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2011年5月29日 (日)

ビートルズの著作権

昨日、NoraさんのTweetで、ビートルズの著作権の保護期間が切れて、再来年PD(パブリック・ドメイン=著作物に対して知的財産権がもともとない、或いは消滅した状態)になるという内容が書かれていたので、「あれ?イギリスは保護期間が70年ではなかったかな?」と思い、ウィキぺディアの「各国の著作権保護期間一覧」で確認したところ、やはり自分の記憶と同じだったのですが。ただしたとえ保護期間が過ぎたからといって、自由にいろいろな形で使用できるというものでもないようです。詳しくはウィキぺディアをご覧ください。

私は、ビートルズの楽曲に関しては早くPDとなって欲しいと思っています。こんなことを言うとファンの方々からお怒りの言葉を頂いたり、反論されたりすると思いますが、それを承知で声を大にして「ビートルズをPDに!」と言いたいのです。「著作物の財産権」という点では、ビートルズの楽曲に関してはもう十分に当事者たちに富と名声を与えてきたと思いますし、その子孫にも十分な財産が受け継がれると思いますので、「この辺で作品を『解放』してあげて欲しい」というように感じています。その理由は以下の通りです。

クラシック音楽が作者の没後何年も経って愛され続けているのは、曲の質が高く、そしてPDだからだと思います。自由に楽曲を使用できるということは、その音楽の寿命を延ばすことになると考えます。今、EMIやアップル主導の下では、ファンはいつまで経っても高いものを買わされ、また好きな曲を演奏するたびに高い使用料を取られるのでは、そのうちにうんざりしてしまうのではないかと予想しています。(使用料を支払わず演奏している人、バンドも多いようですが、その意味ではもうすでに殆どPDなのかもしれません)また幅広く音楽を聴く傾向がある今の若い人たちにとって、高いお金を払ってビートルズの楽曲を全て購入することは殆どないといっていいのではないでしょうか。ちょっと気に入った曲をダウンロードして終わりです。これでは、クラシック音楽のようにビートルズの曲が残っていくかどうかは微妙なのではないかと言わざるをえません。ビートルズを聴く人口はあと何年かすると急激に減っていくような気がします。(ここでいう「ビートルズを聴く人口」とは常日頃聴いている人たち、楽曲を数多く所有していていつでも聴く事ができる人たちを指します)

因みに、www(World Wide Web)は1993年に無料で誰にでも開放することを発表してくれたお陰で、インターネットが世界中に広まったと言われています。もうビートルズの楽曲も同様にして、世界中の人たちが(国籍、人種、宗教、貧富の差に関係なく)いつでもすぐに聴いたり演奏したりする事ができるようになれば、新たなビートルズの楽曲拡大の時代が訪れるのではないでしょうか。世の中ではビートルズの曲を「愛と平和」の象徴のように語ることが多いですが、もしそうならば、もう商業主義を排してもっと寛大になって「自由」に世界に広がるようにしてあげてもいいのではないでしょうか。そうすれば、より多くの人に聴かれ、より多くのアーティストたちに演奏されるようになり、きっとクラシックと同等に、いやそれ以上に後世にも残るのではないかと思うのです。

皆さんのご意見をお伺いしたいと思います。

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