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2011年5月18日 (水)

第6回 THE BEATLES TEA PARTY ご報告

延期となっていた「第6回 THE BEATLES TEA PARTY」を5月15日に文京区福祉センターで開催しました。台風が来ていましたので当日の天気が心配されましたが、よいお天気となり、朝から機材や展示物の運搬は滞りなく行うことが出来ました。

運搬したはいいけれど、機材のセッティング、資料の展示には手間取り、結局予定していた展示物で公開しないものもありました。(実は大事なUKの資料を出展し忘れてしまいました)

今回も大変多くの方々にご来場いただき、気がついたらもう満席でした。 会の最初に展示物の紹介、そして、SP盤からUSBまでのビートルズ音源を聴く「LISTENING PARTY」、さらにリアルタイムでビートルズを聴いておられた方々による「座談会」という順番で進めて参りました。途中、機材の不具合があったため時間のロスがあり、結局最後の懇談会はできませんでしたが、皆さんに楽しんで頂けた様子でホッとしました。

LISTENING PARTYでは今までこのブログでも紹介してきたSP盤をはじめとして、“MY BONNIE”のドイツ盤オリジナル、UKオリジナル・シングルとEP、ゴールド・パーロフォンのステレオとモノ、US盤のWHITE ALBUMのリールテープ(各所でカットされたとんでもない編集となっています)、東芝のABBEY ROADのリールテープ、そしてUSBという流れで、ビートルズの名曲群を聴いてみました。やはりUSBの音がとても良かったというご感想が多く、「歌詞の子音までがはっきり聞こえる」、「楽器ひとつひとつの音がよく聞こえクリア」等々、大変評判がよかったです。また東芝のABBEY ROADもなかなか良かったというご感想がありました。

座談会ではリアルタイム体験者である5人の方々に当時の思い出を語って頂きました。当時の映画館の状況(入れ替えがなく何回も見たというノーバッドさんのお話や通算70回以上もA Hard Day's Nightをご覧になっているというbeatleさんのお話)、会田公さんのビートルズ通訳のいきさつ、武道館公演の様子(ビーテツさんの「音はよく聞こえた」というお話やbeatleさんの武道館までの厳重な警備体制のお話など)、当時のビートルズ・ファンクラブの話題(ringoさんは当時のファンクラブの資料を持ってきて下さいました)、そしてSteve McClureさんが最近発見したビートルズ東京公演に関する貴重な資料のお話など盛りだくさんでしたが、時間があればもっともっとお伺いしたいと思いました。この続きをいつの日か開催したいと思っております。

展示物は時間の関係もあり、公開できないものもありましたが、皆さんに大変興味をもって頂けた様子でしたので、近い将来「ビートルズ資料館」を開設することに対する自信が出て参りました。

ブログ「Paul McCartney's Texan Report」の5001stellaさんが、当日撮影した写真をブログで紹介してくださいましたので、ここにご紹介申し上げます。

http://plaza.rakuten.co.jp/star114/diary/201105150000/

今回、予告でも申し上げたのですが、「恐らくビートルズ・ファンも知らない」ことがらについてです。5001stellaさんのお写真にも写っている「草庵」の版画ですが、これは世界的に有名な建築家・磯崎新の手によるもので、この草庵に関してジョンに関わるエピソードがあります。

今からちょうど40年前の1971年1月、ジョンとヨーコは日本を訪れ、東京湯島の古美術店「羽黒洞」を訪れます。そこで数百万円もする芭蕉や仙崖などの直筆の品を次々と購入して行きます。その時、羽黒洞のご主人に「これらの品を私が買っていってしまうことをどうか悪く思わないでください。私は日本建築の茶室を建て、日本人の気持ちになってこれらの品物を鑑賞しますので」と伝えたそうです。

http://www.youtube.com/watch?v=jY4mA-kFY-4&feature=player_embedded#at=22

その後、ジョンが「茶室」を作ったという話はどこからも聞こえてきませんでしたが、その間、自宅に一流の日本人宮大工によって茶室を造ってもらい、さらにこの版画の「草庵」を建築する計画を進めていたのです。しかし1980年のジョンの死によってこの話は消えていってしまいます。この版画はジョンから注文された草庵を描いたもので、雨が描かれているところは磯崎が広重の「浮世絵」を意識したものだと言われています。

もしかしたらここまでは、相当熱心なジョンのファンであれば知っている事実なのかもしれませんが、続きの話をご存じの方はビートルズ・ファンではいらっしゃらないのでは?

実はその後、東京のとあるホテルにこの磯崎の草庵の設計を基に茶室が実際に造られているのです。この茶室は予約すれば「茶道」の場として一般の方でも利用できるようです。

以上のことを今回のTEA PARTYで発表させて頂きました。

ご多忙の中、ご参加頂きました皆様には厚く御礼申し上げます。また今後ともよろしくお願い申し上げます。

追記 

「ビートルズ資料館」をこの秋に開設することに決定いたしました。今回TEA PARTYに参加された皆様から、展示物に関してのご意見・ご要望をお待ちしております。

※ 本日PCを修理に出す関係で、コメントに対するレスポンスが遅れてしまいますが、多くの方々からのコメントをお待ち申し上げております。

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