日記・コラム・つぶやき

2009年11月26日 (木)

銀行から帰って来て

今日、銀行である光景が目に付きました。円をドルに替えるATMに大勢の人が並んでいるのです。為替相場の掲示板を見たら1ドル=86円とのこと。何でも14年ぶりの円高だということで、それに反応した人たちが「ドル買い」に走ったようです。かなり年配の人が多く、海外旅行の準備という風ではありませんでしたので、一種の「小さな投資」、「お小遣い稼ぎ」なのかもしれません。

そこでふと思ったことが、アメリカの国状です。アメリカは大借金国で、国債を他国に買い支えてもらっている(特に中国と日本に)のが実情です。アメリカは特に中国に大量の国債を買い支えてもらっている状況では、関係をそこねることができず、チベットなどの人権問題には口を噤んでしまった感があります。ちょっとこわいことは、中国の軍事力はあと数年でアメリカを上回るということ。国際経済のみならず、軍事力においても圧倒的な力を持ってくることに、大きな不安を抱いている国は少なくないのでは。

アメリカの没落と中国の隆盛がはっきりと浮かび上がってきたわけですが、そんな中でドルを買うなんてこと、私にはとてもできません。上記のような状況ではまだまだドルは下がる可能性があるからです。もうアメリカ主導の世界は終わりを告げているのかもしれませんね。

そんな中で、日本はおかしな政権が「仕分け」なんて馬鹿げたことをやっていて、全く「前へ」進めていません。多くのノーベル賞受賞者も怒りをあらわにするほど、本当にいい加減な「パフォーマンス」です。これは民主党がマニフェストの公約を実現するためのお金がないからやっていることで、ただそのためだけにどんどん予算の削減をやっている。文部科学省関係の予算も次々に削減されています。教育分野でお金をかけない国に発展はありません。教育に力を入れる国こそ、世に貢献できる人材を輩出できるのだと思います。日本の今までの成功は、明治、大正の教育の成功によるものだと、多くの人たちが言っていますね。

そうこうしているうちに、お隣韓国はODAの貸し出し国になる旨、表明した模様です。(他国の資源獲得が裏にあると言われています) したたかです。

銀行で見た光景から、いろいろ考えが浮かびましたが、この国はアメリカ以上に「没落」しかねない所に差し掛かっているのかもしれません。現政権が続く4年間でしぼんでいくこの国の姿しか見えない...。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月17日 (火)

高島屋が「ビートルズ福袋」、そしてまだリマスター...。

高島屋が553万4900円で「ビートルズ福袋」を販売するとのことです。

果たして買う人はいるのだろうか?詳細は以下のURLで。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091116-00000021-fsi-bus_all

  

HMVからは、「クリスマス・パック」なるものが販売されるという知らせ。何かと思ったら、4枚のリマスターCD(Ruuber Soul, Revolver, Sgt. Pepper, Abbey Road)をセットにしたものとのこと。EMI、まだ売ろうとしているのですね。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/3714073

  

それからリマスターCDガイドがまた出ます。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/3715560

森山直明さんがお書きになった本だから、かなり詳しくてマニアックだと思うのですが、もっと早く出して欲しかったですね。私は本屋で立ち読みして終わりかな。それにしても、9月に出た、ミュージック・マガジン社のCDガイドは一体何だったのだろう。(私はもちろん買いませんでしたが)リマスターCDとは殆ど関係ないものでしたよね。

| | コメント (14) | トラックバック (0)

2009年11月12日 (木)

追悼 森繁久彌

また偉大なアーティストがひとり、この世を去ってしまいました。

私が歌手・森繁久彌を知ったのは昭和37年の暮れ、NHK紅白歌合戦の時で、まだ幼少だった私は無邪気に「白組頑張れ~っ!森繁、思いっきり歌ってくれ~っ!」と言うと、父親が「森繁はそんな歌い方はしない。ゆっくり、しみじみと歌う」と語りました。実際に森繁が登場して歌った時はそのとおりでした。このとき歌われたのが『知床旅情』。私がビートルズ以前に出会った「心を歌う」歌手でした。

俳優・森繁久彌を知ったのは、その翌々年昭和39年のTVドラマ『七人の孫』でです。まだ50代だった彼は70代の祖父役を演じていました。松山英太郎やいしだあゆみなどが孫役として、そして当時まだ悠木千帆と言っていた希木樹林がお手伝いさん役として出演していました(当時まだ若く、田舎出身の可愛らしいお手伝いさんという感じでした。実際には彼女は東京神田の生まれですが)。出演者ひとりひとりの個性がよく表れた番組でしたが、その中で森繁は別格でした。この番組はTVにおける家族ドラマのはしりだったと思います。

このドラマの主題曲として、「歌手」森繁が歌う『人生讃歌』は、当時8才だった私にも、強く心に響く歌でした。森繁自作の詩と語るような歌い方がそうさせたのだと思います。次のURLでお聴きください。

http://www.youtube.com/watch?v=CUg5KRf3tM4

そして昭和45年、彼の『知床旅情』が加藤登紀子の歌によって大ヒットしました。当時は森繁よりも加藤登紀子の歌の方が好きだったのですが、今聴いてみると、森繁の表現力は本当にすごいと思います。

それ以外の森繁の映画、舞台、朗読などでの活躍は多くの人が知るところです。イギリスのアニメ『風が吹く時』は、核戦争を扱ったものでしたが、吹き替えの森繁と加藤治子がすばらしく、中学校の道徳教材としても使用しました。そして『葉っぱのフレディ』も、心に響く、忘れられない朗読でした。

演劇はいろいろな方が語っていると思いますので、ここでは割愛させていただきますが、俳優、歌手として、現代の日本人に豊かな心を育んでくれた、偉大な森繁久彌のご冥福を、心よりお祈りいたしたます。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年11月 1日 (日)

ますます危険な状況 その2

先日、「普天間飛行場移転問題が空転している今の状況では、オバマ大統領の来日中止もありうる」とこのブログで書きましたが、どうやらアメリカの政府高官の中から「来日中止」を言う人が出てきたようです。週刊文春の記事にそのことが掲載されています。

http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/bn-20091031-01/1.htm

今の民主党を見ていて、「日米関係がどうなってもいい」と考えているとしか思えなくなりました。実際にオバマ大統領の来日が中止となったら、鳩山KY首相は大慌てをするのだろうと思いますが。もうそこまでいかなければ、彼と民主党の面々にはわからないのかもしれません。私は新政権発足間もない時点で、こんなにいい加減なことをやっている政府は今まで見たことがありません。もっと危機感を持ってほしいですが、彼らには分からないようです。

こんなリーダー、政党を選択した国民が一番だめなのかもしれません。日本人ほど自国の防衛に関して無頓着な国民はいませんね。世界中探してもこんなノー天気な国民はいません。自らを危険に晒して、平気でいられるなんて。

そしてとうとう、アジア諸国も鳩山外交に対して疑心暗鬼に...。

http://sankei.jp.msn.com/topics/politics/12070/plt12070-t.htm

東南アジア諸国にも信用されなくなったら、一体どうなってしまうのでしょう。日本は孤立してしまうのでしょうか。こんな政権があと4年も居座ることを考えると、気持ちが暗くなってきます。

とにかく「オバマ大統領来日中止」の私の予想が当たらないことを祈っております。

そう言っているうちに、予定されていたクリントン国務長官と岡田外務大臣のワシントンでの会談が中止になったというニュースが...。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年10月25日 (日)

トキワ荘と寺田ヒロオに思いを馳せ

子供の頃は、少年サンデー、マガジン、ジャンプと毎週3冊を買って読んでいた私ですが(時には少年キング、チャンピオンも読んでいました)、最近はまったく漫画を読まなくなってしまいました。それでも、昔の漫画は読み続けています。最近、講談社からいろいろな過去の漫画が発行されていて(ごく最近では手塚治虫の全集が文庫で発売開始となりました)、昨年も横山光輝の「伊賀の影丸」が出ていたので購入して、思い出に浸りながらじっくり読みました。読んでいて「これが40年以上前に描かれた漫画なのだろうか」と再び感動した次第です。横山光輝は本当に絵が素晴らしい。そしてストーリーも。

1960年代に読んでいた漫画で、少年サンデー連載の「暗闇五段」というのがありました。トキワ荘にいた漫画家のうちのひとり、寺田ヒロオの傑作です。その後時代を遡って、「スポーツマン金太郎」や「背番号0」などを愛読しました。寺田ヒロオの漫画は人間の醜い部分と優しい部分を描き、そして最終的には「どんな人間でもみんなお互いに分かり合える」という内容のものが多かったです。今の漫画にはこれがないですね。時代が違うせいでしょうか...。

今、豊島区と文京区で漫画に関する催しが行われています。

http://www.city.toshima.lg.jp/bunka/shiryokan/oshirase/015987.html

http://www.city.bunkyo.lg.jp/rekishikan/event/index.html

時間を作って必ず足を運ぼうと思っています。トキワ荘と寺田ヒロオに思いを馳せながら...。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年10月22日 (木)

ますます危険な状況

まだあまりマスコミも国民も危機感を感じていないようですが、日米関係がいよいよ危うくなって来たように思います。

沖縄の米海兵隊普天間飛行場の移設問題だけ見ても、まったく日米(というより鳩山政権とアメリカ)の意見が食い違い、煮え切らない鳩山首相の言動に、アメリカはもう痺れを切らしているのではないでしょうか。

自衛隊のインド洋給油停止によって、かなり不信感を募らせてきたアメリカが、沖縄の基地問題に対して、「国と国との約束を守れ」と言ってきているわけですが、肝心の鳩山さんは「じっくり考える必要がある」と言ってのらりくらり。こんな態度をとっていては、気をつけないと、重要なオバマ大統領の来日も中止になる恐れがあるのではないかと思うのです。それが起きた瞬間、日米関係は本当の危機が訪れることになります。当然のことながら安全保障の問題にも関わって来ます。

実のところ、オバマ大統領も日本に来るどころの状況ではないようですね。彼が公約した医療保険制度の法案(驚くこと無かれ、アメリカには日本のような健康保険制度がないのです)が成立しそうもなく、現在、大ピンチの状況なのです。内政であたふたしていて、日本に来るどころではないのでは?そういう日本も国家予算であたふたしていますね。公約でおいしいことばかり言って来たことが、ここで行き詰ってしまったと言っていいのかもしれません。(もともと予算に見合う財源なんかなかったのですが)この分だと、岡田さんが言っていた防衛費と私学助成の大幅削減をやらざるを得ない状況ですね。それも大変危険なことですが。そして、国連への援助も大幅に削減する予定の日本は、今後世界で意見が言える立場ではなくなっていくのではないかと危惧しています。温暖化に繋がる高速道路の無料化なんかしなくていいし、国債の増発をすればこの国の将来の財政が大変なことになるからやめて欲しいし、いい加減に「ええかっこし」をやめないと、この国の首を絞めかねない、そう思うのですが。

何よりも経済政策を早急に打ち出すべきなのに、おぼっちゃま総理は何もしてくれません。まったく何もしていません。やる気配もない。中国も韓国も景気が改善されてきた様子なのに。この国の本当の不況はこれから来るのかもしれませんね。

うちの近くにある鳩山会館(「鳩山御殿」とか「音羽御殿」とか呼ばれています)には毎日見学に訪れる人が絶えず、一見平和そうな光景ですが、世の中はどんどん危うくなっているのです。いっそのこと見学料を1万円くらいにして、それを国の予算のために寄付でもしてくださいな。

そういえば、池袋の高座での柳家小三治師匠も、茗荷谷での講演会の櫻井よしこさんも、鳩山おぼっちゃま総理には呆れかえっていましたっけ。

ぼやいてないで、テストの採点をしなくては。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年9月26日 (土)

アクセス20万達成

気が付いたら、アクセス20万を達成していました。「リマスターCD」の発売で一気にアクセスが増えたことが原因だと思います。いずれにせよ、大変有難いことで、皆様には心より御礼申し上げます。

アクセスが多いということは、多くの方に読まれているということに他なりませんので、ビートルズの話題を中心に、できる限り内容を充実させていきたいと思っております。

今後ともよろしくお願い致します!!

| | コメント (10) | トラックバック (0)

ビートルズ・ファンと英語

ビートルズを含むロックが好きだった私の友達は、それほど英語が得意ではない人が多かったのですが、最近連絡をくださる方々は英語力もあり、ビートルズ関係の記事に関してちょっとでも英語がおかしいと、私に質問して来る方々がいらっしゃいます。

今回もそうなのですが、「レコード・コレクターズ」10月号の記事で、「1966年、4人に接した日本人関係者の証言」の英語訳が“Testimony of Japanese people spent time with the F.A.B. 4 in 1966”というものです。下記の点についておかしいのではないかという質問でした。まったくそのとおりでしたので、「英語でお仕事をなさっている方ですか?」と聞くと、「特にそういうわけではないけど、英語はビートルズを中心としたロックを通じて好きになりました」とおっしゃっていました。

(指摘されたミス)

1.spent以下がその前の部分を修飾するのであれば、spentの前に関係代名詞who或いはthatが必要になります。このままでは修飾関係がおかしくなり、意味をなしません。spentを分詞の形容詞的用法として使おうとしたのでしょうか?そうするとspentは過去分詞ということになり、「受身」の意味になっておかしくなります。

2.ある特定の人を表すならば、Japanese peopleの前にtheが必要です。

3.F.A.B.のドットはいりません。何かの頭文字をとっているのではなく、fabulousの略式ですので、文字ごとにドットを使うのはおかしいのです。

このうち1のミスは致命的です。文法的に誤りで、修飾関係がおかしく意味をなさないからです。

ビートルズやロックをもとにして英語を学んだ方は、結構正確に英語を読まれているのだなあと思った次第です。やはり学校で「やらされる英語」よりも「楽しんでやる英語」なのでしょうか。いろいろ考えさせられました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月 2日 (水)

このブログを通じて考えたこと

以前も書きましたが、このブログを始めた頃はこんなに続くとは思っていませんでした。来日40周年が終わったらネタもなくなって放置してしまうのではないかと思っていましたが、多くの人との出会いがあり、それをきっかけにTEA PARTYを始め、素敵な方々とお会いでき、やめられなくなってしまいました。(笑)「ビートルズ」を通じて、こんな経験ができるなんて...。

また、反面、嫌なことも時にはあります。このブログとTEA PARTYを自分の商売に利用する人がいたり、私と面識がある女性の人が他人(男)を装って、選挙の記事に関してネガティヴなコメントをしてきたり(選挙のことで反論ならいいのですが、何か感情的になっていて議論が出来る内容ではなかったです)。人を軽く受け入れたり信用してしまう自分が悪いのかなと考えてしまいますが、ブログというものの良い部分と悪い部分が出ているのは確かだと思うのです。

ネットがからんだ犯罪を起こす子供たち、若い人たちが絶えない昨今ですが、ネットの使い方をひとつ間違えれば、人間性を失うことだってあるのだろうと思います。もう大きな社会問題にもなっているのだから、この小さなブログで何回か嫌な思いをすることがあるのも普通なのかなと割り切ってみましょうか。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2009年8月27日 (木)

ビートルズは正しく伝えましょう

知り合いから連絡が来て、「このラバー・ソウルに関する話って本当?俺が知っているのと全く違うのだけど」と言って来ました。そして「それが載っているHPを見てくれ」ということなので、見てみました。

私もそれを見て唖然!「ポールが『プラスティック・ソウル』を『ゴム=RUBBER』に変えた」、ここまでは正しいのですが、「これは『LOVER=愛する人』を音感的にもじって、聞いた感じが同じ「ラバー」でちゃんと意味を持たせた」って、何だそりゃ?となったわけです。「RUBBER SOUL」は皆さんご存知のとおり、「RUBBER SOLE」(靴のゴム底)をもじったもので、「LOVER」とは全く関係ないです。ネイティブ・スピーカーがこの「RUBBER」と「LOVER」を音感的に一緒に感じることは決してないです。全く違う音ですから。一体どこからこんな大ウソが出てきたのだろう。英語の音を全く理解していないのだなあと思いました。

そのHPの「ブッチャーカバー」に関する内容も古いものでした。実はあの写真は写真家主導で進められたものであってビートルズ自身はあの写真が気に入っていなかったということが、本の「アンソロジー」にも書いてあります。過去に伝えられていたこととは違う事実が今では明らかにされているわけです。そのあたりも大切なことで、「伝説」をそのまま受け入れて、それを真実であるかのように話すという姿勢は正しくないと思います。このHPには、そのほかにも首をかしげてしまうような内容がありました。英語の綴りのミスもかなりありました。

誰でもビートルズに関して語るのは自由だと思いますが、「ウソ」を語ってはいけないのでは?ただでさえビートルズには「伝説」がつきものなのですが、定説に対して出鱈目なことを言って、勝手にひっくり返すようなことはして欲しくないと思うのは私だけではないはずです。9月9日を境に、より多くの若い人たちがビートルズに興味を持ってくれるようになると思いますが、彼らにウソは通じません。すぐにインターネットや本で調べて来るからです。

今日の主張: ビートルズは正しく伝えましょう!!

| | コメント (6) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧