、マーク・ルーイソンの「レコーディング・セッション」によると、この日のレコーディング・エンジニアであるノーマン・スミスがLOVE ME DOを聴いている時にはっとすることがあり、テープの「ボタン押し」であるクリス・二ールにジョージ・マーティンを呼びに行かせたことです。ジェフ・エメリックの「ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実」では、ノーマンではなくクリス・ニールがビートルズにすっかり興奮してジョージ・マーティンのところまで行った、ということになっていますが。今となってはノーマンとクリスのどちらかということは知る由もありませんが、少なくとも彼らのうちどちらかが気が付かなければ、ジョージ・マーティンはビートルズの才能に気が付くこともなく、ビートルズも世に出ることがなかったのではないかということなのです。

George_martinその後マーティンはそのセッションの指揮を執り、終了したあとで録音機材についてあれこれとビートルズに説明したようです。それに対して彼らは何にも反応を示さず、マーティンは「何か気に入らないことでもあるのか?」と問い詰めます。そこでかの有名なジョージ・ハリスンの「うん、あんたのネクタイが気に入らない」という言葉が発せられたのでした。その後は、ビートルズの発するジョークに、スタッフは笑いどおしだったとのこと。「涙が出るほど笑った」とはノーマン・スミスの弁。

レコーディングでは、BESAME MUCHO、LOVE ME DO、P.S. I LOVE YOU、ASK ME WHYの4曲を演奏しています。その中のLOVE ME DOが運命の曲だったようです。そしてその日にスタジオにいたEMIの職員が、ビートルズのその後の運命を決定する役割を果たした訳です。6月6日は、ビートルズにとってまさに「運命の日」だったということになります。

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2009年6月 2日 (火)

Abbey Road の話題 その2 「コレクターズ・アイテム」

「Abbey Road の話題 その2」です。今回は「コレクターズ・アイテム」を紹介致します。

Rimg1081Rimg1084 世界で最初に発売されたビートルズのCDは、この写真のAbbey Road日本盤CDです。発売されてからしばらくの間、レコード店でよく見かけましたので、「そのうち買おうかな。まずはCDプレーヤーを購入してからだな」と思ってのんびりしていたら、いつの間にか店頭からなくなってしまいました。そんな時、職場の同僚が「俺、持っているからあげるよ」と言ってくれ、1枚手に入りました。写真は帯付き、及びステッカー付きのAbbey Roadの日本盤CD。ステッカーは当時、シールドの上に貼り付けてあったはずなので、これは開封したあとにステッカーを剥がしてケースに貼り付けたと思われます。この帯付きとステッカーが付いているシールドのCDは高値で取引されます。それでも以前より安くなったような気がしますが。

Rimg1083そしてその後、このCDには“CBS SONY”プレスがあることを知り、探しておりましたが、それも思っていたより簡単に入手できました。写真はそのCBS SONYの文字が入っているAbbey RoadのCDです。

   

Rimg1085Rimg1087次に、以前も少しだけ紹介しましたUKのREEL-TO-REEL TAPEのモノです。このAbbey Roadが発売された頃は、REEL-TO-REEL TAPEを聴く人は、だいぶ減っていたのではないかと推測されます。また、ステレオが普通になった時代なので、モノのテープを敢えて聴く人は殆どいなかRimg1089Rimg1090_2 ったのでは。それ故に、このUKのモノ・テープは現存数がかなり少なく、入手困難になっているわけです。因みにUS盤のテープはステレオのみです。

   

Abbey Roadはレコードのジャケット(表示のエラーや、アップル・ロゴの位置がずれたもの)が騒がれますが、実際にはかなりの数があるので、コレクターズ・アイテムと呼べるものかどうか。でも、このCD(帯付き、ステッカー付き)とREEL-TO-REELはそう呼ぶのにふさわしい品目であると思います。

先日もお伝えしましたが、本日「日刊ココログ」の方で、当ブログを紹介していただきました。ココログ事務局スタッフの方々に厚く御礼申し上げます。

http://guide.cocolog-nifty.com/

 

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2009年6月 1日 (月)

Give Peace A Chance

Rimg1074_2Rimg107540年前の今日6月1日は、プラスティック・オノ・バンドの“Give Peace A Chance”がレコーディングされた日です。ジョンがシングル・レコードとしてビートルズ名義では出さなかった最初の曲ということになります。ところが、作曲者はLennon-McCartneyとなっている「不思議な」レコードです。写真はUKのオリジナル・シングルとそのスリーブです。

Rimg1076Rimg10771970年のアメリカ映画「いちご白書」で、この曲が使われています。ジョンが歌うオリジナルではありませんが、とても印象的に使用されていますので、興味がある方はどうぞ一度ご覧下さい。因みにリンクさせて頂いているringoさんのブログで「いちご白書」が取り上げられています。写真はパーロフォン・レーベルの南アフリカ盤“Give Peace A Chance”です。

Rimg1078Rimg1079Rimg1080 この曲のことを「最初のラップ」と言う人もいますが、そういったカテゴリー化はともかく、当時ジョンがストレートに「平和」について表現し、そのメッセージを語りかけるように歌にしたということで、このような形式になったのだと思います。写真は左から日本盤、イタリア盤、そしてドイツ盤のリイシューです。(リイシューを載せたのは、このスリーブの写真が気に入っているからなのです)

ポールもよくこの曲をコンサートでジョンへのトリビュートとして演奏していますが、とてもパワフルな感じで歌っていますね。日本ではまだ演奏されていませんので、今度来日したらぜひやって欲しい1曲です。きっと会場全体で大合唱になると思います。

核兵器を持つことでしか自国の存在を示せない愚かな国への強烈なメッセージとして、今日この曲を紹介しました。

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2009年5月30日 (土)

The Ballad of John and Yoko

Rimg1067Rimg1068Rimg1069 40年前の今日、イギリスで“The Ballad of John and Yoko”がリリースされました。ジョンとポールだけで録音されたこの曲は、マーク・ルーイソンの『レコーディング・セッション』によると、2人が大変仲良く、のりにのったレコーディングだったようです。レコーディング中、ジョンがドラマーのポールに対して「テンポを少し上げてくれ、リンゴ!」と言えば、ポールはギタリストのジョンに「OK、ジョージ!」と返事をするようなやりとりがあったそうです。写真はUKシングルのレーベルで、左から“Sold in U.K.~”入りのソリッド・センター、“Sold in U.K.~”なしのプッシュアウト・センター、そしてラージ・ホール(ジューク・ボックス用)の3種。

Rimg1070Rimg1071Rimg1072エンジニアのジェフ・エメリックも彼の著書『ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実』の中で、「素晴らしいセッションだった。全てがうまく行き、ミスも全くなく、魔法のような時間であった」と述べています。二人に喧嘩などなく、大変リラックスしていて、とても上機嫌だったようです。何とヒットチャートに“Get Back”がまだ1位にあるうちにリリースされ、ビートルズのUKオリジナル・シングルとしては初のステレオでのリリースということになりました。もちろんNO.1を記録。写真は左からUS盤、スペイン盤、デンマーク盤のピクチャー・スリーブです。

以前、京都の大学に通う教え子と京都で会った時、「先生、この間、自分たちのバンドで『ジョンとヨーコのバラード』をやったんですよ!」と話してくれました。この曲を選曲する若い人たちって少ないのでは?さすが私の教え子です。(笑)その子は大学を卒業した後、熊本で言語聴覚士として活躍しています。大変優しい心の持ち主で、その仕事を選んだのがとてもよく理解できるのです。自分はどうしようもない教師なのですが、生徒たちは立派な子達が本当に多いです。英語の授業で毎回ビートルズの曲を聴かされ、歌わせられた彼らの心には、いつしか「人を大切にする気持ち」が宿っていたのでしょうか。ビートルズの曲とはそういうものなのかもしれませんね。いつまでもそのような生徒たちを陰で応援していこうと思っています。私に出来ることはそれだけなので...。

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2009年5月29日 (金)

Abbey Road の話題 その1 「イタリア盤」

年頭の挨拶で、Abbey Roadについて書いてから、その後ほとんど記事にしていませんでしたが、ようやくこれから数回にわたってマニアックな内容を書いていこうと思います。

Rimg1063 第1回目の今日は、アナログ“Abbey Road”イタリア盤の話題。年頭の挨拶でも書きましたとおり、イタリア盤のファースト・プレスにはとんでもない内容が収録されています。

Rimg1064A面最後の曲“I Want You”は突然音が切れて終わるはずなのに、このイタリア盤ファースト・プレスでは何とフェイド・アウトしていくのです。この突然切れてしまうというアイディアはジョンによるものですが、イタリアEMIはその意図が分からず(途中で突然切れるのがあまりにもおかしいと思ったのでしょう)、「フェイド・アウト」という編集を施してしまうのです。そのために時間もやや短くなってしまっています。よくこんなことが許されたものです。というより、ビートルズ(特にジョン)にはイタリア盤のことなど情報が入っては来なかったのでしょう。

Rimg1065これからビートルズのレコード・コレクションを始めようとする方々にアドバイスですが、Abbey Roadは音的にはミックス違いがほとんどありませんので(ブラジル盤のモノなどはステレオをモノ化したものです)、このイタリア盤のような編集の仕方が異なるもの(それも少ないのですが)を集めてみてはいかがでしょう。というのは、そのようなものでも年々入手困難になって来ているからです。現時点でも、UKオリジナルよりはるかに入手困難なのです。イタリアのファースト・プレスは写真のようなレーベルで、STEREO/MONOの表示があります。マトリックスを確認しなくとも、このレーベルで見分けがつきます。但し希にSTEREO/MONOの表示がないレーベルでもフェイド・アウト・ヴァージョンが収録されていることがあります。私もかつて1枚所有していました。しかしそれは購入する時に必ず音を確認して頂きたいと思います。

Rimg1066 因みにマトリックスは手書きでA面が04243-A-12-9-69-I、B面が04243-B-12-9-69-Iです。くどいようですが、セカンド・プレス以降では“I Want You”はフェイド・アウト・ヴァージョンではなく、通常の途中で途切れるヴァージョンに変わっていますので、購入の際にはくれぐれもご注意を。

このイタリア盤の値段ですが、海外のオークションではまだ40~60ドルくらいだと思います。もっと安く落札できることもあると思います。ですから送料を考えても、日本で買うならば、1万円程度までなら「買い」でしょう。1万5千、2万、3万となっていたら絶対「パス」です。

実はこの“I Want You”のフェイド・アウト・ヴァージョンにはもう1種類あります。メキシコ盤のEPですが、モノラルで収録されています。音はレベルがかなり低いのですが。

Abbey Roadにはいくつかの思い出があります。中学2年生の時に集め始めたビートルズのレコードの中で、4番目に購入したアルバムで、中学3年生当時とても気に入っていて毎日のように聴いていました。特に“Here Comes the Sun”が好きな曲でしたので、何回もかけて、ジョージと「一緒」に歌っていました。“Something”と“Here Comes the Sun”は英語の勉強にもなりました。“All I have to do is think of her.”という文は高校2年の文法で習いましたが、その2年も前に私はジョージ・ハリスン先生から習っていたのでした。

もうひとつの思い出は、このAbbey Roadは私が唯一、女の子に貸したビートルズのアルバムであったことです。千葉の中学校で3年生の時、クラスメートでうちのそばに住んでいた渡辺公子ちゃんという娘に「Abbey Road買ったんだって?お願い、貸して!」と言われて、野郎どもには絶対に貸さなかったこのレコードを、彼女にはいとも簡単に貸してしまったのでした。

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2009年5月27日 (水)

Simon & Garfunkel日本公演の歴史を振り返る

ウドーから7月のサイモン&ガーファンクル東京公演のチケットが届きました。大満足の席です。あとは新型インフルエンザで公演が中止にならないことを祈るばかり。先日も書きましたが、大学時代の旧友を誘おうと思っています。文字通りのOLD FRIENDS コンサートです。因みに今回の東京ドームのアリーナは通常とは違った席の配置で、13ブロックが真ん中だそうです。ですから、アリーナAの13ブロックが最良の席ということになります。AとBの11~15ブロックあたりがかなり見やすい席ではないでしょうか。

実は、自分はS&G関係のコンサートはかなり行っていて、全てではないですが今でも当時のコンサート関係のものが残っています。

       

Rimg1030 これはポール・サイモンが1974年に初来日することを告知したキョードーの葉書。これを見たときふるえましたねえ。何としてでも見たいという気持ちになり、チケット取りの作戦を練りました。高校2年の1月のことです。実際の来日公演は4月でしたので高校3年になっていましたが。

Rimg1048Rimg1035兄から聞いたのだと思いますが、東京有楽町そごうビル内の後楽園サービスセンター・チケット売り場が穴場ということで、発売日の朝5時に起きて有楽町まで行き、開門を待ちました。拍子抜けしたのは、誰も並んでいなかったこと。間違いなく「穴場」でした。(笑)私が来た1時間くらいあとになって男性2人組が並んで、その後は徐々に増えていき、最終的にはかなり長い列ができていました。チケットを見ると当時の武道館では「アリーナ」ではなく、「地階」と言っていたことがわかります。

Rimg1033Rimg1034

プログラムは現在のものよりもかなり大きく、内容も文章が多く、読ませるものが多かったです。肝心の武道館でのコンサートは、公演前にポールが手に怪我をして大丈夫かと心配されましたが、ギターでは顔がそっくりの弟のサポートを得て、とてもいいコンサートでした。オープニングは「僕とフリオと校庭で」だったと記憶しています。ウルバンバ(フォークローレ・バンド)とジェシー・ディクソン・シンガーズ(ゴスペル・コーラス・グループ)がとても印象的でした。

 

Rimg1037Rimg1041次はいよいよ1982年のサイモン&ガーファンクルとしての初来日公演です。運のいいことにこの年に私は会社を辞めて、教員免許取得のために大学に学士入学していました。ですから整理券をもらうために並ぶ時間がしっかりあったのです。写真は左が新聞告知、右が整理券、前述の大学時代の友達と彼の弟、そして当時のクラスメートたちと一緒にコンサートを見ました。後楽園球場の5月11日のチケットを取ったのですが、当日雨が降らないことを願っていました。(東京ドームと違って屋根無し球場だったのですよね)

Rimg1046

Rimg1040

Rimg1042チケットです。当時はまだコンピューターによるプリントアウトではなく、きちんと印刷されていました。ウォークマン(まだカセットテープ)全盛の頃で、チケットフォルダーにコンサート・スポンサーであるソニーのその広告があります。チケット裏には、後楽園球場の座席案内が印刷されていました。

Rimg1052

Rimg1043 左はプログラム。ディスコグラフィーや2人に関することがびっしり掲載されていました。これと比べると、今のコンサート・プログラムはかなりヴィジュアル的になりましたね。コンサートは、自分にとって初の屋外コンサートで特に81年のセントラル・パークのコンサートをビデオで見ていましたので、何かわくわくした気持ちに駆られました。初夏の爽やかな風の下、かなり盛り上がったコンサートでしたが、私個人としてはアートが“Bright Eyes”を歌った時にジーンと来ましたねえ。この右の写真は雑誌「FMファン」の切抜きだったと思います。大阪球場(当時は南海ホークスの本拠地)での公演だったのに、ポールが阪神タイガースの帽子を被っているのには思わずニヤリとしてしまいました。

 

このあと、たしか88年だったと思いますが、アート・ガーファンクルが来日して、ボズ・スキャッグズ、ビリー・ジョエルなど一緒にコンサートをやっていましたが、これには行けませんでした。

 

Rimg1050Rimg1057Rimg10551991年には、東京ドームでポール・サイモンのソロ公演が開催されました。先日も書きましたが、台風の影響もあってアリーナ席はガラガラで、係員がアリーナの端っこの席に座っている客をどんどん真ん中の席へ誘導していました。写真はチケット半券とプログラム。オーディエンスの乗りもあまり良くなく、ポールが無理して「東京ドームが揺れてきた」と言っていましたが、アリーナに空席が目立ったのにはがっかりしていたでしょうね。

 

アートの初めてのソロ公演は1992年の中野サンプラザでした。このコンサートへは行ったのですが、当時のチケット半券が見つかりません。この頃はまだアートの声もよく出ていました。オープニングは“Heart in New York”だったと思います。S&G時代の曲も良かったのですが、ソロの曲が秀逸でした。

 

Rimg1059Rimg10581993年には2回目のサイモン&ガーファンクルとしての来日公演がありました。これははっきり言ってひどかった。前座で南こうせつが30分ほど歌ったあと、サイモン&ガーファンクルの出番はたった1時間ちょっとでした。直前にポール・マッカートニーのコンサートを同じ東京ドームで見ていたので、本当に物足りなかったです。アートの調子も悪そうで、全然声が出ておらず、ポールが心配そうに見つめている時もありました。こうして振り返ってみると、東京ドームはサイモン&ガーファンクルにとって鬼門のような気がします。(今年は大丈夫だろうか?)写真はチケット半券とプログラム。プログラムは慌てて作った感じがするものでした。

 

Rimg1053

Rimg10542回目のアートのソロ・コンサートは1994年。写真はチラシとチケット半券。聴く方も慣れてきて、リラックスした雰囲気だったことを憶えています。アートもかなりリラックスしていて、いい感じのコンサートでした。

 

アートは1998年にも日本でツアーをしています。この年は私はオーチャード・ホールへ行きました。この年は、自分にそっくりの(特に髪の毛が)子供をステージに上げ“Feelin' Groovy”を歌わせて、終わると「あれは一体どこの子だ?」とジョークをかましていました。この当時の半券も紛失してしまいました。

 

Rimg1061Rimg1062Rimg1060最近では2001年にアートのコンサート・ツアーがありました。オーチャード・ホールで見ましたが、この頃自分は少々マンネリ気味で、チケットもコンサート間近にとった2階後方のA席という「気合い」の無さ。(笑)

 

そして、いよいよ今年7月、サイモン&ガーファンクル16年ぶり3回目の来日公演となります。二人ともオセアニア・ツアーのあと、元気でやって来て欲しいです。

年齢的にも最後の来日公演と言われています。東京ドーム7月11日分はソルド・アウト。10日分はまだ販売されているようですので、どうか多くの方々見ていただきたいと思います。音楽的にもビートルズと並ぶと言って過言ではない、この伝説のデュオを、日本で見る最後の機会になると思われますので。

 

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2009年5月25日 (月)

Flowers in the Dirt

久しぶりにコレクションの記事を。

今からちょうど20年前(もうそんなに経ってしまったんだなあ)の1989年5月、ポールの“Flowers in the Dirt”が発表されました。80年代のポールのアルバムの中では、私が一番気に入っている一枚です。その理由は秀作ぞろいだからです。その証拠として、ここに“Flowers in the Dirt”関係のレコード、CDをご紹介したいと思います。

Rimg1011_2  これは国内盤としてはポールの最後のアナログとなった「フラワーズ・イン・ザ・ダート」。CDがあたりまえの時代となり、このアルバムはあまりプレス数が多くなかったようです。

 

Rimg1012 こちらはUKのプレス・キット。LPジャケットよりやや小さ目のフォルダーに、写真、プレス・リリース、CD、ブックレットが付いています。

 

Rimg1013アルバムからのファースト・シングル“My Brave Face”です。CD、12インチ、7インチ、カセット・テープのフォーマットでリリース。写真真ん中右側のUKプロモCDは比較的レアだと思います。(左のUSプロモCDは数が多い)下方左は日本盤プロモ7インチです。レギュラーでは7インチの日本盤は発売されませんでした。

Rimg1014 こちらは“This One”。UKオリジナルでは8つのフォーマットで発売。内訳は3インチCD、5インチCD、7インチ、7インチ・ボックス、12インチ3種類、カセット・テープ。コレクターはひたすら「辛抱」でした。写真真ん中左はUSプロモCD、その下は日本盤7インチ(これもレギュラーでは発売無し) 

Rimg1015 “This One”の続きです。上の写真の12インチとはカップリング曲が異なるレコード2種類です。その下はClub Lovejoys Mixのテスト・プレス。

 

Rimg1017さあ、佳境に入ってまいりました。(笑)ポールの作品の中で(というよりおそらく世界で)最もフォーマットの種類が多い“Figure of Eight”です。9種類のフォーマット(7インチ、12インチ3種類、3インチCD2種類、5インチCD2種、カセット・テープ)で発売。もうコレクターの我慢の限界で、ここでコンプリートを諦めた人も多いのでは。このフォーマットの多さはちょっとやりすぎだと思います。写真一番上はブラジルの12インチ。A面が33回転、B面が45回転というもの。下の左側はUSプロモCD(7インチ・バージョンと12インチ・バージョン収録) どんどん行きます!

Rimg1016_2 “Figure of Eight”UK12インチ3種類です。下の黄色いジャケットは盤にエッチングが施されているもの。因みにこの曲は、私のお気に入りではありません。ですから、9種類ものフォーマットで発売されて、本当にいやいやで集めました。(笑)

Rimg1018 アルバムから4曲目のシングル・カットの“Put It There”。 フォーマットは減りはしましたが、それでも4種類(7インチ、12インチ、CD、カセット)。12インチにはポールの描いたイラストがついていました。このシングルには未発表だった“Mama's Little Girl”と“Same Time, Next Year”が収録されましたが、もう既にブートで知られていた曲ですので、新鮮味はありませんでした。因みに“Same Time, Next Year”は映画のテーマ曲として使われる予定だったのが、没になっていたもの。ブートで初めて聴いた時は、「いい曲だ!」と思いました。

Rimg1019 もう一息です。(笑) 写真は“Ou Est Le Soleil”の12インチのイタリア盤(上左)、フランス盤(上右)、アメリカ盤(下左)、とUSプロモCD(Shep Pettibone Edit)、UKプロモ12インチです。UKではシングル・カットはありませんでした。

 

Rimg1020 ようやく終わりになります。最後はプロモ盤を。上左は“Party”(アルバム未収録ですが、このアルバムのセッションで録音され、「ワールド・ツアー・パック」にオマケとしてついていました)、上右は“Good Sign(Groove Mix 7:22)”。この曲は“This One”のシングルに収録されましたが、このロング・バージョンはプロモのみ。真ん中はUSプロモCD“We Got Married”、そして7インチ・シングルはスペイン・プロモの“Distraction”です。“We Got Married”と“Distraction”の2曲は全くシングル・カットされていませんが、プロモ盤として製作されていたわけです。

プロモも含めて、1枚のアルバムからこれほど多くのレコード、CDが発表されたものは他には存在しないと思います。ギネス・ブックに載ってもいいくらいですね。

ひとつだけ言えることは、前述の通り、この“Flowers in the Dirt”には秀作が多いということ。ですから、たとえシングル・カットしないでも、プロモーション用にどんどん発表していったのではないでしょうか?私もお気に入りの曲が多く、“This One”、“We Got Married”、 “Put It There”、“How Many People”、そして“Motor of Love”がお気に入りです。皆さんのお気に入り曲はこのアルバムにはありますでしょうか?

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2009年5月19日 (火)

“TEA PARTY”の由来

今まで3回開催してきた“TEA PARTY”ですが、ビートルズと“TEA PARTY”に何の関係があるの?という質問にお答えします。

まず、昨年7月に第1回TEA PARTYを開催した場所が東銀座「樹の花」でした。ジョンとヨーコが静かな場所を求めて、今からちょうど30年前に訪れたとても素敵な喫茶店です。ブログで知り合った皆さんと楽しいひと時を過ごそうと思い、小さな「ビートルズの集い」として始めたTEA PARTYでした。

そして、ビートルズには実はお茶が似合うのです。彼らはアビーロードのEMIスタジオでレコーディングしていた時に、休憩時間には必ずと言っていいくらいお茶を好んで飲んでいたようです。イギリスだからといってしまえばそれまでですが、それを差し引いても彼らの「お茶好き」は相当なものだと思います。というわけで、「ビートルズに似合うのはお酒ではなく、お茶だ!」との結論に至り、この会を“TEA PARTY”にした訳です。

人がお茶を飲んでいる時は、心落ち着いて、ゆったりした穏やかな気分で過ごせる。その時に「ビートルズ」を話題にすれば、心から楽しめる時間が過ごせるのではないかと考えます。ビートルズは何も「構えて」鑑賞したり、「研究」したりするものではないのではないかと最近思うようになったのです。それはそれで楽しいとは思いますが、ビートルズはもっともっと気軽に楽しむものなのではないかと。何も大袈裟に「愛」、「平和」と言わなくとも、お茶を楽しみながら、気持ちが通じ合う人たちとビートルズについて語り合うことが大切なのではないか、最近そのように強く思うようになりました。でも別にビートルズ研究やトークショーなどを否定するわけではありませんので。そういう形式を楽しいと思う方もいらっしゃるのですから。

今、“TEA PARTY”という名称にしてつくづく良かったと思っています。今、新たなTEA PARTYを準備中ですが、原点の「樹の花」へ戻って、ゆっくり流れる時の中で、ビートルズ・ファンの皆さんと楽しくお話ししてみたいと願っているところです。

お茶でも淹れるとしますか。ポールの“English Tea”を聴きながら。

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2009年5月 2日 (土)

「ラジオ深夜便」4月23日放送の内容再録

先日記事にしましたNHK「ラジオ深夜便」4月23日放送のビートルズに関する内容を、常に放送内容をチェックなさってブログ形式で掲載しておられる“くろあしまる”さんから送っていただきました。(くろあしまるさん、ご丁寧にありがとうございました!)

内容は以下の通りです。

広島県の元船員のありたさん72歳の方からなんですけれども、
『昭和36年ごろ、1961年頃、イギリスのリバプール港に上陸して街に行ったとき、ライブハウスの4人組が人気の出る前のビートルズでした。ポールマッカートニーのギターを覚えております』
と書いてくださいました。
船員さんはこんな経験されているんですね。デビュー前のビートルズのライブハウスでの演奏を聴かれているという貴重な体験をされています。
広島県のありたさん、有り難うございました。
  
1961年なのでポールがベースではなく、「ギター」というのも頷けます。是非お話を伺いたいと思っています。

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2009年4月30日 (木)

「ラジオ深夜便」4月23日放送分のお便り(広島県「ありた」さん)の情報を!

先日、作曲家の船村徹がビートルズに会った最初の日本人ではないかということで、このブログの記事にしましたが、その後ある情報があり、訂正しなければならなくなってきたようです。

4月23日のNHKラジオ「深夜便」のロマンチック・コンサート ヴィンテージ・ロック『ザ・ビートルズ初期の作品から』で、広島県の「ありた」さんという方のお便りが読まれました。その内容は、昭和36年(1961年)に船員だった「ありた」さんがリバプールに寄港し、まだデビュー前のビートルズを見たというものでした。これには驚き、早速NHKに手紙を書いたのですが、「個人情報なので、連絡をとることも、住所を教えることもできない」というつれない返事でした。無理を承知でNHKに丁重に手紙を書いたのですが、それでも断られてがっくりしました。心の中で「NHKではなくて、『ケチ・ケチ・ケー』だ!」なんて思ってしまいました。(笑)今の時代、個人の情報を知ることの難しさを再認識しました。

このブログをご覧になっている方で、広島県の「ありたさん」をご存知の方がいらっしゃいましたら、どうかご連絡をお願い申し上げます。しっかりと御礼をさせて頂きます。

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2009年4月27日 (月)

Simon & Garfunkel最後の日本公演

3月の終わりに、小学校時代の旧友と再会したことにあわせて、サイモンとガーファンクルの“OLD FRIENDS”をこのブログで紹介しましたが、それから間もなく彼らの7月来日のニュースが報じられました。そして早くも25日にチケットの一般発売があり、久しぶりに電話予約に挑戦ということになりました。電話予約をするのは何年ぶりだろう。最近はネット予約ばかりで電話予約の「スリル」を味わっていませんでしたが、今回はちょっと拍子抜けしました。

UDOの特電チケット販売が午前9時30分からということだったので、仕事の合間にチャレンジ!数回リダイアルしたあと、9時35分頃つながりました。そして無事予約完了。昔、電話予約では苦労したことが多かったので、5分で繋がるなんて拍子抜けしてしまいました。でも今のチケット販売のシステムをよく知らないので、いい席が来るのかどうかは、到着するまで全くわかりません。

恐らく最後のS&G日本公演になると思うので、とても楽しみにしているのですが、私にとっては3回目(ソロを含めると9回目)の彼らのコンサートということになります。

1974年にポール・サイモンの初来日公演(武道館での最高に良いコンサートでした)に行ってから、82年にはS&Gの後楽園球場での「屋外」コンサートを体験、そしてその後、アート・ガーファンクルの公演は4回、ポール・サイモンの91年の東京ドームにも行きました。(ドームでの公演は台風の影響もあって、アリーナにだいぶ空席があり、端っこの席にいた私は係員に「ここの席、見づらくないですか?あちらへ移られませんか?」と声を掛けられ、ラッキーなことにアリーナ中央のかなり前の席で見ることができました)そして1993年、ポール・マッカートニーの公演が終わってから数日してS&Gのドーム公演がありました。この時は少々不満が残りました。南こうせつの前座があり、その後休憩を挟んで行われたS&Gのパフォーマンスは何と1時間ちょっとだったのです。2時間以上が普通になっていた海外アーティストのコンサートで、「S&Gが1時間はないだろう!」と思いましたね。

今回のコンサートは、S&Gの最初の来日公演(後楽園)に一緒に行った、大学時代の親友と行こうと思っています。それには深い理由があるのですが、とにかく昔を思い出しながら、S&Gの最後の日本公演を楽しんでこようと思います。親友のためにも、チケットがいい席であることを祈っているのですが。

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2009年4月19日 (日)

エレイン・ペイジが歌う“HOT AS SUN”

もうニュースなどでご存知の方が多いかもしれませんが、今YouTubeで4300万回を越える再生のビデオがあります。イギリスのタレント発掘番組“Britain's Got Talent”に、47歳の女性スーザン・ボイル(Susan Boyle)さんが出演した時の模様のビデオです。

ステージに登場した時、その風貌を見て「何でこの人が?」というような感じで会場からは落胆のため息が漏れます。審査員が「夢は何ですか?」と質問すると、「エレイン・ペイジのような歌手になりたい!」と屈託なく応答します。聴衆からは嘲笑が漏れます。

その彼女が一旦歌い始めると...。その結果は次のURLでご覧下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=vMVHlPeqTEg&NR=1

スーザンさんが言っていた「エレイン・ペイジ(Elaine Paige)」はミュージカルが好きな人なら誰もが知っている女性歌手(ミュージカル女優)です。

ミュージカル“Cats”の曲“Memory”での彼女のボーカルは世界を魅了しました。

http://www.youtube.com/watch?v=s96NZoeDs68

実は彼女はポールのアルバム“McCartney”の中の1曲“Hot As Sun”をカバーしているのです。

Rimg0977Rimg0978アルバムの中ではインストゥルメンタルでしたが、エレイン・ペイジは何とティム・ライスによる歌詞付きで歌っているのです!残念ながらYouTubeにはビデオがありませんでしたので詳しく紹介できませんが、トロピカルな曲調になっていて、とても楽しい感じで歌われています。ポールが書いたインストゥルメンタルの曲が、他の人に歌詞を付けられて発表されるというのは大変珍しいケースでは?以下のURLで少しだけ試聴できます。

http://www.ongen.net/search_detail_track/track_id/tr0001000724/

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2009年4月17日 (金)

ビートルズのリマスターCDの価格 その3

このブログをご覧頂いている方々の中には、どうしてそんなに価格に拘るのかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。今日はそれにお答えすることにしたいと思います。

これはあくまでも私の感じたことなのですが、アメリカに比べて日本では、ビートルズの若いファンが増えているようには思えません。それは日本の若い人たちの洋楽離れと関係があるのではないかと推測しています。いわゆるJ-POPしか聴かない若い人たちがどんどん増えているのではないかと思うのです。英語圏におけるアーティストの多様化により、60年代、70年代のような「誰もが聴く」アーティストがいなくなったことが原因だとも思うのですが、いずれにせよ、この傾向は何か「特別」なことが起きなければ、大きく変化することはないのではないでしょうか。

その「大きな変化」として期待されていたのが、ビートルズのCDリマスター化であり、低価格のビートルズのCD、デジタル配信なのです。今回の日本盤の価格設定では、若い人たちはそっぽを向くでしょう。(進展していないデジタル配信も価格が心配です)まだ一度もまともにビートルズを聴いたことがない人たちにとって、2600円のCDを何枚も買わなければ全曲揃えられない環境では、「それなら聴かなくてもいいや」となってしまうのではないかと思うのです。そうなると「1」や「赤盤」「青盤」を聴いて「おしまい」という図式になってしまうのです。私が思うには、「1」「赤盤」「青盤」は「サンプル盤」のようなものです。そこでビートルズ体験が終わってしまうということは、本当のビートルズを知らずに終わるということに他ならないのです。

(この不況の時代に)若い人たちが1枚ずつコレクションしていけるだけの価格設定は、それだけ重要なことだと思うのです。どんなにビートルズの偉大さをトークショーなどで語っても、個人的にどんなに「聴いてみなよ」と勧めても、彼らが買えなければそれでおしまいです。もしこの9月に価格を下げることが不可能ならば、その後にディスカウントをしてくれることを祈っています。ビートルズの音楽は、低価格にしても、その音楽的価値が低下することはないのですから。

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2009年4月16日 (木)

ビートルズのリマスターCDの価格