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2010年10月 9日 (土)

ジョン・レノン生誕70年に寄せて

今日、10月9日はジョン・レノンの70回目の誕生日。クラシックの作曲家を除いて、死後30年も経ってその誕生日が話題にのぼる音楽家はそう多くはないのでは。

私がジョンを尊敬するのは、音楽はもとより、彼が日本に対して心から愛情を示してくれたことにあります。それはビートルズの一員として初めて日本に訪れた1966年に始まると思います。

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当時、ホテルで缶詰状態にあったビートルズの中で、唯一東京の「街」へ出かけたジョン・レノン。(ポールも脱出に成功はしてますが、皇居前に行っただけですぐ引き戻されています)買い物まで楽しんでいたわけですから、まだ何も知らない東洋の国での「冒険」は、本当にワクワクするものだったのではないかと思われます。上の写真は、ジョンが原宿のオリエンタル・バザールを訪れた際に、店員の人がもらったジョン直筆のサインです。

                                                      

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このサインされたカードは、当時オリエンタル・バザールにあった骨董品の紹介カードで、裏(というより表)には「備前破桶水指」の写真が印刷されています。この骨董品店で、ジョンはどんなにワクワクしながら買い物をしたことでしょう。他にもいくつかの店で買い物をしたあと、笑顔でヒルトン・ホテルにもどった時の写真が残っています。この「脱出劇」は、以降のジョン・レノンに、日本に対する関心という点で、少なからず影響を与えていたのではないかと思います。

ジョン・レノンというと「愛と平和」の伝道者というイメージで語られることが多いですが、私は東洋、特に日本に興味を持ち、日本の文化に深く傾倒しこよなく愛してくれた英国人アーティストという方が、本当の姿に近いのではないかと思うのです。ジョン・レノンが残した墨絵や日本語ノートなどを見ると、そのように感じるのですが。

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