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2010年9月23日 (木)

BEATLES MEMORABILIA THE JULIAN LENNON COLLECTION

               

Julian_lennon_book楽しみにしていたジュリアン・レノンのビートルズ・コレクションを紹介する本、 “BEATLES MEMORABILIA  THE JULIAN LENNON COLLECTION” が届きました。ほぼ全ページにわたってカラー印刷で、ハードカバーのしっかりした作りのこの本(洋書)が2769円というのも嬉しいですが、ビートルズ・コレクターにとっては最後のページまで楽しめる内容ということの方がもっと嬉しいでしょう。ジョンの生誕70年ということで記念発売となるリマスターCDの方が話題となっていますが、私はこちらの本も推したいですね。

ジュリアンのサイトで既に紹介された品目もありますが、多くのものは初公開。ビートルズ及びビートルズの家族がこのような本を出すのは珍しいことだと思います。(リンゴが他の3人からのポストカードを紹介する本はありましたが)ジュリアンは20年以上前からビートルズ・コレクションを始めたとのことですが、初めは父親のジョンからもらった2本のギターを含めて数点しか持っていなかったそうで、その後、オークションを通じて多くの品物を購入、蒐集していったようです。ジュリアン自身による前書きに、「オークションでいつも落札できたわけではないが、同時に入札している人が、『自分と競っているのはジュリアンだ』とわかると、入札を取り下げてくれるという素敵なこともあった」というエピソードが書かれています。

ビートルズ・ファンならば、「おおっ!」と思うものが沢山掲載されていますが、私個人としては、“ALL YOU NEED IS LOVE  OUR WORLD 6:50”とレーベルに書かれてあるEMIのアセテート盤、日本の葉書に書かれたジョンの未発表の詩、軽井沢万平ホテルからジョンがジュリアンに送った絵葉書、ポールが親しい200名の人たちだけに贈った“FLAMING PIE”のテスト・プレスとジュリアンへの手紙、そしてジュリアンがオークションで落札した時にマスコミにも報道された、ポール直筆の“HEY JUDE”のレコーディング・メモなどが興味深かったです。ページをめくるごとにわくわくしてしまいました。

ジョン・レノン・ミュージアムがあと1週間でなくなってしまいますが、このジュリアンの本はその「穴」を埋めてくれる素晴らしい「読む」博物館です。実際にもジュリアンはこの本に掲載されているメモラビリアで、“WHITE FEATHER: THE SPIRIT OF LENNON”という巡回形式の展示会を始めています。いつの日か、日本でも公開して欲しいものです。

この本の最後のページには、ギターを持つ3人(ジョン、ジュリアン、ショーン)の昔の写真と、肩を組んだ現在のジュリアンとショーンの写真が掲載されています。

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