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2009年5月27日 (水)

Simon & Garfunkel日本公演の歴史を振り返る

ウドーから7月のサイモン&ガーファンクル東京公演のチケットが届きました。大満足の席です。あとは新型インフルエンザで公演が中止にならないことを祈るばかり。先日も書きましたが、大学時代の旧友を誘おうと思っています。文字通りのOLD FRIENDS コンサートです。因みに今回の東京ドームのアリーナは通常とは違った席の配置で、13ブロックが真ん中だそうです。ですから、アリーナAの13ブロックが最良の席ということになります。AとBの11~15ブロックあたりがかなり見やすい席ではないでしょうか。

実は、自分はS&G関係のコンサートはかなり行っていて、全てではないですが今でも当時のコンサート関係のものが残っています。

       

Rimg1030 これはポール・サイモンが1974年に初来日することを告知したキョードーの葉書。これを見たときふるえましたねえ。何としてでも見たいという気持ちになり、チケット取りの作戦を練りました。高校2年の1月のことです。実際の来日公演は4月でしたので高校3年になっていましたが。

Rimg1048Rimg1035兄から聞いたのだと思いますが、東京有楽町そごうビル内の後楽園サービスセンター・チケット売り場が穴場ということで、発売日の朝5時に起きて有楽町まで行き、開門を待ちました。拍子抜けしたのは、誰も並んでいなかったこと。間違いなく「穴場」でした。(笑)私が来た1時間くらいあとになって男性2人組が並んで、その後は徐々に増えていき、最終的にはかなり長い列ができていました。チケットを見ると当時の武道館では「アリーナ」ではなく、「地階」と言っていたことがわかります。

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プログラムは現在のものよりもかなり大きく、内容も文章が多く、読ませるものが多かったです。肝心の武道館でのコンサートは、公演前にポールが手に怪我をして大丈夫かと心配されましたが、ギターでは顔がそっくりの弟のサポートを得て、とてもいいコンサートでした。オープニングは「僕とフリオと校庭で」だったと記憶しています。ウルバンバ(フォークローレ・バンド)とジェシー・ディクソン・シンガーズ(ゴスペル・コーラス・グループ)がとても印象的でした。

 

Rimg1037Rimg1041次はいよいよ1982年のサイモン&ガーファンクルとしての初来日公演です。運のいいことにこの年に私は会社を辞めて、教員免許取得のために大学に学士入学していました。ですから整理券をもらうために並ぶ時間がしっかりあったのです。写真は左が新聞告知、右が整理券、前述の大学時代の友達と彼の弟、そして当時のクラスメートたちと一緒にコンサートを見ました。後楽園球場の5月11日のチケットを取ったのですが、当日雨が降らないことを願っていました。(東京ドームと違って屋根無し球場だったのですよね)

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Rimg1042チケットです。当時はまだコンピューターによるプリントアウトではなく、きちんと印刷されていました。ウォークマン(まだカセットテープ)全盛の頃で、チケットフォルダーにコンサート・スポンサーであるソニーのその広告があります。チケット裏には、後楽園球場の座席案内が印刷されていました。

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Rimg1043 左はプログラム。ディスコグラフィーや2人に関することがびっしり掲載されていました。これと比べると、今のコンサート・プログラムはかなりヴィジュアル的になりましたね。コンサートは、自分にとって初の屋外コンサートで特に81年のセントラル・パークのコンサートをビデオで見ていましたので、何かわくわくした気持ちに駆られました。初夏の爽やかな風の下、かなり盛り上がったコンサートでしたが、私個人としてはアートが“Bright Eyes”を歌った時にジーンと来ましたねえ。この右の写真は雑誌「FMファン」の切抜きだったと思います。大阪球場(当時は南海ホークスの本拠地)での公演だったのに、ポールが阪神タイガースの帽子を被っているのには思わずニヤリとしてしまいました。

 

このあと、たしか88年だったと思いますが、アート・ガーファンクルが来日して、ボズ・スキャッグズ、ビリー・ジョエルなど一緒にコンサートをやっていましたが、これには行けませんでした。

 

Rimg1050Rimg1057Rimg10551991年には、東京ドームでポール・サイモンのソロ公演が開催されました。先日も書きましたが、台風の影響もあってアリーナ席はガラガラで、係員がアリーナの端っこの席に座っている客をどんどん真ん中の席へ誘導していました。写真はチケット半券とプログラム。オーディエンスの乗りもあまり良くなく、ポールが無理して「東京ドームが揺れてきた」と言っていましたが、アリーナに空席が目立ったのにはがっかりしていたでしょうね。

 

アートの初めてのソロ公演は1992年の中野サンプラザでした。このコンサートへは行ったのですが、当時のチケット半券が見つかりません。この頃はまだアートの声もよく出ていました。オープニングは“Heart in New York”だったと思います。S&G時代の曲も良かったのですが、ソロの曲が秀逸でした。

 

Rimg1059Rimg10581993年には2回目のサイモン&ガーファンクルとしての来日公演がありました。これははっきり言ってひどかった。前座で南こうせつが30分ほど歌ったあと、サイモン&ガーファンクルの出番はたった1時間ちょっとでした。直前にポール・マッカートニーのコンサートを同じ東京ドームで見ていたので、本当に物足りなかったです。アートの調子も悪そうで、全然声が出ておらず、ポールが心配そうに見つめている時もありました。こうして振り返ってみると、東京ドームはサイモン&ガーファンクルにとって鬼門のような気がします。(今年は大丈夫だろうか?)写真はチケット半券とプログラム。プログラムは慌てて作った感じがするものでした。

 

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Rimg10542回目のアートのソロ・コンサートは1994年。写真はチラシとチケット半券。聴く方も慣れてきて、リラックスした雰囲気だったことを憶えています。アートもかなりリラックスしていて、いい感じのコンサートでした。

 

アートは1998年にも日本でツアーをしています。この年は私はオーチャード・ホールへ行きました。この年は、自分にそっくりの(特に髪の毛が)子供をステージに上げ“Feelin' Groovy”を歌わせて、終わると「あれは一体どこの子だ?」とジョークをかましていました。この当時の半券も紛失してしまいました。

 

Rimg1061Rimg1062Rimg1060最近では2001年にアートのコンサート・ツアーがありました。オーチャード・ホールで見ましたが、この頃自分は少々マンネリ気味で、チケットもコンサート間近にとった2階後方のA席という「気合い」の無さ。(笑)

 

そして、いよいよ今年7月、サイモン&ガーファンクル16年ぶり3回目の来日公演となります。二人ともオセアニア・ツアーのあと、元気でやって来て欲しいです。

年齢的にも最後の来日公演と言われています。東京ドーム7月11日分はソルド・アウト。10日分はまだ販売されているようですので、どうか多くの方々見ていただきたいと思います。音楽的にもビートルズと並ぶと言って過言ではない、この伝説のデュオを、日本で見る最後の機会になると思われますので。

 

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