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2010年7月27日 (火)

LOBO “ME AND YOU AND A DOG NAMED BOO”(僕と君のブー)

   

夏が来ると思い出す曲が何曲かあります。特に1971年夏のヒット曲は忘れられない名曲がたくさんあります。以前も書きましたが、当時私は中学3年生で、受験勉強でモヤモヤしていたころですが、ラジオから流れてくるヒット曲をいつも口ずさんでそのモヤモヤを吹き飛ばしていました。といったら格好いいですが、ただ逃避していただけですね。皆さんは71年夏はどこで何をしていましたか?

                                                        

P1010151今日紹介するアメリカの歌手LOBOのヒット曲“ME AND YOU AND A DOG NAMED BOO”(邦題「僕と君のブー」)は71年の夏にヒットしていた曲です。ブーというのは犬の名前で、当時の私の友達は「僕と君の高木ブー」なんてくだらないことを言って喜んでいた、穏やかで幸せな時代でした。そんな時代にこの曲は、ソフトな歌声と親しみやすいメロディで全米で大ヒットし、日本でもラジオで何度もかかるようになりました。今ではこんな曲は絶対にヒットしないでしょうね。上の写真は日本盤のスリーブです。このイラストは日本独自のもので、国によってだいぶ「犬」が違うようです。

                                                        

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こちらはUK盤。ピクチャー・スリーブではなく、カンパニー・スリーブのとても地味なものです。この頃、イギリスやアメリカでは余程のアーティスト、大ヒット曲でなければピクチャー・スリーブを作っていなかったような気がします。この曲はどの国でもシングルではモノだけで発表されています。

                                                        

                                                        

                                            

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次はドイツ盤です。こちらはきれいなピクチャー・スリーブが付いています。ドイツ盤ピクチャー・スリーブは2種類ありますが、この犬のスリーブの方が先に出たようです。

                                                        

                                                        

 

                                                       

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もうひとつのドイツ盤スリーブは、LOBO本人の写真が使われています。

                                                        

                                                        

                                                        

                                                        

                                                     

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ドイツ盤のレーベルです。UKと違ってジュークボックス型のレーベルです。

                                                        

                                                          

                                                        

                                                        

 

                                                                                                                                                 

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こちらはスウェーデン盤。何とも冴えない犬のイラストです。北欧ではこのイラストのスリーブが色違いで使用されていたようです。

                                                        

                                                        

                                                        

                                               

                                                        

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これはスウェーデン盤のレーベル。いわゆる3プロングのフィリップス・レーベルです。

                                                        

                                                        

 

                                                        

                                                        

 

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LOBOはこの曲のヒットでアルバムを作ることになります。UK盤のLPにも犬の写真が使われています。「ブー」という犬のイメージはムク犬なんですかね。

                                                        

                                                         

                                                        

                                                        

                                                        

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こちらはUK盤LPのレーベル。アルバムでは“ME AND YOU AND A DOG NAMED BOO”はシングルと異なってステレオになっています。ひとつ気になることは、他の収録曲と比べてかなり音が小さめなことです。モノからステレオにする段階でこうなってしまったのでしょうか?

                                                        

自分が70年代に中学~大学時代を過ごしたからでもあるのですが、とてもいい時代だったと思っています。音楽もすぐに憶えられるようなシンプルで美しいメロディのものが多かったです。そして何より明るい曲が多かった。勿論そればかりではありませんが。 そして、世の中が生き生きしていたように思います。ニクソン・ショック、オイル・ショックなどがあっても、日本経済は強固で大不況が来るなんてこともありませんでしたし。(主婦が殺到してトイレット・ペーパーが店頭から消えるなんてことがありましたが、すぐに収まりましたね)

その70年代に行われたミュンヘン・オリンピック(1972年)で、日本に金メダルをもたらしたバレーボール・チームのキャプテン、中村祐造さんがお亡くなりになりました。大古、猫田、横田、森田、南、嶋岡、西本などそうそうたるメンバーを、松平監督が「サーカス」と呼ばれるような厳しい練習で鍛え上げ、その中で率先して練習していたのが主将の中村祐造さんでした。今でも思い出すのは、準決勝のブルガリア戦で、2セットをとられて3セット目もリードを許しながら、中村さんがコートに入ってから3セット連取の大逆転!夜中にTVを見ていた私は大興奮し、そして感動して鳥肌が立ちました。もうこんなことなくなりましたね。70年代、いい時代でした。

“ME AND YOU AND A DOG NAMED BOO”はこちらでお聴きください。

http://www.youtube.com/watch?v=ia3k_eECLPE&feature=related

こちらは歌詞付きです。カラオケ風のビデオですがオリジナル曲が使われていて、ビデオではLOBO本人が出演しているようです。

http://youtu.be/watch?v=AUF5R1QvVpk&feature=related

   

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コメント

ブレディ一家さん、初めまして。どうぞよろしくお願い致します。

お尋ねの東京音楽祭の“Mr. D.J.”という曲ですが、イギリスのKristine(クリスティーン)という歌手が歌っていました。同じ年にモーリン・マクガバンがグランプリを受賞していたと思います。

東京音楽祭、懐かしいですね。私は音楽祭というと、もっと古いヤマハが開催していた第1回東京国際歌謡音楽祭のグランプリ受賞、ヘドバとダビデの「ナオミの夢」という曲を思い出します。古すぎますね。(笑)

投稿: JUN LEMON | 2010年8月 3日 (火) 20時07分

はじめて投稿します。宜しくお願いします。71年ですが、9歳でありました。その数年後、中学生になる頃から洋楽に熱中し始めました。きっかけは、知り合いからもらったビートルズをはじめとした洋楽レコードでしたが、決定的だったのは、その頃毎年開催されていた東京音楽祭ではなかったかと思います。特に印象に残っているのは、モーリンマクガヴァンやフランスからアランシャンフォーなどが招待されていた年の音楽祭でありましす。その年の音楽祭にはミスターDJというタイトルの曲を歌った女性歌手が参加していましたが、とても印象的な曲でした。中学生の自分にはかなりのインパクトを与えました。JUNさんはこの歌手をご存知でありませんか。その曲は今でも頭の中で鳴っているのですが、誰なのかを未だ知りません。インターネットで調べたりもしてみましたが、曲のタイトルが違うのか、調べ方が悪いのかヒットしませんでした。70年代の洋楽に今でもどっぷり浸っている自分ですが、この曲だけは聞き返すことが出来ず、あの頃の情景とともに真空パックされたままです。もう一度聞いたら、本当に70年代にトリップできるのではと思っております。
ブレディ一家

投稿: ブレディ一家 | 2010年8月 3日 (火) 09時34分

toramiさん、ご無沙汰です!

小学生で洋楽を聞き始めたなんてすごいです!全米トップ40は毎週楽しみでした。

70年代、本当に良かったですよねえ! “I'd Love You to Want Me”も大好きな曲です。メロディにしても詩にしても、こんなに優しいものを書けるLOBOはすごいと思います。ところどころビートルズの影響も見られます。4枚目のアルバムで、なんと“I’m Only Sleeping”をカバーしているんですよ。ジョンのボーカルと違って、サラリとしてますが、これがとてもいいのです。

投稿: JUN LEMON | 2010年7月28日 (水) 03時04分

ご無沙汰しておりました!

71年は小学6年生でした。
ちょうど歌謡曲から洋楽を聴くように変わった頃です。
中学1年になった72年に湯川れい子さんの全米トップ40を聴き初め、それでロボを知りました。
というわけで“I'd Love You to Want Me”の方がワタシには印象深いです。
70年代初めはビートルたちのソロナンバーも常時ヒットチャートを賑わしていましたし、本当に良い時代でした。

オリンピックの男子バレボールチームのことはその後「ミュンヘンへの道」というアニメになりましたよね。
嶋岡選手は目黒区立中学の出身でいらして(間違いでしたらすみません)一度だけ区立中学の合同体育祭にお顔を出された記憶があります。
当時の中学生には大ヒーローでした。

何もかも懐かしい70年代です。

投稿: torami | 2010年7月28日 (水) 01時12分

京都のBOOさん、コメントありがとうございます。

そうですね。“I'd Love You to Want Me”(邦題:片想いと僕)がLOBOの最大のヒット曲ですね。そのうちこの曲も記事にしようと思っています。暖かみのあるゆったりとしたメロディの曲を、時代が必要としていたのかもしれません。LOBOは決して派手さがある歌手ではありませんが、70年代に必要とされた歌手なのではないでしょうか。

投稿: JUN LEMON | 2010年7月28日 (水) 00時31分

ここにコメントさせていただくのは初めてです。オークションでは何度かお付き合いさせていただき、その節はお世話になりました。
懐かしい曲ですね。私は中学生になりたての頃でしたが。もう一曲「片思いと僕」?でしたっけ??こちらも叙情的で何ともやるせないような心に残る名曲でした。
70年代は暖かみのあるゆったりとしたメロディーの曲が多かったですね。

投稿: 京都のBOO | 2010年7月28日 (水) 00時13分

赤井川塾さん

えっ!2才ですかあ?それでは初めて聴かれるわけですよね。

ロボはもう1曲大ヒット曲がありますので、そのうち紹介します。赤井川塾さんはそちらの方がもっと気に入るのではないかと思います。

投稿: JUN LEMON | 2010年7月27日 (火) 12時57分

初めて聴きましたが、やさしくてあたたかくていい曲です!私は、2才でした。

投稿: 赤井川塾 | 2010年7月27日 (火) 09時44分

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