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2009年6月27日 (土)

マイケル・ジャクソンのこと

マイケル・ジャクソンの突然の逝去により、多くのブログで彼の追悼記事が綴られています。大分遅れて私も彼への追悼の意味を込めて、ここに自分の思い出、考えを書いてみようと思います。

Rimg1289私がマイケル・ジャクソンを知ったのは“ベンのテーマ”がヒットしていた頃。恐らくその前にジャクソン・ファイブの一員として兄たちと一緒にTVに出ているのを見たことがあったとは思うのですが。この“ベンのテーマ”でのマイケルのボーカルが秀逸で、当時大ヒットしました。13歳の少年に何でこんな情感たっぷりの歌い方ができるのか、本当に驚きでした。この歌を聴くと映画「ウィラード」の続編「ベン」を思い出してほろりとしてしまいます。

 

Rimg1290その後、彼の名前を聞いたのは、アルバム“OFF THE WALL”の頃。ポールがこのアルバムの中の曲に参加していると聞いた頃でした。そしてその後アルバム“THRILLER”の中の1曲“THE GIRL IS MINE”でデュエット。ポールがマイケルとデュエットなんて、当時誰も想像しなかったのでは。

 

Rimg1291Rimg1292その後、ポールのアルバム“PIPES OF PEACE”の1曲“SAY SAY SAY”が大ヒット。でも私はひねくれ者だから、この曲よりも同じアルバム収録の“THE MAN”のほうが好きでした。ポールのファンでなければ、この曲をあまり知らない方も多いでしょう。“SAY SAY SAY”よりもポールとマイケルが「融合」している感じでとってもいい曲です。次のURLでお聴きください。

http://www.youtube.com/watch?v=rXgim4YXLXk&feature=related

この後、マイケルがビートルズの著作権を所有している会社を買い取り、ビートルズの殆どの曲はマイケルの手の中にということになります。このことがきっかけでポールとの不仲が始まります。そして90年代のポールのツアーの際に上映された映画でマイケルが映ると、いくつかの会場ではブーイングが起きたそうです。(日本ではそんなことなかったと思いますが)マイケルはその後、ビートルズの著作権を所有する会社を買ったことを後悔したと吐露したそうですが。

ビジネスという面から言えば、マイケルがやったことは何も悪いことはないのですが、モラルという意味では、ビートルズという聖域を侵したことで、マスコミやファンから批判されるようになったのだと思います。彼は当時、きっと心の中でこのように思ったと推測します。「僕が何か悪いことをしたの?」

大成功した後のマイケルは、数々のスキャンダルにまみれ、恐らく精神的にもかなりすりへってしまったのではないでしょうか。(子供の頃、父親に虐待されていたことが原因ではないかという人もいます)裁判に出廷する時、時間に間に合わないためにガウン姿で出廷したのには、多くの人が「どうしちゃったの?」と感じたはずです。私はこの時のマイケルを見て、彼を支える人はひとりもいないのだろうかと思ったくらいです。

よくプレスリーが孤独だったことを言われますが(そういえば娘のリサ・マリー・プレスリーとマイケルは結婚したことがありましたね)、マイケルも間違いなくひとりぼっちだったと思います。その孤独から抜け出すためのきっかけとして、再起をかけるイギリス公演を計画していたのではないでしょうか。それを思うとあまりにも悲しいです。

正直言って、私はビートルズの著作権を買い取った後のマイケルが嫌いでした。でも彼の本当の姿が見えてきた時、それも許されることなのかもしれないと思うようになりました。恐らく彼のアイドルであったビートルズを「著作権所有」という形で独占したかったのだと。普通の人と違う点は、彼が大金持ちで大きな買い物をしたことですが、ある意味オークションで品物を競り落とすのと似ているような気がするのです。きっとこの考えには反論が出てくると思いますが。結論は彼も熱心なビートルズ・ファンだったということです。

80年代の最大のアーティスト、マイケル・ジャクソンのご冥福をお祈り致します。

(ポールのコメント)

悲しく、ショックを受けています。マイケルと一緒に仕事ができたことを光栄に思っています。彼はやさしい心を持った大変才能豊かな人でした。彼の音楽は永遠に忘れられることはないでしょう。また私が彼と一緒に過ごした時のことはいつまでも楽しい思い出として残ることでしょう。 マイケルのお母さんと家族、そして世界中の数え切れないほど多くのファンにお悔やみを申し上げます。

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コメント

僕も“ベンのテーマ”を聴いた時は凄い子どもがいるな~と驚きました。
マイケルのアルバムの中では“OFF THE WALL”が一番好きです。
ポールのアルバム“PIPES OF PEACE”では僕も“THE MAN”のほうが好きでした。
(ポールのコメント)は僕も英語で読みましたが、流石に英語の先生だけあってスムーズで素晴らしい和訳ですね。

投稿: taishiho | 2009年6月27日 (土) 20時37分

taishihoさん、コメントありがとうございます。

Benの時のマイケルは素晴らしかったですね。映画と凄くマッチしているマイケルの表現力です。「歌の天才」ですね。

The Manを聴いていると、ポールとマイケルが楽しそうにレコーディングをしているのが目に浮かぶようです。この曲はごく一部の国でシングル・カットされましたが、追悼の意味を含めて、今リリースしてくれてもいいのではないかと思ってしまいます。

英語の翻訳は出勤直前に付け加えたので、急いで細かいニュアンスを気にしないでやっていますが、ほぼ伝わるのではないかと思います。単語を一語一語忠実に訳していくと、少々ぎこちないものになると思うのです。あとから他のブログでの翻訳も見ましたが、これはどうかなというのがありました。

投稿: JUN LEMON | 2009年6月28日 (日) 13時00分

こんばんは
未だに亡くなられたことが信じられませんね。
(彼が50歳になっていたことにも衝撃を受けましたが…)

あまりにビックになってしまったために
アーティストとしてではなく、格好の芸能ネタとしてしか見られなく
なってしまったのがお気の毒です。

偉大なアーティストのご冥福をお祈りします。

投稿: 松枝 | 2009年6月30日 (火) 22時57分

松枝さん

プロバイダーのトラブルにより、ブログの管理が一時的に出来ない状態で、返事が遅れてしまいました。申し訳ありません。

マイケルは本当にスキャンダルのみがクローズアップされてしまいましたが、マスコミは彼の音楽を生前もっと評価してあげるべきでしたね。
現在の報道を見ると、やはり同じような感じで、もう遺産の問題が起きているようですね。遺書に関しても取りざたされていますが、ポールへの版権譲渡はガセネタだったようです。残念ですが。

投稿: JUN LEMON | 2009年7月 2日 (木) 00時04分

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