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2011年8月16日 (火)

正力 亨元読売巨人軍オーナー死去

ニュースで元読売巨人軍オーナーの正力亨さんが亡くなられたことを知りました。ビートルズがらみでは、お父様の正力松太郎さんが「ビートルズには武道館は貸せない」といった発言で知られていますが、私は正力亨さんの慶応での学生時代の親友、近藤国太先生から伺ったあるエピソードが思い浮かびます。

私が大学浪人の時代(1975年)、東京渋谷にあった松本亨高等英語専門学校という所に通っていた時に出会った英語の達人の先生が近藤国太先生でした。先生は正力亨さんと慶応の学生時代からの親友で、英語に堪能な近藤先生にある日アドバイスを求めて来られたそうです。

当時、読売巨人軍はメジャー・リーグから初の選手、Dave Johnsonを迎え入れたばかりで(今のファンの人は信じられないかもしれませんが、当時の巨人軍は「純血主義」で外国人選手をチームに入れない方針だったのです)、メジャー・リーグとの関係が密接になって来たことから、正力さんはアメリカへ行くことが増えて来ていたそうです。そこで、なんとか英語でコミュニケーションが図れるようにしたいと、親友の近藤先生のところへいらしたのです。

近藤先生のアドバイスは「おまえの年齢で英語を身につけるのは至難の業だ。ただ、おまえには、英語で野球のことは何でも理解できるようにする、言えるようにするという方法がある。それで何とかなるのではないかと思う」とおっしゃったそうです。その後、正力さんはラジオでFEN(現AFN)のメジャーリーグの野球放送を聞いたりして、英語を学ぶのに野球を媒体にしておられたようです。そしてひとりでアメリカへ行って交渉などするようになられたとのことです。

このエピソードをご存知の方はあまりおられないのでは。近藤先生が私たちへの授業の中で示してくれた、ひとつの「英語学習方法」でした。「必要に駆られたもの、興味をもったものを通じて英語を学習することは英語習得の早道だ」とおっしゃってました。

近藤先生は数年前お亡くなりになりましたが、今日また親友の正力元巨人軍オーナーの訃報を聞いて、昔、近藤先生がお話しされたエピソードを思い出し、本日の記事としてみました。これから英語をやり直してみようという方々への良いアドバイスでもあると思うのですが。

余談ですが、当時、第一期長嶋巨人のファンだった私は、ひそかに巨人の通訳になりたいと思っていて、毎日野球の英語を勉強していました。受験勉強そっちのけで。(笑)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110815-OYT1T00350.htm

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