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2010年3月

2010年3月30日 (火)

45年前のビートルズの写真

リアルタイムのファンではなかった私は、まだ見たことがないビートルズの写真(公に発表されたもので)が沢山あると思います。今日紹介するものもその一部です。(当時のファンの方にとっては珍しくないものかもしれませんが)

 

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先日購入したイギリスの雑誌“WOMAN'S OWN”、イギリス版「女性自身」、いやこちらが本家本元なのだと思います。1965年の7月発行となっています。絶好調時代のビートルズの、珍しいプライベートの写真が掲載されています。

“World exclusive color pictures!”とありますので、当時の独占写真だったのでしょう。

表紙は何かひそひそ話をするポールとジェーン・アッシャー。

                                                          

                                                          

                                                         

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特集記事の最初を飾るのはリンゴ・スター夫妻。新婚5カ月の二人。キャプションには10月に出産予定であることが書かれています。

この時、モーリンは何と18歳!!

モーリンは「生まれてくる子供は男の子であって欲しい」と語っています。

リンゴは「子供は2,3人欲しい。でももし11人生まれたら、サッカーのチームができるね」と記者に答えています。

                                                                                                                  

                                                         

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次はジョージ・ハリスンとパティ・ボイド。二人はまだ結婚前。

パティは「私がジョージを好きなのは、ハンサムで、シャイなところ。私もシャイだから」と答えています。

ジョージは「パティの個性が素晴らしい」と。

                                                                                                                 

                                                         

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次のページでは、レノン家の写真が。まだ2歳のジュリアンがとても可愛いですね。

シンシアは「ファンが手紙で子供(ジュリアン)のことを書いてきて“baby Beatle”と呼んでいるの。でもファンは私の存在を無視しているわね」と話しています。

ジョンは私生活に関しては記者に語らなかったとのことです。それでも、この写真が届いた時に「子供のために撮ってもらってとっても良かった。ここ1,2年は子供の写真を撮っていなかったからね」と感想を述べています。

                                                                                                                

                                                         

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最後はポール・マッカートニーとジェーン・アッシャー。付き合い始めて間もない時期で、まだ婚約もしていない頃です。

ジェーンは「ポールは素敵で、一緒にいると本当に楽しいの。好みや考え方で共通することが多く、同じことで笑ったりしているの」と語っています。

ポールは「ジェーンと結婚するとしたら、婚約はしないだろうね。速やかに、そしてシンプルに結婚式を挙げるだけさ」と話しています。またこの雑誌の表紙や記事のビートルズの写真について、「すごくいい!僕たちのそのままの姿を写してくれているから。髪の毛もくしゃくしゃだしね」と感想を述べています。

                                                         

ステージから離れた、プライベートのビートルズの写真もとてもいいですね。

まだまだ見たことがない写真が沢山あると思いますが、皆さんがお気に入りの写真について教えて頂ければ幸いです。

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2010年3月26日 (金)

ボブ・ディラン東京公演

 

3月25日、急遽、Bob Dylanの東京公演に行って来ました。個人的には初来日の1978年の武道館公演に行ってから通算3回目になります。前回私が行ったのは2001年の東京国際フォーラムでしたが、今回はZEPP東京という国際フォーラムよりもひと回り小さい会場。1階は恐らくギュウギュウ詰めになると思いましたので、2階のチケットを取ることに。先に「急遽」と書きましたが、数日前まではチケットを買う気はなかったのですが、先日マーティン・スコセッシのドキュメンタリー映画「NO DIRECTION HOME」を観て、気持ちが大きく変わりました。この映画のボブ・ディランとは恐らく全く違う「今」のディランを観てみたいということと、9年前の公演とどう変わっているか興味があったこと、この2点が動機です。

当たり前のことなのですが、40年以上前のボブ・ディランの姿を集めた映画を観たばかりでしたので、大きなギャップを感じながらコンサートを観ていました。ここまで違うと、リアル・タイムのファンの方はノスタルジーを感じるなんてことは全くなかったのではないでしょうか。いや、多分、リアル・タイムの方々はそんなこと分かりきっておられることでしょう。同じ「ボブ・ディラン」はいつも存在しない。彼はノスタルジーなど関係ない常に変わり続ける「永遠の現在」のアーティストなのだろうと、強く感じた次第です。今回はギターを弾きながら演奏した曲は1曲(?)のみで、殆どキーボードを弾きながら歌っていました。

次に9年前との比較ですが、セットリストをここに掲げてみます。

(2010年3月25日セットリスト)

1.  Watching The River Flow

2.  It's All Over Now, Baby Blue

3.  The Levee's Gonna Break

4.  Just Like A Woman

5.  Things Have Changed

6.  Girl Of The North Country

7.  High Water (For Charley Patton)

8.  A Hard Rain's A-Gonna Fall

9.  I Don't Believe You (She Acts Like We Never Have Met)

10. Love Sick

11. Highway 61 Revisited

12. When The Deal Goes Down

13. Thunder On The Mountain

14. Ballad Of A Thin Man

   (encore)

15. Like A Rolling Stone

16. Jolene

17. All Along The Watchtower

公演前は、今回はあまり古い曲はやらないのではないか、と予想していましたが、上記の通り、結構やってくれました。その中で、個人的には“It's All Over Now, Baby Blue”と“Girl Of The North Country”が嬉しかったです。前述の映画でニューポート・ジャズ・フェスティバルでの“It's All Over Now, Baby Blue”を観たばかりでしたので、本当に同じ曲かと思うほど違うアレンジだなあと感じました。

ここで9年前に私が行ったコンサートでのセットリストです。

(2001年3月3日のセットリスト)

1.  Duncan And Brady

2.  The Times They Are A-Changin'

3.  Desolation Row  

4.  Don't Think Twice, It's All Right

5.  Down In The Flood

6.  Tonight I'll Be Staying Here With You

   

7.  Tombstone Blues

8.  Make You Feel My Love

9.  Masters Of War

10. Love Minus Zero/No Limit

11. The Wicked Messenger

12. Everything Is Broken

  (encore)

13. Love Sick

14. Like A Rolling Stone

15. If Dogs Run Free

16. All Along The Watchtower

17. It Ain't Me, Babe

18. Highway 61 Revisited

19.Blowin' In The Wind

   

   今回と同じ曲は4曲のみ。2001年では“Love Minus Zero/No Limit”を聴くことができたことが強く印象に残っています。そして、ボブ・ディランはずっとギターを演奏していたことを憶えていますが、今回はキーボードでの弾き語りが殆どで、私としてはちょっと違和感がありました。でもこれが常に変わり続けるボブ・ディランなのでしょうね。

   他のサイトを見て今回の日本公演の今までのセットリストを確認してみましたが、本当に同じ曲目ではやらない。一日一日、違った曲を披露しているのですね。(アンコールは一緒のようですが)これならば、毎日通っても全く飽きないですねえ。通いつめている人たちがいるようですが。

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2010年3月20日 (土)

海外オークションのトラブル

皆さんは海外のオークションに入札されたことはありますか?中にはかなり安く、珍しい品物を購入できることもありますので、最近では日本からも多くの方が参加なさっています。

私は今からおよそ10年前に始めたのですが、少しだけトラブルに巻き込まれたことがあります。一番ひどかったのはイギリスの売り手で、品物を全く送ってこない者(催促してもとぼけるだけ)、説明と全く違うものを送ってきた者、コンディションがボロボロのものを送ってきた者、法外な送料を要求する者などです。こう言っては何ですが、私がこのようなトラブルにあうのはイギリスの売り手ばかりなのです。アメリカや他の国の売り手とは殆どトラブルがありません。(もちろん、イギリスにもとても気持ちのいい取引ができた売り手が大勢いますが) 日本のヤフー・オークションなどでもトラブルの話を聞きますが、私は日本では全くと言って良いくらいありません。まだ日本人の方が「正直」だということでしょうか。

オークションの場合、評価を参考にして入札をすると思いますが、最近ではその評価も参考にならないことがあると、知り合いから聞きました。POSITIVE(良い)の評価が100%でもトラブルにあうことが増えてきたというのです。PAYAPALの取引が一般的になった今は、大分トラブルが減ってきたのではないかと思っていたのですが、実際よりかなり高い送料を要求する売り手が増えてきたようです。その送料もインターネットで検索すれば、すぐにわかってしまうのにです。これって、「日本人だからわからないだろう」ということなのでしょうか。困ったものですね。

このようなトラブルにあうことを考えると、海外のオークションでの取引は、ある程度の英語力が必要です。英語でのレポートを書く必要があるからです。私は2度、このレポートを書いて問題を解決したことがあります。ネットで簡単になった海外オークション参加ですが、利用する頻度が高くなればなるほどトラブルに巻き込まれる可能性も高まるわけですので、十分注意が必要です。

ビートルズのレコードなどは、海外のショップでも高いので(最近ではデフレの影響か、日本のショップの方が安いこともあります。まだ日本のショップは高いと思っている海外のディーラーがいますが)、オークションに頼ることになってしまうと思いますが、くれぐれもご注意を!!

今入った知人からの情報では、アメリカ人からシングル・レコード1枚(3ドル)を落札したら、なんと23ドルの送料を要求してきたとのこと。イギリス人だけではないようです。

複数の方からの、九星術占断お申し込みありがとうございます!少々お時間をいただきますので、今しばらくお待ちください。よろしくお願いいたします。

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2010年3月17日 (水)

Hey Jude UKシングル フィリップス・プレス

以前、Hey Judeのレーベル・バリエーションの記事を書きましたが、その中で紹介しましたフィリップス・レーベルの、少し形状が違うレーベルの紹介を忘れておりましたので、ここでご紹介します。

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Rimg1701_2今回紹介するものは3本スポークは変わりないのですが、表面がザラザラしており、レーベルの外周から内側へ5mm程度のところにリングがあるものです。

                                                        

   

Rimg1702このレーベルの形状は、3本スポーク以外は以前紹介しましたCBSプレスのレーベルと酷似しています。レコードの工場についてあまり知りませんので何とも言えないのですが、プレスの問題なのか、それとも工場の違いなのか、ご存知の方がいらっしゃいましたらご教示お願いいたします。

実は、以前Hey Judeの記事を書いたときには、このレコードを手放していましたので、のせることができませんでした。新たに入手しましたので、掲載させていただきました。 

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2010年3月14日 (日)

映画“A HARD DAY'S NIGHT”を鑑賞

3月12日、映画“A HARD DAY'S NIGHT”を観てきました。邦題は“ビートルズがやって来る ヤア!ヤア!ヤア!”ではなく、数年前に上映された時と同じ“ハード・デイズ・ナイト”でした。映画評論家の故・水野晴郎さんがつけられた昔の邦題の方がいいと思う方も多いのでは。

この映画を初めて観たのは、実は映画館ではなくTVででした。声は広川太一郎などの吹き替えで、何か「モンキーズ・ショウ」を観ているような感覚でした。スクリーンで初めて観たのは、イモータル・ビートルズ・ファン・クラブ(IBFC)による上映会で、両国の公会堂での開催でした。ビートルズの顔がアップになることが多いので、口や舌の動かし方を観て、英語の発音の仕方の勉強にもなり、とても興味深かった思い出があります。この時、とても印象深かったのは、何故かジョージなのです。鏡に向かって“ヒゲを剃る”シーン、“And I Love Her”をガット・ギターで弾くシーン、そして“I'm Happy Just To Dance With You”を歌うシーン。決して演技はうまくありませんでしたが、とぼけた感じがとても印象的で、演奏シーンは「カッコよかった」ですね。当時ジョージが一番好きだったこともありますが。

BCCやこのIBFCで映画をよく観たという方も多いのでは。映画館と比べ複数の映画、プロモ映像の上映がありましたので、楽しめました。(今となっては少しも珍しくない映像が殆どだと思いますが、当時は観る事ができる機会が少なかったのです)

ビートルズの映画を映画館で観るのは本当に久しぶり。東銀座の東劇は、現在小規模の映画館が多い中、比較的座席が多い所です。当日は平日の昼間ということもあり、客は自分も含めて22人。簡単に数えられてしまうのが、とても悲しかったです。(笑) ブログ仲間のむんむんさんが、かつて映画館を「ひとり貸切」でご覧になったのに比べれば、大変「多い」来場者といえるかも。実は今回私はその「ひとり貸切」を期待していったのですが、実現しませんでした。(笑)若い人はほんの少しで、多くの客は50代後半から60代という感じでした。その中にはきっと昔、スクリーンに向かって叫んでいた方がいたはず。そんな想像をしながら楽しく鑑賞しましたが、今までと少々違った見方をしている自分に気づきました。

始まってすぐ、マネージャーが自動販売機で牛乳を買って飲もうとするシーンがありますが、それが懐かしい「テトラ・パック」!若い人はご存知ないでしょうけれども、三角のパックに入った牛乳です。そしてファンに追われるメンバーが写真のスピード写真撮影機に隠れますが、1964年にすでにあったイギリスと当時まだ影も形もない(日本で一般的になるのは70年代?)日本との差を感じてしまいました。こんな風に、各シーンの些細な箇所が目に付いて、今までと違った見方をしていました。

リンゴがジョンやポールからドラムの叩き方に関して要求されるシーンで、「これって、マジっぽいな!」という気持ちになりました。ジェフ・エマリックの著書を読んでいたせいでしょうか、「映画でもリンゴがいびられている」と思ってしまったのです。(笑)

ポールのじいさんに「この写真にサインをしてくれ」と言われ、サインをしているポールとジョージ。手の動きを見ると、実際にはしていないような...。

パティが出てくるシーンでは、ジョージはドキドキだったのでは?ポールがくどくシーンでは、映画とは言えどんな気持ちだったのでしょうかね。

TVモニターをいじる女性アシスタント。全く仕事になっていません。それとも「見習い」という設定だったのか?(笑)

いやあ、久しぶりにスクリーンで観ると、今までと違った見方をするものですね。しかもどうでもいいことばかり考えてしまいました。

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2010年3月12日 (金)

期待される“Paul McCartney Box”のレア音源

今日はポールとリンダの結婚記念日ですね。20年前、2人は日本でこの日を迎えたわけです。ポールは“My Love”の一節から少し言葉を変えて、“Only you hold the other key to me.”という言葉が刻まれたゴールドのペンダントを、リンダにプレゼントしたそうです。

今日はポールとリンダに関する話題を。

だいぶ前の話題ですが、昨年の5月頃、海外のブログにてポールの未発表曲、未発表テイクの集大成ボックスが2010年にリリースされるのではないかと噂されていました。(一時、野良さんの「ビートルズ音源フォーラム」でも話題になっていました)その後全く話題が出てこないのですが、立ち消えにならないことを願いたいです。内容は以下のとおりです。

Paul McCartney – rarities box set in the works

Disc 1: 1969-1972
1. Goodbye
2. Maybe I’m Amazed – 1st original mix by Chris Thomas
3. Every Night – take 1
4. Rode All Night – edit
5. A Love For You
6. Little Lamb Dragonfly – without strings
7. Get On The Right Thing – take 1
8. Monkberry Moon Delight – alternate vocal take
9. Sunshine Sometime
10. Big Barn Bed – complete Ram ukulele version
11. Dear Friend – w/o strings and horns
12. Some People Never Know – oboe version
13. Breakfast Blues – instrumental edit
14. Mary Had A Little Lamb – long version
15. Give Ireland Back To The Irish – slow version take 2
16. Tragedy
17. Thank You Darling
18. Soily -1972 studio version
19. Best Friend – studio version
20. The Mess – studio version
21. C Moon Jam – with John Bonham
22. Lazy Dynamite – long version
23. Night Out – instrumental
24. Hi Hi Hi – slow verson
25. Only One More Kiss – take 1
Bonus Track: Radio spot with untitled instrumental for Hi Hi Hi / C Moon recorded at Abbey Road

Disc 2 – 1973-1978
1. Gotta Sing Gotta Dance
2. Why am I crying
3. I Lie Around
4. Six o’Clock
5. Bluebird
6. Let’s Love (April 1974 Version)
7. Send Me The Heart (Take 1)
8. Blackpool
9. One Hand Clapping Theme
1O. Live & Let Die (74 Version)
11. Soily (74 Version)
12. Love In Song (Take 1)
13. Rockshow (74 Version)
14. Wild Cat
15. Baby Face
16. The Note You Never Wrote (Take 1, Paul & Denny Everly’s Version)
17. Silly Love Songs (Fun Version)
18. Must Do Something About It (Paul on vocal)
19. She’s My Baby (Rock Version)
20. Waterspout
21. One Woman
22. Girlfriend (First Version)
23. Twelve Of The Clock
24. Did We Meet Somewhere Before
25. Goodnight Tonight (Original 1978 Version)
Bonus track : Wings 1974 Audio Ad for the Bread Company

Disc 3 – 1979-1986
1. Love awake (Ranachan Version)
2. Rockestra Theme (Wings Version)
3. Cage
4. Robber’s Ball
5. Blue Sway
6. Attention (Paul’s guide vocal)
7. Ode to a koala bear (Take 1)
8. Rainclouds + George Martin & Paul moving impromptu dialogue about John
9. Blackpool (1981 version)
10. All the Love is There (With Stewart Copeland on Drums)
11. I’ll Give You a Ring
12. No Values (1981 Montserrat Version)
13. Tug Of War (1st string arrangement version)
14. Stop You Don’t Know Where She Came From (With great Brass section)
15. Long & Winding Road / Ebony & Ivory Strawberry jam medley (With Stevie Wonder)
16. Tug Of War acoustic reprise
17. The Fool On The Hill
18. Martha My Dear / Gloriana Medieval Guitar Piece Medley
19. Your School
20. Lindiana
21. Yvonne
22. Goodtimes Coming / Feel The Sun (Long Version)
23. Angry long jam version (with Pete Townsend & Phil Collins)
24. Hey Diddle (Paul & Linda duet, Chris Thomas 1986 version)
25. Linda
Bonus track : The Juggler music 1981 Theme

Disc 3の25の“Linda”は、このブログでも過去に記事にしましたが、1944年にリンダの父と知り合いだったジャック・ローレンスがリンダのことを書いた曲で、その後ジャン&ディーンも60年代に取り上げてヒットさせています。その曲をポールが録音し、リンダの45歳の誕生日に「45回転」シングルをプレゼントした時の音源だと思われます。(リンダが生きていれば、78歳の誕生日には「78回転」のSP盤をプレゼントしようと思っていたそうです)この曲はリンダの葬儀でかけられたようです。

世界に1枚しかなかったレコードが、このボックスの発表によって陽の目を見ることになるわけです。リストの他の曲も楽しみですが、リンダの葬儀に参加した人しか聴いたことがなかったこの曲を心待ちにしています。

“Linda”に関する記事:http://beatles18.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_dac4.html

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2010年3月 4日 (木)

20年前の3月4日

本当は昨日この記事を書きたかったのですが、すでに2つ記事を書いていましたので、今日書くことにします。

Rimg1698 20年前の3月4日、皆さんは何をしていたでしょうか。1990年3月4日は日曜日。その前日、ポールの初めての日本公演が東京ドームで行われ、3月4日のスポーツ新聞はポール一色でした。私は前日の興奮冷めやらず、スポーツ新聞を買い漁り、その記事をスクラップしました。ポールが体調不良で日程が変更になったため、私が行く予定だった初日(3月2日)がキャンセルとなり、行く予定がなかった3日が初日となりました。急遽チケットを取ったのですが、スタンド席の上の方でポールが豆粒にしか見えず、スクリーンばかりを見ていましたが、それでも興奮しました。それまで2度日本公演が中止となっていましたので、生のポールを見ることができていることで夢見心地でした。あれからもう20年も経ってしまったのですね。

Rimg169720年経った今もポールは精力的にコンサートを行っています。今年は特にUS、UKのツアーが行われますが、ワイト島でもやるんですね。凄いのひとことです。でも、以前も書きましたが、ポールの運勢から見て、心配は募る一方です。とにかく気をつけて欲しいです。

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2010年3月 3日 (水)

雛人形の意味

Rimg1692今日は桃の節句。私の家には子供は兄と私しかいませんでしたので、桃の節句にはあまり縁がありませんでした。私の一番古い記憶では、5歳の時、幼稚園で桃の節句をお祝いした思い出があります。左の桃の形をした紙は、その時の写真が収められているものです。少し破れてしまっているのが残念です。48年前のもので記憶もあいまいなのですが、確か幼稚園の先生が作ってくれたものだと思います。

Rimg1694幼稚園では、女の子の節句などという感覚はなく、皆でお祝いしていたように記憶しています。前列の一番左で座っているのが私です。こんな50年近く前の写真が今でも残っているのがとても不思議です。

                                                      

                                                      

とかく桃の節句の雛人形は、美しさばかりが語られますが、その人形が持つ意味を知っていなければ、「日本人の美意識、美的感覚」なんてことばかりを語るようになってしまうと思います。「節句=節供」は桃の節句に限らず、邪気が入りやすい時期と言い伝えられ、自分たちの邪気、穢れを落とすためにかつては人型を川に流していました。今でもその行事が残っている地方がありますね。雛人形は私たちの邪気、穢れを落としてくれるためのもの、いわば私たちの「身代わり」になってくれるもので、「美しい」とだけで片付けられない日本人の精神文化の意味合いが強いものです。そうした精神的なものを抜きにして雛人形を通じて「日本人の美意識」を論ずるのは全くの見当違いです。精神的なものが失われてしまっていることが、戦後の日本の大きな問題であったのだと思うのです。

以前父親のことを記事にしましたが、彼は貿易を仕事にしていたのにも拘わらず、私には「外国カブレにはなるなよ。みっともないから」と言っていました。戦後の日本は欧米に傾倒し、古来の精神文化をどんどん捨てて行きました。私が大学で英文科に入る前に民俗学を専攻したのは、「英語だけできるようになってもどうしようもない。まず日本人であることの意味を知ることの方が先決だ」と思ったからです。

余談ですが、ポールが2002年に来日した際、京都の旅館で小さな庭を見て思わず「これこそが僕が見たかった日本の文化なんだ!」と言ったそうです。またジョンも日本の文化に魅かれ、日本文化を体感できるように草庵を造ることさえ考えていたようです。2人の天才が惹きつけられるほど、日本の文化は素晴らしいものだということではないでしょうか。

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