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2010年10月

2010年10月17日 (日)

オールナイト・ニッポン・コンサート

今日10月17日は、文京シビック・ホールで行われた「オールナイト・ニッポン・コンサート」に行って参りました。

出演者は谷山浩子、尾崎亜美、由紀さおり、宇崎竜童。私のお目当ては由紀さおりでした。今から41年前に、兄が深夜放送を聴いている時に流れてきた曲が由紀さおりの「夜明けのスキャット」で、この曲の不思議な魅力に半分眠りながら聴いていた私はすっかりとりこになってしまいました。そして私が中学生の頃ヒットしていたのが「手紙」や「生きがい」で、由紀さおりの歌唱力と大人の世界を歌った歌詞に魅かれていました。

コンサートでは、谷山浩子は「お早うございますの帽子屋さん」、「猫の森には帰れない」などを披露。そして尾崎亜美と2人で「白い色は恋人の色」をデュエット。尾崎亜美は「マイ・ピュア・レディ」、「オリビアを聴きながら」などを歌い、その中で本日のベーシストを紹介しましたが、現在尾崎の夫であるこの人は、何と元サディスティック・ミカ・バンドのベーシストだった小原礼!知らなかったあ!

そしていよいよ由紀さおりの登場。1曲目は「生きがい」、そして「挽歌」、「う・ふ・ふ」、「ルームライト」、西田佐知子の曲「紅ホテル」などが歌われましたが、その中で「タ・ヤ・タン」が歌われたのはびっくりしました。この曲は由紀さおりの2枚目のシングル「天使のスキャット」のB面曲で、それほど有名な曲ではありませんが、大変印象的な歌です。由紀さおりの話では、最近この曲がPink Martiniという海外のアーティストに取り上げられ、そのアーティストとのコラボも実現したとのことです。そして最後は「手紙」と「夜明けのスキャット」でした。初めて由紀さおりを生で聴いたのですが、昔と変らない美しい歌声に感動し、このコンサートに来て良かったなあと思いました。

その後、由紀さおりが紹介して、宇崎竜童の登場。宇崎のギターで由紀が高田みづえのヒット曲「硝子坂」を歌いました。

宇崎竜童は「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」、「サクセス」、「ロックン・ロール・ウィドウ」、そしてベトナムの少女の作文にインスパイアされ作ったという「ヨーソロー」を歌いました。このコンサートで一番盛り上がったのがこの宇崎竜童が歌った時でした。

フィナーレは4人揃って、山口百恵のヒット曲「夢先案内人」を歌い上げ、コンサートは幕を閉じました。

このコンサートで強く感じたのは、昭和40年代から50年代にかけてが深夜放送の全盛期で、数々の素晴らしい曲が生まれた良い時代だったなあということです。今のままの状況では、今後日本の音楽界にこのようないい時代は来ないのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

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2010年10月15日 (金)

THE BEATLES & APPLE RECORDS NIGHT(10月14日 赤坂BLITZ)

10月14日、赤坂BLITZで開催された「THE BEATLES & APPLE RECORDS NIGHT 赤盤・青盤前夜祭」に行って参りました。

今回のこの催しのビッグ・サプライズは、APPLE CORPS(昔からよく「アップル・コープス」と表記している出版物を見ますが、正しくは「アップル・コー」)の現在のCEOであるJEFF JONES氏が挨拶にいらしたこと。NEIL ASPINALLが2007年4月にAPPLEの代表取締役を退いたあとに、SONY/BMG傘下のレーベルLEGACY RECORDINGSの副社長をしていた彼がAPPLEのCEOになっています。彼は子供の頃、ビートルズをTVで見て「いつの日か彼らと一緒に仕事がしたい」と夢見ていたそうです。

今回の内容は、赤盤・青盤に収録されている曲を大スクリーンにてビデオで上映。そして貴重なAPPLEのプロモ・ビデオも紹介され、MARY HOPKINのレコーディングにPAUL が、JACKIE LOMAXのレコーディングはGEORGEが立ち会っているビデオが上映され、とても興味深く鑑賞させてもらいました。

赤盤・青盤のビデオでは、“NOWHERE MAN”の東京公演7月1日バージョン、“HEY JUDE”はDAVID FROST SHOWの2バージョンのうちのひとつ(ポールが終わりの方で口笛を吹くシーンがない)が使われていましたが、この“NOWHERE MAN”はたしか市販されたANTHOLOGYのビデオにはなく、ビデオ“THE COMPLEAT BEATLES”以来、久々のお目見えですね。HEY JUDEのバージョン違いは以下のURLでご覧ください。(今回の催しで使用されたのは右上のDAVID FROST SHOW バージョンです。この中で“SMOTHERS BROTHERS SHOW VERSION”という言い方は間違いだと思うのですが)

http://www.youtube.com/watch?v=iSw0riQovOA&feature=player_embedded

APPLEのアルバム全てを購入する余裕はないけれど、気に入っているアルバムは買ってみようかと思っています。

TEA PARTYで知り合えた方々と、この日お会いすることができ、まるで同窓会みたいな気持ちになりました。皆さんから「TEA PARTYはもうやらないのですか?」とたずねられましたが、何かきっかけがあったら、「一度だけの復活」はあってもいいでしょうかね?(笑)

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2010年10月13日 (水)

THE BEATLES & APPLE RECORDS NIGHT(赤盤・青盤 前夜祭)

P1010320 10月14日開催の「THE BEATLES & APPLE RECORDS NIGHT(赤盤・青盤 前夜祭)」の招待状が届きました。明日開催の行事ですのでもうダメかと思っていたのですが、12日に到着。(EMIさん、もうちょっと余裕をもって送ってくださいね)

赤盤・青盤だけの催しだったら行かなかったでしょうね。アップル・レコードの特集があるので、とても楽しみにしているのです。

                                                      

                                                                                                      

P1010321_2昨年のリマスターの「感謝祭」だったかな、同じ赤坂ブリッツで開催された時も当選できて、EMIさんには感謝してます!(いつも批判しているくせに〔笑〕)

WINGSFANさんも当選なさったとのことですので、当日お会いできればいいなと思っています。

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2010年10月12日 (火)

森の薪能

昨日、新宿御苑で開催された「森の薪能」を鑑賞して参りました。野外で行われる薪能を鑑賞するのは初めてのことでしたので大変楽しみにしていましたが、良い天気にも恵まれ気温もちょうど良いくらいで、鑑賞には絶好のコンディションでした。

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新宿御苑イギリス風景式庭園に能の舞台が設置され、周囲は緑に囲まれ、舞台に向かって左側には新宿の高層ビルが浮かび上がり、背後には三日月が。午後6時15分より女優の真野響子さんの司会で能の装束に関する解説が行われ、その後、篝火がともされ、開演となりました。狂言は野村萬、野村万蔵による「清水」、そして能は梅若普矢、梅若玄祥、宝生閑等による「紅葉狩」が上演されました。

解説で、「能は伝統ある古典芸能ですが、演ずる舞台ごとに新しい試みがなされるのです」とあり、日本の古典芸能が「古い」もので終わらない、常に進歩することを忘れないその姿勢には感動させられます。

秋の夜に三日月の下で、都会の真ん中の森に囲まれた場所にて、このような能や狂言を鑑賞できることの喜びを、深く感じることが出来た一夜でした。

                                                         

3年前に東京に越して来てから、ぜひ体験してみたいと思っていた古典芸能鑑賞ですが、落語には頻繁に足を運んでいますし、先月は文楽を国立劇場で鑑賞、そして今月は薪能と、着実に体験できています。来月はまた落語を鑑賞予定です。

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2010年10月11日 (月)

今週のレア・レーベル・レコード

ビートルズのUKシングル・レコードは、レーベル・バリエーションが多いことで有名ですが、ソロのレコードもけっこうバリエーションがあります。先週ネット・オークションに出ていたもので、私が初めて見たものがありました。

Another_day_pyeまず、ポール・マッカートニーの“Another Day”です。通常はプッシュアウトとソリッド・レーベルですが、これはソリッド・レーベルでも、真ん中に溝があるPYEプレスのレーベル。 “Hey Jude”ではこのレーベルがありましたが、ソロのシングルでは初めてです。以前紹介しました“The Paul McCartney 7" Discography”にも掲載されていないレーベルですので、かなりレアなのだと思われます。

                                                         

My_sweet_lord_pye同時出品で、ジョージ・ハリスンの“My Sweet Lord”がありました。これも上記の“Another Day”と同じPYEプレスのレーベルです。“Hey Jude”に比べれば、“Another Day”も“My Sweet Lord”もプレス数は少ないと思いますが、PYEプレス・レーベルがあるなんて驚きです。 因みに“My Sweet Lord”ではこのPYEのレーベルを含めて6種類もバリエーションがあります。

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2010年10月 9日 (土)

ジョン・レノン生誕70年に寄せて

今日、10月9日はジョン・レノンの70回目の誕生日。クラシックの作曲家を除いて、死後30年も経ってその誕生日が話題にのぼる音楽家はそう多くはないのでは。

私がジョンを尊敬するのは、音楽はもとより、彼が日本に対して心から愛情を示してくれたことにあります。それはビートルズの一員として初めて日本に訪れた1966年に始まると思います。

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当時、ホテルで缶詰状態にあったビートルズの中で、唯一東京の「街」へ出かけたジョン・レノン。(ポールも脱出に成功はしてますが、皇居前に行っただけですぐ引き戻されています)買い物まで楽しんでいたわけですから、まだ何も知らない東洋の国での「冒険」は、本当にワクワクするものだったのではないかと思われます。上の写真は、ジョンが原宿のオリエンタル・バザールを訪れた際に、店員の人がもらったジョン直筆のサインです。

                                                      

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このサインされたカードは、当時オリエンタル・バザールにあった骨董品の紹介カードで、裏(というより表)には「備前破桶水指」の写真が印刷されています。この骨董品店で、ジョンはどんなにワクワクしながら買い物をしたことでしょう。他にもいくつかの店で買い物をしたあと、笑顔でヒルトン・ホテルにもどった時の写真が残っています。この「脱出劇」は、以降のジョン・レノンに、日本に対する関心という点で、少なからず影響を与えていたのではないかと思います。

ジョン・レノンというと「愛と平和」の伝道者というイメージで語られることが多いですが、私は東洋、特に日本に興味を持ち、日本の文化に深く傾倒しこよなく愛してくれた英国人アーティストという方が、本当の姿に近いのではないかと思うのです。ジョン・レノンが残した墨絵や日本語ノートなどを見ると、そのように感じるのですが。

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2010年10月 7日 (木)

教員免許更新講習

8月第1週に(この頃は暑かったなあ)、時間にして30時間、そして講習料3万円を払って受講した「教員免許更新講習」でしたが、本日無事に「修了証明書」が届きました。今日はこの話題を。

先日、赤井川塾さんのブログに書いたのですが、ダメ教師再教育のための方策として設けられたこの「教員免許更新講習」ですが(一説には日教組の教員対策とも言われていますが)、数年前に「おぼっちゃま君」首相が推し進めていた「教育改革」の一環として出来た制度です。ダメ教師を教育するより、「おぼっちゃま君」首相自身の教育の方が先だったのでは?と今思っています。途中で首相という国のリーダーとしての責務を投げ出し(「病気」という名目で辞任しましたが、1カ月後にはピンピンしてました)、その後、またまた首相が辞任して国は大混乱。その影響が今も続いています。ですから彼の責任は重大ですね。と、あんまり言うとやめたはずの政治の話が復活ということになってしまいますので、「教員免許更新講習」に話を戻します。

申し込みをする前までは、まさか毎日筆記試験があるとは思っていませんでした。その日に受けた講義の内容に関してすぐ筆記試験をするというのですから、どの程度のものかお分かり頂けると思います。これならば、実技講習がもっと多くある方がよかったと思うのですが、文科省はそんなこと考えていないようで、とにかく「形」だけを整えれば良しとするもののようでした。こんな試験で落ちる人なんているのだろうか?

ただし、英語の専門科目の講義は比較的ためになるものもありました。言語学、音声学、テスト作成法、PCによる教材作成法など、実際に活かせるものも少しはあったと思います。もちろんこれらのものも筆記試験がありましたが。(実技で「筆記試験」というのも変ですが)

今回受講した内容であれば、もっといい内容の教員用の講座(もっと短時間で安価な)はいくらでもあると思うのです。私は受講後、あまり充実感というものはありませんでした。「やっと終わったか」という思いばかり。30時間を費やし、貴重な(笑)3万円という大金を払って受講する意味はただひとつ、「教員免許更新講習修了認定」のみ。これから受講なさる教員の皆さんは、ただそれだけを考えて参加なさればいいのではないかと思います。あまり「勉強」などと考えて「期待」せずに。

教員は自らが研鑽を積み、日々努力を続けるべき立場の職業でありますので、こんな制度はいらないとつくづく思いました。文科省にお金を寄付するだけのものではないでしょうか。大学は赤字で開催しているようですので、大学自体は潤いません。「おぼっちゃま君」首相は教員からお金を集めるためにこの制度を作ったのだと、変に納得してしまいました。(国全体ではかなりの収入となります)

最後に唯一の収穫は、受講した大学の教授の方々のすごさを知ったことです。その大学に英語の教授として勤務するためには、TOEICで990点、つまり満点を取らなければならないとのこと。自分も頑張らねばと、このときばかりは強く思った次第です。

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2010年10月 2日 (土)

今週のレア・レコード

前回は大変珍しい“IMAGINE”のUK・EXPORT盤を紹介しましたが、今回もレアなレコードがオークションで出品されていましたので、ここに紹介致します。

Ppm_red_tricentre以前、南アフリカ盤シングルを何枚か紹介しましたが、今回オークションに出品されていたこの“PLEASE PLEASE ME”は、レア中のレアです。

私は、三角プッシュアウトの南アフリカ“PLEASE PLEASE ME”オリジナル・シングル盤は黒レーベルだと思い込んでいたのですが、何とこの赤レーベルが存在していたのですね。(UKシングルのファースト・プレスが赤レーベルであるのと同じように)知識不足でお恥ずかしい限りです。ということは、当然赤レーベルの三角プッシュアウト“LOVE ME DO”も存在するということになるでしょう。まだ見たことはないのですが。

詳しいことをご存知の方がいらっしゃいましたら、是非ご教示ください。

以前のアフリカ盤シングルの記事はこちらです。

http://beatles18.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_1b4d.html

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