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2010年5月

2010年5月31日 (月)

「縁」その3、その4―5月の終わりに再会2件

4月には、ご縁あって立て続けに「再会」が起きていましたが、5月は大学の同窓会があるので、そこで懐かしい友に「偶然」ではないけれど会えるのではないかと思っていました。そして昨日(5月30日)行って参りました。

赤坂プリンスで行われた会は盛大なもので、大勢の卒業生が集まっていましたが、私が知っている人たちは数えるほど。それでも特に仲の良かった人たちにお会いできたのは嬉しかったです。その再会でひとつサプライズが。同級生のN.T君が何と同大学の「教授」になっていた!大学院に残りコツコツと実績を積んできたN.T君らしいことだとは思いましたが、やっぱり驚きました。そしてかつて一緒にラグビーをやっていたY君とは29年ぶりの再会。髪の毛には白いものが混ざっていましたが、あまり老けていませんでした。彼は神奈川の私立校の教員。そして昨年一緒にサイモンとガーファンクルを見に行ったK.T君にも会えました。彼は本当にマメな人で、7月に行う大学のクラブの同窓会を仕切ってくれています。(いつもいろいろありがとう!)そして同じクラブだったOさんにも会えました。娘さんがお目出度ということでお祝いの言葉をかけましたが、もうすぐ「おばあちゃん」になってしまうなんて!

行こうか迷っていた同窓会でしたが、行ってよかったと思っています。欲を言えば、もう少しほかの友達とも会いたかったなあと...。

縁ある「再会」はこれで終わりかなあと思っていたところ、今日31日、どかんとありました!

前任校で最後に受け持った生徒に、電車の中で声を掛けられびっくり!以前このブログにもよくコメントをくれた子でしたが、すっかり大人っぽくなって綺麗になっていました。私が教えていた頃は英語の発音が抜群で、スピーチも上手でしたねえ。今、大学の農学部で勉強しているとのこと。私も学生をやり直せるならば、バイオ・テクノロジーを勉強してみたいものです。日本の将来を支える分野ですから。彼女には今後もぜひ頑張って欲しいですね。

この2カ月でこういう突然の再会は3回目!多すぎですねえ!前も書きましたが、広い東京で同じ電車に乗るという確率はとんでもないものだと思います。こんなに立て続けに偶然の再会があると、何か起きるのではないかと少々不安になっている今日この頃です。(笑)

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2010年5月29日 (土)

Lynsey De Paul

   

昨日、愛犬ぺぺの耳の具合が悪いので病院(その名も「パティ動物病院」)へ連れて行ったのですが、状態が少々悪かったために治療中ものすごいなき方で(普段からかなり大袈裟なやつなのですが)、病院一帯にそのなき声が響き渡ったくらいです。次に番を待っていた患者様のコリー犬が「何が起きているのだ?」とけげんそうな表情でそわそわしていました。自分も同じ目にあうのではないかと心配になってきたのでは?(笑)

  

Lynsey_de_paul

待合室で待っている間、そばにあるモニターをみていると、猫の習性についてのビデオが流されていたのです。その中で愛猫家の一人として、70年代の短い時期でしたが日本でも人気があったLynsey De Paulが出ていました。60歳とは思えないほどの美貌で、トレードマークの唇の上のホクロもそのままでした。

                                                                                                           

                                                      

Lynsey_de_paul2

日本では“Sugar Me”という曲がヒットして、その後何曲かリリースされましたが、大ヒットには至らず、次第に彼女の存在は忘れられていきました。写真の風貌をみると一瞬Madonnaかと思ってしまいますが、曲調、ボーカル・スタイルなどはまったく違うのです。Madonnaがスターダムにのし上がる10年近く前に現れた女性歌手でした。そういえば、一時リンゴと恋仲にあったと言われていました。

思えばこの頃音楽を聴くのは楽しかったですね。次々に個性あふれる歌手が出てきて、しかも曲が良くできていて、聴いていて心地よかったです。

                                                      

診察が終わったぺぺのあとに、そわそわしていたコリー君の番になったのですが、飼い主が促してもなかなか診察室へ入ろうとしません。強引に入れようとしても嫌がるばかり。ぺぺの「叫び声」の影響は多大なものがありました。(笑)

Lynsey De Paulの“Sugar Me”のビデオはこちらのURLで。

http://www.youtube.com/watch?v=wRQLGXJAUek

http://www.youtube.com/watch?v=jV7df-Zd-O8&feature=related

  

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2010年5月24日 (月)

映画で紹介されるジョージのカセット・テープ

   

ジョージのドキュメンタリー映画でビートルズ・ファンが最も興味をひかれるものは、やはりジョージがビートルズ時代に残したカセット・テープでしょう。海外のニュースを見る限り、現段階ではそれが彼の作品のデモなのか、それともカバーなのかははっきりしていません。(またまた日本の某サイトが「デモやカバーなど」と断定した形で誤報を発してしまっていますが)

このURLの記事を見ても、内容が明らかになっていないことがわかります。

http://consequenceofsound.net/2010/05/21/scorsese-documentary-features-unheard-george-harrison-recordings/

日本の某サイトのソースは上の記事と同じものではないかと思うのですが、そうだとすると英語の読み違いをしています。

オリビアさんがこのテープを見つけ、今回の映画に提供したとのことなのですが、やはり内容は明言していませんね。映画の公開を待つしかないのですが、曲をどんどん作り上げるレノン=マッカートニーの陰で、コツコツと曲作りをしていたジョージは、どのような気持ちでこのカセット・テープを録音していたのだろうかと思ってしまいます。

                                                      

追記 やっと日本の某サイトの記事も訂正されました。英語をきちんと読めばわかることなのですが...・

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2010年5月21日 (金)

Beatles Memorabilia: The Julian Lennon Collection

     

今日はビートルズ関係の新刊のお知らせを。

Julian_lennon_collection9月にジュリアン・レノンのビートルズ・コレクションを紹介する本が出版されます。ジュリアン・レノンのビートルズ・コレクションといえば、ポール直筆の“Hey Jude”のメモが有名ですが、それ以外にも彼のHPに貴重な品がたくさんアップされています。恐らくこの本ではそれらのコレクションを一同に掲載した、「高レベル」のビートルズ・コレクション紹介となるのではないでしょうか。まだ公開されていないもので、果たしてどんなものが出てくるか、今からすごく楽しみです。

 ジュリアンのコレクションの一部はこちらのURLでご覧ください。

http://www.lennon.net/memorabilia/miscellaneous.shtml

   

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ジョージの映画“Living In The Material World”続報

   

 

昨年お会いした、日本におけるジョージのドキュメンタリー映画のための資料担当者であるEthan Greenさんから連絡があり、NYの会社からの次のように報告があったとのことです。

“Actually the film is not finished, we are in post-production and hope to finish by the end of the year. The film is slated for a 2011 release date.”

「実際にはまだ映画は完成していません。現在編集作業に入っており、今年の年末までに終了させたいと思っています。映画自体は2011年に公開予定です。」

ニューヨークの会社から直接の連絡ですので、間違いありません。某サイトの「完成」という情報は誤報ということになります。

今年の年末に完成となると、恐らく来年の今頃公開になるのではないかと思われます。日本公開はさらにあとになりますので、来年後半以降ではないでしょうか。

   

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2010年5月17日 (月)

ジョージのドキュメンタリー映画“Living In The Material World”

   

ジョージのドキュメンタリー映画の撮影が完了!!

タイトルは“Living In The Material World”です!!

マーティン・スコセッシのプロダクションとオリビア・ハリスンのプロダクションの共同制作として進んでいたこのドキュメンタリー映画ですが、既に撮影が完了し現在編集中で、2011年の公開を予定しているようです。映画では、未公開映像とともにまだ誰も見たことがないジョージの遺品(カセット、メモ、写真など)が公開される模様です。また、ポール、リンゴ、エリック・クラプトン、エリック・アイドル、トム・ぺティ、小野洋子、フィル・スペクターのインタビューも含まれるとのこと。現在、編集に入っているとのことですが、ボブ・ディランの“No Direction Home”や“ローリング・ストーンズの“Shine a Light”を編集したDavid Tedeschiが今回も編集に携わっているようです。とにかく本当に楽しみです!今後はカンヌ映画祭でプロモーションが行われる予定です。

昨年、このブログを通じてジョージの写真などを提供してくださった皆さん、完成目前ですです!皆さんの写真が映画で公開されると嬉しいのですが。

詳しくは、以下のURLで。

http://www.variety.com/article/VR1118019390.html?categoryid=13&cs=1

日本の某サイトでは、「完成」というニュースを流していますが、「撮影完了」であって、現在編集中であることがこの“Variety”というサイトで報じられています。

                                                      

追記 日本の某サイトの情報が訂正されました。めでたし、めでたし。

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2010年5月15日 (土)

アイルランド・シングル盤

   

今日は、アイルランドのシングル盤について。

P1010009P1010010アイルランドは1970年代前期までシングル盤にパーロフォンの黒レーベルが使用されていました。ですから、ジョンの“Happy Xmas”やジョージの“Give Me Love”などはアップル・レーベルではなく、黒のパーロフォン・レーベルなのです。

                                                   

                                                           

                                                           

                                                           

                                                                                        

                                                                                      

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ところが70年代中頃からアップルレーベルに変ります。おもしろいことに、1975年以降のウイングスのレーベルは、アイルランドではキャピトルではなくアップルなのです。契約の関係でこうなっているのだと思われますが、何か「天邪鬼」的なものを感じてしまいます。もうひとつこのアップル・レーベルでおもしろいことは、他国とA面、B面の曲が逆だということです。もしかしたら、アイルランドではスライスされたリンゴの方をA面としているのかもしれませんが。

                                                           

                                                           

                                                           

                                                                                            

                                                           

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ビートルズのリイシューもプッシュアウトのアップル・レーベルになっています。左の写真の“Rain/Paperback Writer”もA,B面が他国と逆になっています。更に興味深いことに、Rainがモノ、Paperback Writerがステレオで収録されています。また、レーベルの上に“PARLOPHONE”という表記があるのもおもしろいです。アイルランド盤には、何かUK盤に対して「反骨精神」のようなものを感じてしまうのは、私だけでしょうか?(笑)

   

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2010年5月14日 (金)

ポール・マッカートニーの謎の曲“PENINA”

   

P1010005今日はポール・マッカートニーが作曲し、ポルトガルのミュージシャンにあげてしまったという“Penina”という謎の曲について。

                                                           

   

                                                           

   

P1010001_2この曲との出会いは、まだあまりこの曲に関しての情報がなかった70年代後半。新宿のレコード店でこのポルトガル盤シングル・レコードがひっそりと販売されていました。レーベルを見ると作曲者としてPaul McCartneyのクレジット。このレコードではポールではないあるポルトガルの歌手が歌っているのですが、たしかGet Back Sessionでポールが部分的に歌っていた曲だったなあと思い出し、念のために購入して家へ帰りました。ただ家で聴いてもあまりピンと来ないまま、いつの間にかどこか へしまっていました。

    

P1010002_2その後、“The Songs Lennon and McCartney Gave Away”というLPが出た時、この曲が収録されているのに気がつきました。クレジットはLennon-McCartneyではなく、やはりPaul McCartneyでした。

   

P1010003その後、この曲についてポールがファンクラブ誌のClub Sandwichで語っているのを読んだことがありました。それによると、ポールは1968年ポルトガルに行き、酒に酔ったある夜、ぺニナというリゾートのホテルでポルトガルのミュージシャンと出会い、即興で曲を作り一緒に演奏します。そしてその曲をそのミュージシャンにあげる約束をしたらしいのです。ポールはビートルズの曲としては適当なものではないと判断していたようです。しかし、ここでひっかかるのが、Club Sandwichでポールが「ポルトガルのグループ」と言っていること。先に紹介しましたシングル盤とLPではCarlos Mendesというソロの歌手が歌っており、グループではないのです。「ポールの記憶違いかな」と思いながらそのままにしていました。

   

P1010003_2そしてその数カ月後、ある情報を聞きその謎が解けました。この曲はCarlos Mendes以外に、Jotta HerreというポルトガルのグループによってもEPレコードが1969年にリリースされていたのです。おそらくポールはこのグループと出会い、曲をあげる約束をしたのではないかと思われます。Carlos Mendesも多分Jotta Herreと一緒にその場にいたのではないかと想像するのですが。(そうでなければ、あのLPにCarlos Mendesのバージョンが収録されるはずがありません)

Jotta HerreのEPレコードはポルトガル、スペイン、オランダ、フランス、チリでリリースされていたようです。詳しくは、次のURLでスペインのコレクターのHPをご覧ください。

http://beatleshelp.topcities.com/collabo/peni.html

2004年に“All You Need Is Lisboa”というCDが発売され、その中にJotta HerreとCarlos Mendesの両方のバージョンの“Peninaが収録されていました。そしてそれがコピーされて海賊盤に収録されてしまいます。“All You Need Is Lisboa”は日本では入手困難ですが、この2バージョンは現在も売られている海賊盤で聴くことができます。

まだビートルズが存在した時代に、ポールがソロで曲を提供したというこの“Penina”。まだまだ詳細は不明、謎は残ります。

Carlos Mendesの“Penina”を次のURLでお聴きください。

http://www.youtube.com/watch?v=n2t_I1ulASM

   

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2010年5月 8日 (土)

祝 LET IT BE 40周年

                                                                      

1970年5月8日にアルバムLET IT BEが発売になっていますので、今日でちょうど40周年ということになります。ここのところLET IT BEの話題がなかったので、40週年を祝して小さな特集を。

                                                        

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今まで記事にしなかったLET IT BEのアルバムに、このブラジル・モノ盤があります。ステレオをモノに変換したものですので、あまり振り向かれませんが、以前はいい状態のものは入手困難でした。

                                                      

                                                        

 

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写真のブラジル盤は、アメリカのショップで75ドルくらいで購入したのですが、ブラジル盤にはレーベルにステッカーが貼られたものが多いです。ラジオ局のステッカーが貼られているのもよく見かけます。

                                                        

 

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このモノ盤はAMラジオ放送用に使われた(つまり主にDJプロモとして)のではないかと推測していますが、ステレオに比べるとかなり枚数が少ないような気がします。

                                                        

                                                        

                                                        

                                                        

                                                                                                            

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先ごろ、実際に販売されたLET IT BE関係のアイテムで最も入手が困難なものは何かとたずねられたのですが、以前はこのレーザーディスク(LD)を入手するのが大変でした。今ではかなり楽に入手できるのでは?

                                                        

                                                                                                             

                                                        

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この映画はまだDVDが発売されていませんので、海賊盤などで見るしかないわけですが、もし正式にDVDが出るとすると、映像、音ともにかなりいじられるのではないかと予想します。このLDはあまり映像がきれいではなく、音もあまりよくありません。因みに、このLDは字幕はありませんが日本製です。レーベルと、ジャケットにその旨の表記があります。

                                                        

                                                       

                                                                                    

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この写真のUKモノのリール・テープも入手困難でした。今もたまにしかオークションに出品されませんので、どうしても高値になってしまいます。ステレオから変換したモノですので、音的には魅力はないのですが。

                                                       

 

                                                        

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私の経験では、このアップル・レーベルの輸出用シングルが最も入手困難ではないかと思います。今までオークションでもあまり見かけませんでしたし、出品されてもワープしていたり、レーベル部分が抜かれていたりしていました。良い状態で入手するには最も困難なアイテムだと思います。

                                                        

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レーベルの“P-R 5833”というナンバーに注意なのですが、輸出盤には頭にPが付いています。レギュラー盤にはありません。因みにパーロフォン・レーベルの輸出盤にもこのナンバーが表記されています。

                                                        

                                                        

                                                       

入手困難なものに関して書いてきましたが、あくまでも私の経験から来るものですので、いろいろご意見はあることと思います。どうかご了承ください。

                                                        

                     

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2010年5月 6日 (木)

名曲シングル② 35年前(1975年)の女性シンガー

                                                                   

久しぶりに「名曲シングル」です。今回は35年前、1975年の女性シンガーのヒット・シングル。(写真はUK盤です)

                                                      

P1010038まず最初はミニー・リパートンの“Lovin' You”ですが、この曲は1979年7月12日にミニーが癌で亡くなってからも、数多くの歌手に歌われてきました。情感たっぷりのいい曲です。鳥のさえずりが入っている曲では、ビートルズの“Blackbird”とこの曲が最高ですね。

ビルボード誌の75年の年間ヒットチャートにベスト10入りしています。前述のとおり、ミニー・リパートンは1979年に31歳の若さでこの世を去りました。

“Lovin' You”のビデオは以下のURLで。

http://www.youtube.com/watch?v=kE0pwJ5PMDg

                                                      

P1010039次はオリビア・ニュートンジョンの“Have You Never Been Mellow”。「そよ風の誘惑」なんて邦題がついていました。たしか日本語の歌詞がつけられ、ドラマのテーマ曲としても使われていました。この曲のあと、オリビアは日本でも大変人気が出て、来日公演も武道館で行われました。私もアリーナ端っこの席で見ていました。場内、英語が通じないで、ちょっと困っているような感じのオリビアでした。

この曲のビデオは次のURLで!

http://www.youtube.com/watch?v=4IFQZyxxyyM&feature=related

                                                      

P1010037最後はジャニス・イアンの“At Seventeen”、邦題は「17歳の頃」。ジャニス・イアンは日本ではドラマ「岸辺のアルバム」で使われた“Will You Dance”の方が知られているかもしれませんが、私はこの曲の方が断然好きです。ジャニスは10代の頃から天才少女として知られていたようですが、この曲で一気に人気女性シンガーの仲間入りを果たします。この頃、落合恵子さんがCBSソニーの洋楽シングルの解説を書いていて、確かこの曲もそうだったのではないかな?

“At Seventeen”をビデオで!

http://www.youtube.com/watch?v=ypn9oKaO-3E

                                                      

70年代の女性歌手を代表する3人(私はこの3人以外ではロバータ・フラックが好きなんですが)の名曲3曲を紹介しました。皆さんはこの3曲に思い出はありますでしょうか?

                                                

                   

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2010年5月 5日 (水)

映画「苦い蜜~消えたレコード~」

P1010014_3 連休も終わりに近づいた5月4日、有楽町のイトシアにあるヒューマントラストシネマ有楽町に、映画「苦い蜜」を観に行きました。

館内に入ると、「あれ?場所を間違えたかな?」と思うほど、周りは20代の女性ばかり。「いつの間に若い女性のビートルズ・ファンが増えたのだろう?」と思っていたら、どうやら映画上映前のトークショーに出演する俳優・鎌刈健太がお目当ての女性ファンだったようです。 納得!

その女性たちの何人か(20人くらいいたかな)は、トークショーが終わると映画を観ずにそそくさと館外へ出て行きました。目の前でお目当ての俳優を見られたので目的を果たし、そしてもう夜の9時で遅いから、帰宅したのでしょう。 納得!

映画の内容はビートルズ・バー「リボルバー」を舞台に、その社長が集めたビートルズのUKオリジナル・アルバム全14枚(?)のうち、ブッチャー・カバーがなくなったことで始まるミステリー。

もうビートルズ・ファンの方ならばお気づきのことと思いますが、UKのオリジナル・アルバムにUS盤のブッチャーが加わることの何と不自然なこと、うーーーん。でもビートルズの映画ではないのだから、そんなことどうでもいいか、と 納得!

バーの中に飾られていたアルバム・ジャケットを見て、“For Sale”が日本盤ジャケットだと気づきました。それから、UKオリジナルにあるはずのmono或いはstereoの表記がないものが沢山。ま、いいか。ビートルズの映画ではないのだから。 納得!

台詞の中で、「ブッチャーカバーは400万円位する」という言葉がありました。数年前、ファースト・ステイトのシールドがUSのショップで10000ドルで売っていたが、あれはバーゲンだったのか? きっと私の記憶違いでしょう。 納得!

ストーリーはまるでTVのサスペンス番組を見ているようで、なかなか面白かったです。これは決してふざけて言っているのではなく、映画館にいることを忘れるほどTVのサスペンス番組のようにストーリーに引き込まれたということです。

元クレイジー・キャッツの犬塚弘、元タイガースの森本タロー、「俺たちの旅」のオメダの田中健、「愛と誠」の池上季実子、それから昔、セブン・イレブンのCMに出ていた渋谷琴乃、そして島田順司、高橋ひとみ、中西良太、原幹恵という俳優陣。色々な人を集めたなあ、と思いました。ひとりひとりの個性が出ていて良かったです。あとで気がついたのですが、登場人物名で森本タローが沢田(タイガースのジュリーを連想)、その他にも、堺(スパイダースの堺正章を連想)、植木(植木等を連想)とありましたが、これは意図的?

ひとつ引っかかったのが、パラソル・チョコレートの回想のシーンで、ほぼ私と同年代の人の子供時代だと思うのですが、子供の服装がまるで戦後間もない頃のランニング・シャツとダボダボ半ズボン。もう少しまともな服装してたよなあ、と思いましたが、映画の中で「昔」の感じを出すためにそうしたのだと、 納得!

本日舞台に上がっていた亀田幸則監督はとても心優しそうな方で、この映画で、勝ち組、負け組をはっきり判定する現代に対して、「違う見方もできるのだ」ということを伝えたかったとのこと。 本当に、 納得!

見終わっての感想は、ビートルズ・ファンとしての目でこの映画を観ない方がいいということ。(そうでないと前述の私のように疑問点が続出してしまいます)サスペンス・ドラマとして、しかし「白黒はっきりさせない」サスペンス・ドラマとして楽しむこと。たしかに「白黒」つけずに、いい意味でうやむやにしてでも、お互いを許しあえる時代がありましたよね。とにかくこの映画の意図することに、 納得!

最後に、変に納得してしまう自分に、 納得...できませんでした。(笑)

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2010年5月 1日 (土)

レコード・ストア・デイの“Paperback Writer”と“That'll Be The Day”

  

去る4月17日、イギリスにおける「レコード・ストア・デイ」にて、ビートルズの“Paperback Writer/Rain”と、映画「Nowhere Boy」から“That'll Be The Day/In Spite Of All The Danger”の7インチ・シングル・レコードが発売されました。

                                                       

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まず、“Paperback Writer”ですが、初のリマスター音源からのシングル・レコードということで、話題を呼んでいました。ダーク・ブルーのスリーブにプッシュ・アウトではない、ジュークボックス型のダーク・ブルーのレーベル。できればプッシュ・アウトにして欲しかったですね。プレスはおそらくオランダの工場だと思われます。

                                                                                                   

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かなりシンプルなレーベルで、A面に2つの曲目の表示があり、B面には “PARLOPHONE”の文字のデザインのみが描かれています。 レコードのマトリックス・ナンバーは手書きで、A面が3A 00258-01 A1で、B面が3A 00258-01 B1です。

                                                       

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スリーブ、レーベルともにかなりシンプルな感じのデザインですが、それがまたいいのかもしれませんね。

イギリスで販売された数は1000枚。今後アメリカのレコード・ストアでの販売も予定されています。

                             

                                                                                       

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もう1枚、ビートルズ関連のシングルが発売されました。映画「Nowhere Boy」からの “That'll Be The Day/In Spite Of All The Danger”のシングル・レコード。個人的にはこちらの方が内容、デザインともに気に入っています。写真のようなスリーブですが、リング・ウェアをそのままコピーしたスリーブで、なかなか凝っています。

                                                                             

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アーティストはTHE NOWHERE BOYSとなっています。クォーリーメンがきちんとした形で録音したらこんな感じになったのかなあと思いながら聴いていました。CDで既に発売されている音源だと思いますが、私はまだ聴いていませんでしたので、こうしてシングル・レコードで聴けたのは嬉しかったですね。

                                                    

                            

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1958年に1枚だけ製作されたクォリーメンのアセテートと同様に、B面はポールとジョージ作の“In Spite Of All The Danger”です。

2曲ともアセテートを参考にしたと思われるアレンジで、52年前にタイム・スリップした気持ちにさせてくれる、とてもいい内容です。早く日本でも映画を上映して欲しいですね。

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Walls & Bridges UK盤(マトリックス4/4など)

   

今年の連休の過ごし方は、まず祖父母の墓参りに行くことは決めていたのですが、それ以外にはコレクションの整理と部屋の掃除をしようと思っています。

今日はビートルズ・ソロ・アルバムの整理を始めたのですが、ポールのアルバムの多さを感じ、今更ながらポールの才能の凄さを再認識しました。その次に多いのはジョンですが、各国盤や、UK盤でもちょっとした違いがある時には購入していましたので、枚数はポールにも劣らないくらい多いです。

その中でふと手にとってみてじっと見つめてしまったのが、ジョンの“Walls & Bridges”でした。UK盤を4枚も持っていたことに気づき、そのうち1枚はいわゆるミレニアム盤、つまり10年くらい前のもので、残りの3枚がオリジナルでした。どうして3枚も持っていたかというと、まずジャケット等に違いがあること、そしてマトリックス・ナンバーが異なることで、集めていたのだと思われます。

                                                      

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UK盤のうち2枚は新宿のVinyl3というレコード店で今から15年ほど前に購入。残りの1枚はUKのショップで購入しました。全てかなり安い値段で購入しました。

                                                      

                                                      

                                                      

                                                      

                                                      

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私が持っているUK盤のジャケットは二種類あり、 ジャケット上部が閉じているもの(これがファーストだと思うのですが)と...

                                                      

                                                      

                                                      

                                                      

                                                      

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上部が開いているものの2種類です。これらのLPは両方とも新宿の店で売っていましたので、一緒に購入しました。ジャケットの違いだけで2枚買ってしまったわけです。

                                                      

                                                      

                                                      

                                                      

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店で見ていた時は、ジャケットの違いだけしか気にしていなかったのですが、家に帰ってから、まだ細かいところでの違いがあることに気づきました。

                                                      

                                                      

                                                      

                                                        

                                                      

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ファースト・プレスと思われる方には左のような、ジョンのインタビューのカードが入っていました。

                                                      

                                                      

                                                                                                            

                                                      

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これはプレス向けのプロモーション・キットに入っていたものと同じで、インタビューにジョンの校閲(?)が入っていて、いろいろ直されているものです。(もちろん印刷ですが)

                                                           

                                          

                                                                                                                                                                                                            

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もう一方のLPには左のようなリーフレットが入っていました。

                                                           

                                                           

                                               

                                                                                                           

                                                      

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内容は#9 Dreamのシングル発売のお知らせでした。このことからも、こちらのLPが前のものよりも後に発売されたのではないかと推測されます。

                               

                                                 

                                                      

                                                      

                                                                                                       

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また、2枚目のLPの方には、ジャケット裏の左隅に“Garrod & Lofthouse Ltd.”の表示がありました。(1枚目にはありませんでした)

                                                      

                                                      

                                                      

                                                      

 

                                                     

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そして更に、ブックレットの最後にある“Printed in England~”の表示に「ズレ」があることにも気づきました。(写真の下がファーストと思われるもので、上が後発のもの)初めは印刷時にちょっと位置がズレた程度に思っていたのですが、そうではなく、後発のものは上のように内側にズレているものだと、知り合いから教えてもらいました。

                                                                                                                                                           

                                                      

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ブックレットの“PCTC 253”の文字の位置も微妙に違っています。写真上部のものがファーストと思われるもの、その下が後発と思われるもの。

                                                      

                                                      

                                                                                                           

                                                      

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次に新宿で買った2枚と、UKのショップから購入したものとの違いなのですが、新宿で買った2枚は両方ともインナースリーブの上部の角がまっすぐにカットされてますが...

                                                      

                                                      

                                                                                                                                                

                                                   

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UKのショップで購入したものは、丸くカットされていました。

ちなみに、UKで買ったものと新宿で購入した後発盤と思われるものは、ジャケット裏に印刷会社の表示があり、ブックレットの文字の位置も同じでした。

                                                      

                                                                                                           

                                                      

                                                      

P1010040

新宿で買ったLPは両方ともマトリックス・ナンバーがA面YEX937-Z5、B面YEX938-Z6ですが、UKで買ったLPはA面YEX937-4、B面がYEX938-4でした。

“#9 Dream”で音を比べてみましたが、新宿で購入の2枚の方が少しラウドでベース音がやや大きく、UKショップ購入の方は、表現が難しいのですが、透明感のある落ち着いた「きれいな」音でした。

                                                                                                                                                                                                                                              

                                                      

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知り合いのコレクターにたずねたところ、A面だけ4というのもあるようですが、両面4は珍しいのではないかとのことです。

ただし、ファーストはZ5/Z6の方で、4は後からプレスされたのではないかということですので、ファースト・プレスにこだわる方は、前述のジャケット、インナースリーブのもので、マトリックスZ5/Z6を入手すればよいようです。

                                                      

                                                      

こういう記事は、興味がない方にとっては本当につまらないでしょうね。スミマセン!                        

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