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2011年3月27日 (日)

ポールのメッセージに思う

先ほどmixiの方にも書いたのだが、多くのミュージシャンたちが日本へメッセージを送り、義援金寄付、チャリティ活動を活発にしている中、どうも元ビートルズの2人の影が薄いと思っているファンは多いようだ。中には彼らが日本を嫌っているのでは、と勘繰る人もいたようだ。そのような中で、先日ようやくポールからのメッセージが日本のレコード会社を通して発表された。

別にメッセージを強要するわけではないのだが、ファンはどうしても彼らからの言葉を期待してしまう。私もそうだった。これは仕方がないことだと思う。それだけ彼らが大きな存在だから、このような事態に対して言葉を寄せて欲しいと希望するのは自然だと思う。亡くなった方の中にもビートルズ・ファンは大勢いらっしゃったと思われるので、是非その方たちのためにメッセージが欲しいと思ってしまう。私もこの数日間ずっとそう思っていた。

今振り返ってみると、実はポールもリンゴも大きな災害があった国、人々に対して特別にメッセージを送ったことはあまりない。そしてチャリティ・コンサートも自分が主体になって行ったものも少なく、たいていの場合誰かの呼びかけに応じて参加したものが殆どである。

ジョンがもし生きていたら、真っ先にメッセージを発表し、ヨーコと一緒に間違いなくコンサートに出演していただろう。ジョンはヨーコと出会ってから政治活動、社会活動にどっぷり浸かっていた時期があり、ポールに比べ政治、社会問題に対して動きが早かった。そんなジョンを見ていたから、あまり政治に首を突っ込まないポールが「アイルランドに平和を」をリリースした時は、ちょっと違和感を感じたものだった。

ジョンはストレートに自分の意見、感情を出していたことが多々あったが、ポールは自らの発言に対してはかなり慎重な方ではないかと思う。ジョンが亡くなったときにおかしな言い方をしてしまい批判されたことがあったが、その後はかなり慎重になっているのではないだろうか。それでも、ジョンの死後、ポールは政治、社会問題に対して以前より遥かに発言するようになったと思う。言葉を選びながら、自分の意見をインタビューで随分語るようになったと感じる人は多いだろう。

今回、ポールが短いながらも日本へメッセージを送ったのは異例のことなのだと思う。このメッセージには多くのファンが感動すると思う。ポールのファンで彼が陰で寄付行為をしていることを知らない人はいない。それでも今回は「何か被災者のためにひとことが欲しい」と思っていたファンが多かったはず。ポールはそれに応えてくれたわけだ。                                                    

                                                      

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