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2010年7月

2010年7月28日 (水)

クイズ「名門コロンビア大学出身の超有名歌手は?」

    

コレクションの整理をしているうちに、こんなものが...。

P1010164_2

アメリカの名門コロンビア大学の1960年YEARBOOK(卒業アルバム)です。そこで今日はクイズを。この卒業アルバムに載っている超有名歌手とは?

                                                      

                                                      

                                                      

                                                      

                                                      

                                                      

                                                      

                                     

                                                                                                          

                                                      

                                                      

P1010165_2いくらなんでもそれだけではわかりませんよね。では、アルバムを開いてみようと思います。

                                                      

                                                      

                                                      

                                                      

                                                      

                                                     

                                                      

                                                      

                                                      

                                                      

 

P1010166_2コロンビア大学のKING'S MENというコーラス・グループに所属していました。さて、顔が見えますでしょうか?

                                                      

                                                      

                                                     

                                                      

                                                      

                                     

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これではどうでしょう。ピアノを弾いているのはBill Elliotで、テクニカル・アドヴァイザーとして招かれています。この中に見覚えがある顔は?

                                                      

                                                      

                                                      

                                                      

                                                                                                                                                      

                                                                                                         

P1010168

アップにしてみました。これでおわかりになるのではないでしょうか?

えっ?わからない?それでは...。

                                                      

                                                      

                                                                                                           

                                                      

                                                      

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これならばおわかりでしょう。歌手になってからのヘアー・スタイルとだいぶ違いますが...。

                                                      

                                                      

                                                      

                                                      

                                                       

                                                       

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これがアップです。これでお分かりにならない場合は、もともとその歌手をご存じないのではないかと思うのですが。

                                                      

                                                      

                                                      

                                                      

去年の7月は彼ともう一人の天才ミュージシャンで組んだスーパ・デュオが来日して、感動のコンサートが大阪、名古屋、東京、札幌の各ドームで開催されました。もう70歳近いので、最後の来日コンサートと言われていました。

答えはこちらです↓

http://www.youtube.com/watch?v=3BHfgNiSf-E&feature=related

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2010年7月27日 (火)

LOBO “ME AND YOU AND A DOG NAMED BOO”(僕と君のブー)

   

夏が来ると思い出す曲が何曲かあります。特に1971年夏のヒット曲は忘れられない名曲がたくさんあります。以前も書きましたが、当時私は中学3年生で、受験勉強でモヤモヤしていたころですが、ラジオから流れてくるヒット曲をいつも口ずさんでそのモヤモヤを吹き飛ばしていました。といったら格好いいですが、ただ逃避していただけですね。皆さんは71年夏はどこで何をしていましたか?

                                                        

P1010151今日紹介するアメリカの歌手LOBOのヒット曲“ME AND YOU AND A DOG NAMED BOO”(邦題「僕と君のブー」)は71年の夏にヒットしていた曲です。ブーというのは犬の名前で、当時の私の友達は「僕と君の高木ブー」なんてくだらないことを言って喜んでいた、穏やかで幸せな時代でした。そんな時代にこの曲は、ソフトな歌声と親しみやすいメロディで全米で大ヒットし、日本でもラジオで何度もかかるようになりました。今ではこんな曲は絶対にヒットしないでしょうね。上の写真は日本盤のスリーブです。このイラストは日本独自のもので、国によってだいぶ「犬」が違うようです。

                                                        

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こちらはUK盤。ピクチャー・スリーブではなく、カンパニー・スリーブのとても地味なものです。この頃、イギリスやアメリカでは余程のアーティスト、大ヒット曲でなければピクチャー・スリーブを作っていなかったような気がします。この曲はどの国でもシングルではモノだけで発表されています。

                                                        

                                                        

                                            

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次はドイツ盤です。こちらはきれいなピクチャー・スリーブが付いています。ドイツ盤ピクチャー・スリーブは2種類ありますが、この犬のスリーブの方が先に出たようです。

                                                        

                                                        

 

                                                       

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もうひとつのドイツ盤スリーブは、LOBO本人の写真が使われています。

                                                        

                                                        

                                                        

                                                        

                                                     

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ドイツ盤のレーベルです。UKと違ってジュークボックス型のレーベルです。

                                                        

                                                          

                                                        

                                                        

 

                                                                                                                                                 

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こちらはスウェーデン盤。何とも冴えない犬のイラストです。北欧ではこのイラストのスリーブが色違いで使用されていたようです。

                                                        

                                                        

                                                        

                                               

                                                        

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これはスウェーデン盤のレーベル。いわゆる3プロングのフィリップス・レーベルです。

                                                        

                                                        

 

                                                        

                                                        

 

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LOBOはこの曲のヒットでアルバムを作ることになります。UK盤のLPにも犬の写真が使われています。「ブー」という犬のイメージはムク犬なんですかね。

                                                        

                                                         

                                                        

                                                        

                                                        

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こちらはUK盤LPのレーベル。アルバムでは“ME AND YOU AND A DOG NAMED BOO”はシングルと異なってステレオになっています。ひとつ気になることは、他の収録曲と比べてかなり音が小さめなことです。モノからステレオにする段階でこうなってしまったのでしょうか?

                                                        

自分が70年代に中学~大学時代を過ごしたからでもあるのですが、とてもいい時代だったと思っています。音楽もすぐに憶えられるようなシンプルで美しいメロディのものが多かったです。そして何より明るい曲が多かった。勿論そればかりではありませんが。 そして、世の中が生き生きしていたように思います。ニクソン・ショック、オイル・ショックなどがあっても、日本経済は強固で大不況が来るなんてこともありませんでしたし。(主婦が殺到してトイレット・ペーパーが店頭から消えるなんてことがありましたが、すぐに収まりましたね)

その70年代に行われたミュンヘン・オリンピック(1972年)で、日本に金メダルをもたらしたバレーボール・チームのキャプテン、中村祐造さんがお亡くなりになりました。大古、猫田、横田、森田、南、嶋岡、西本などそうそうたるメンバーを、松平監督が「サーカス」と呼ばれるような厳しい練習で鍛え上げ、その中で率先して練習していたのが主将の中村祐造さんでした。今でも思い出すのは、準決勝のブルガリア戦で、2セットをとられて3セット目もリードを許しながら、中村さんがコートに入ってから3セット連取の大逆転!夜中にTVを見ていた私は大興奮し、そして感動して鳥肌が立ちました。もうこんなことなくなりましたね。70年代、いい時代でした。

“ME AND YOU AND A DOG NAMED BOO”はこちらでお聴きください。

http://www.youtube.com/watch?v=ia3k_eECLPE&feature=related

こちらは歌詞付きです。カラオケ風のビデオですがオリジナル曲が使われていて、ビデオではLOBO本人が出演しているようです。

http://youtu.be/watch?v=AUF5R1QvVpk&feature=related

   

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2010年7月20日 (火)

ビートルズのSP盤(78回転盤)・南米編

以前、ビートルズのSP盤の紹介をしましたが、今日はその続編ということで、南米のSP盤を紹介いたします。

以前紹介しましたインド盤とフィリピン盤は次のURLでご覧ください。

http://beatles18.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/sp_42b0.html

   

78rpm_argentina_1

まず最初はアルゼンチン盤。黄色いレーベルの“Twist and Shout”ですが、よく文字を読まないとビートルズのレコードとは気づかないかもしれません。

                                                                                                                      

                                                                                                                      

                                                                                                                     

                                                                                                  

78rpm_argentina_2

このアルゼンチン盤は表記から判断すると、プロモーション盤ではないかと思われます。ところで、以前の記事では、「SP盤にはアメリカ盤もある」ということを書いてしまいましたが、どうやらフェイクだったようです。

                                                                                                                      

                                                                                                                      

                                                                                                                         

P1010145

次にコロンビア盤“A Hard Day's Night”のSP盤です。以前このレコードをコロンビアの人から購入した時、送られてきたレコードが破損しており、苦情を言ったところ、新たにもっと状態の良いものを送ってきました。

                                                                                                                        

                                                                                                                                                                       

                                                      

   P1010146_2

写真は破損したレコードのレーベルです。

                                                                                                                        

                                                                                                                        

                                               

P1010144_2

こちらは新たに送られてきたレコード。何とレーベルの文字が異なっています。ということは、このSP盤も当時はそれなりの枚数がプレスされていたということなのでしょうか?

                                                                                                                        

                                                                                                                        

アメリカのSP盤がフェイクということならば、世界に存在するビートルズのSP盤は、インド、フィリピン、アルゼンチン、コロンビアの4カ国のレコードということになります。

   

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2010年7月16日 (金)

曾祖母のこと

今日は東京では「送り火」。お盆で思い出すのは、千葉に住んでいた時、母方の曾祖母に連れられて提灯を持って川の近くまで行き、灯りを消して帰ってきたこと。まだ幼少だった私には、これがどういう意味か分かりませんでした。

曾祖母は明治生まれのはっきりした人で、厳しい中にも優しい性格を持ち合わせた人でした。子供の頃、私は祖母よりもその曾祖母との関係が強かったのです。赤ん坊の頃の写真にも曾祖母が写っているし、幼稚園の頃は一緒に近所の映画館へ行ったり、ラーメン屋で何故かカレーを食べたり、いろいろな思い出があります。一緒に母の実家の五右衛門風呂に入ったこともあります。

曾祖母の実家の先祖は、紀州湯浅の湯浅太郎左衛門英国で、ちゃんと古文書も残っています。楠正成の郎党との戦に敗れ千葉に逃げ延びてきたようです。千葉のある地域には湯浅姓が非常に多いのですが、もともとは和歌山県の湯浅町にいた一族のようです。戦に敗れ、全国に離散したとのこと。曾祖母の実家は千葉のその地域の湯浅本家とよばれていたようです。

曾祖母はまだ子供の頃に奉公に出され大変苦労したと、湯浅の本家のおじいさんから聞いたことがあります。曽祖父と結婚し、店(乾物屋)を持つまでになり、昭和30年代後半から40年代にはかなり大きな店(スーパーマーケット)になりました。隠居した曾祖母は店員のために毎日食事を作っていました。私も店員と一緒によく食事をしましたが、この釜で炊いたご飯がとてもおいしく、味噌汁も煮干が入ったままで出汁が利いた大変おいしいものでした。そして漬物の味も忘れられません。実は、その昔、皇族の梨本宮様が千葉のこの地にいらした時に、曾祖母がご馳走を作ってもてなしたことがあり、その後梨本宮様から御礼の品が曾祖母のもとに届けられました。

店が大きくなり、近所の同業の店がしぼんで行くのを気にしてか、曾祖母はそういった店に行き買い物をしていました。ある日、私に「やびな(「一緒に来なさい」の意味)」といって、すっかりさびれてしまったお菓子屋へ行き、チョコレートとコーヒー牛乳を買ったのです。店が大きくなることで、地域の人が苦しんではいけないと考えたのではないかと思います。曾祖母はその後もたびたびその店で買い物をしていました。その店のおばさんも「ご隠居さん、いつもありがとうございます」といって、お互いに心が通じていたようです。

大正時代、関東大震災の時、暴動が起きて店が襲われ食料品を盗まれたそうで、その時曾祖母が言った言葉が「放っておきなさい!でも、盗んでいった奴らの顔はしっかり覚えておきなさい!」だったそうです。曾祖母の毅然とした性格がわかるエピソードです。

ある日私は「おばあちゃん、なんで茗荷を食べると馬鹿になるの?」と聞いたことがあります。曾祖母は「それはね、昔インドに頭のすごく悪い人がいて、茗荷ばかり食べていたんだよ」と教えてくれました。後に仏教に興味をもったとき、説話で「チューラ・パンダカ」という頭の悪い男の話が出てきた時に、曾祖母の話と繋がりました。

曾祖母は1975年5月31日に92歳で亡くなりましたが、その数カ月前に私と兄を呼んで手を握りながら「おまえたちが可愛くてしょうがないんだよ。ばあちゃんが死んだらおまえたちの神様になってあげるからね」と話してくれました。葬儀は今では考えられないくらい大きなもので、母の実家の周りにはものすごい数の花輪が並びました。

明治生まれの一本筋が通った曾祖母。幼き頃に曾祖母から聞いた話、そして曾祖母が見せた周りへの気配りは一生忘れることがないかもしれません。

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2010年7月 3日 (土)

松本亨先生のこと

   

最近は昔のことを思い出すことが多くなりました。このブログでも記事にしました「松本亨高等英語専門学校」のことをよく思い出します。昨日は、松本亨先生から直接ご著書にサインをして頂いた時のことを思い出しました。

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写真は1968年に発行された名著「英語で考える本」です。私は1974年にこの本を購入していますが、同年(或いは75年だったかもしれません)に、同校主催の東京代々木のオリンピック記念青少年総合センターで行われた英語合宿に参加した際、この本に松本先生から直々にサインをして頂きました。

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当時、松本先生のような有名な方からサインを頂くなんて初めてのことでしたので(小学生の頃、どんな人だかわからないまま西鉄ライオンズの玉造選手からもらったことがありますが〔古い!〕)、書いて頂いている間、とても緊張していました。

松本先生はNHKラジオ英語会話を20年以上講師として勤められ、ご著書もたくさんありますが、先生が亡くなられても、この「英語で考える本」は今も絶版とならずに発売されているようです。

代々木のオリンピックセンターでは、松本先生からサインを頂く前に、先生のご講演があったと記憶しています。お話のあと、質疑応答の時間にひとりの参加者が「英語もしっかり勉強したいが、大学受験の勉強もあるのでどうしたらよいでしょうか」という質問をしました。先生のお答えは「実は私は大学を出ていません。生き方はいろいろあるのでは」というものでした。自分は「えっ!そうだったかな?」と思い、先生のプロフィールを確認すると、たしかに神学校ご出身で、その後コロンビア大学大学院に進まれています。よって大学は出ておられません。先生がおっしゃりたかったことは、「生き方はいろいろあり、初めからレールを敷いてしまう人生などつまらないのでは?」ということだったのではないかと推測します。そしてそのあとに「人生は長いですから、ひとつのことを必死にやってみる時期があってもいいのではないでしょうか」とおっしゃっていたと記憶しています。

今、英語の教材は世に溢れていますし、英会話学校も35年前とは比べ物にならないくらいたくさん存在します。それなのに、日本人の英語の力は一向に伸びていないと思います。未だに英語が受験の道具とされているだけで、学校でも真剣に生徒の「英語力」向上をめざしているところは少ないと思われます。結局、受験に合格させるためだけに存在しているとしか思えません。このような状況ですから、アジアでも低い英語力の国とみなされてしまっています。松本先生が「英語と私」というご著書の中で、日本の英語教育の実情を嘆きながら、それでも外国人が日本人の英語を馬鹿にするのには我慢できない、とおっしゃっていました。若い人たちにどんどん世界へ飛び出していって活躍して欲しいと、呼びかけておられました。今、松本先生がご健在でしたら、日本の英語教育の現状を見て何とおっしゃるのだろうかと思います。

私が今、中高一貫校と塾で教えていて思うことは、「音声」の面ですぐれた生徒が非常に少ないということ。前任校で教えていた時の方が、音声的に優れた生徒が多かったですね。前任校では英会話の時間の他に「発音」の時間があり、私が教えていたリーダーの時間でも音を大切にしていました。塾などでは、発音やリスニングは受験直前にやればいいという雰囲気です。全く間違った考え方です。

松本先生や松本専門学校の先生方は「英語は音の中に意味がある」と常におっしゃっていました。音を大切にした英語教育(英語の音声をしっかり指導し、授業で英語のみを使う)が行われなければ、いつまでも日本人の英語は世界から馬鹿にされるだけです。

ビートルズが好きでも英語が苦手だから意味までは深く考えない、と言って、日本盤についている歌詞の日本語訳を読んで終わりという人が多いですね。でもその翻訳が間違っていたらどうしますか?実際に間違いが多いのですから。(All You Need Is Loveなどはその最たるもの)不思議なことに、音楽を楽しみながら英語の音に触れ深く英語を学んでいくと、「何かこの日本語訳はおかしいな」と気づいてきますね。

もっと英語に関して真剣に考える場、また教える場が必要と思います。松本先生の教えはそのような場所に不可欠なものだと信じています。

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2010年7月 1日 (木)

あれから4年

   

このブログを始めたのは、ビートルズ来日40周年にあわせてのことだったのですが、当初は1年くらいでやめようと思っていました。それが4年も続いてしまいました。この4年間は、まず2006年のビートルズ来日40周年記念行事を始めとして、アルバム“Love”、そしてリマスター盤の発売と、大きな出来事がたくさんありました。そして自分にとっても仕事を変えるなど激動の4年でした。

ちょうど4年前の今日は、今はなきキャピトル東急ホテルに泊まって40年前に思いをはせていました。ビートルズが泊まったスイートルームを見学できたことは、今はもうないことを考えると、本当に貴重な体験だったと思います。当時のレポートは以下のURLでご覧ください。

http://beatles18.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_ddfc.html

今後どうしようかと思案しているのですが、ビートルズ・ネタだけでブログをやっていくのは結構大変なことで(と言いながらビートルズ以外の記事が多い昨今ですが)、“Let It Be”から40周年の今年で一区切りにするのもひとつの方向ではないかと考えています。また、自分が本格的にビートルズ及びソロのレコードを聞き始めたのは1971年からですので、ソロ・イヤーズ1年目の1971年から40周年となる来年を、再出発の年とすることも一案かと考えています。実際に1971年から74年くらいまでは、一番自分がビートルズに浸っていた時期ですので、ネタは沢山あるのですが。

いずれにせよ、今年は一区切りの年であることに変りはありません。あと半年、“Let It Be”や1970年発表のレコードの話題を中心にネタを探しながら、続けていこうと思います。今後ともよろしくお願い致します。

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