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2010年4月15日 (木)

40年前のビルボード誌

P1010005今日は40年前のビルボード誌を紹介します。

ビートルズ解散が決定的になった頃のアメリカ最大の音楽雑誌ビルボード1970年4月18日号には、いったいどのような内容が掲載されているのでしょうか。                                                                                                      

                            

                                                            

                                                                                                                

                                                                                        

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ビルボード誌の特徴であるヒットチャートのHOT 100(シングル)を見てみます。ビートルズの“Let It Be”シングルが3月にリリースされてから1カ月程ですが、2週連続で1位にランクされています。因みにビートルズ関係では、4位にジョンの“Instant Karma”、そして7位にポール作曲、バッド・フィンガーの“Come And Get It”が入っています。それ以外では、ジャクソン5の“ABC”が2位、サイモンとガーファンクルの“Bridge Over Troubled Water”が6位、ゲス・フーの“American Woman”が9位、懐かしいところではボビー・シャーマンの“Easy Come, Easy Go”が11位となっています。70年代最初の年の4月のヒットチャートですが、まだまだビートルズの影響力は濃く、HOT 100には複数のアーティストによるカバー・バージョンがランク・インしています。58位にアイク&ティナ・ターナの“Come Together”、66位に5ステア・ステップスの“Dear Prudence”、81位にカーペンターズの“Ticket To Ride”となっています。

                                                                 

       

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表紙及び本文の記事には、ポールのビートルズ脱退に関する内容が掲載されています。

                                                        

                                                        

                                                                          

                                                        

                                                                      

      

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裏表紙には、アルバム“McCartney”の広告が載っています。ビートルズの終焉、そしてソロ活動の始まりを象徴するような、1970年4月18日号のビルボード誌です。

                                                        

                                                        

                                                        

                                                         

                                                        

                                                        

                                                        

                                                                       

     

                                                        

                                                        

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                                                                                                           そして約2カ月後の6月13日号では、ポール対ビートルズの構図が出来上がっていました。LPチャートで、前週に1位だった“McCartney”を追い落とし、ビートルズの“Let It Be”が1位に輝いています。                                               

                                                        

                                                              

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ビートルズ最後の全米NO.1曲、“The Long And Winding Road”が1位になったのもこの6月13日号でした。

                                                        

                                                         

                                                        

70年のこれらのビルボード誌は、ビートルズが最後の最後まで、音楽界のトップに位置していたことを示す貴重な資料ではないかと思います。そして、ヒットチャートにおけるビートルズとポールの「対決」も、大変興味深いものでした。

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コメント

pinkislandさん

この2冊のビルボードはビートルズの終焉を象徴するものですね。当時のファンはこれをどんな思いで読んでいたのでしょうか。

ロングアンド~がアメリカ最後のNO.1ヒットというのも、意味深ですねえ。ポールにとっては「屈辱」だったと思いますが。

投稿: JUN LEMON | 2010年4月17日 (土) 15時25分

貴重なビルボードを見せていただき、ありがとうございます。この時代から、こうゆう紙面だったのですね。

ロングアンド~の米盤シングルを、池袋で中古で買ったのを思い出し、懐かしがってます。

投稿: pinkisland | 2010年4月17日 (土) 06時27分

アルバム“Abbey Road”が発表された年にお生まれになった赤井川塾さんに、ビートルズ最後の頃のビルボード誌に興味を持って頂けたようで嬉しいです。最後の最後まで1位!何と凄いことか。

投稿: JUN LEMON | 2010年4月16日 (金) 22時05分

私は1969年4月生まれなので、もうすぐ一歳のときのビルボード!当然、記憶にはないが、私の人生はまちがいなく現役のビートルズと重なっていたのですね。

投稿: 赤井川塾 | 2010年4月16日 (金) 14時19分

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