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2009年5月

2009年5月30日 (土)

The Ballad of John and Yoko

Rimg1067Rimg1068Rimg1069 40年前の今日、イギリスで“The Ballad of John and Yoko”がリリースされました。ジョンとポールだけで録音されたこの曲は、マーク・ルーイソンの『レコーディング・セッション』によると、2人が大変仲良く、のりにのったレコーディングだったようです。レコーディング中、ジョンがドラマーのポールに対して「テンポを少し上げてくれ、リンゴ!」と言えば、ポールはギタリストのジョンに「OK、ジョージ!」と返事をするようなやりとりがあったそうです。写真はUKシングルのレーベルで、左から“Sold in U.K.~”入りのソリッド・センター、“Sold in U.K.~”なしのプッシュアウト・センター、そしてラージ・ホール(ジューク・ボックス用)の3種。

Rimg1070Rimg1071Rimg1072エンジニアのジェフ・エメリックも彼の著書『ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実』の中で、「素晴らしいセッションだった。全てがうまく行き、ミスも全くなく、魔法のような時間であった」と述べています。二人に喧嘩などなく、大変リラックスしていて、とても上機嫌だったようです。何とヒットチャートに“Get Back”がまだ1位にあるうちにリリースされ、ビートルズのUKオリジナル・シングルとしては初のステレオでのリリースということになりました。もちろんNO.1を記録。写真は左からUS盤、スペイン盤、デンマーク盤のピクチャー・スリーブです。

以前、京都の大学に通う教え子と京都で会った時、「先生、この間、自分たちのバンドで『ジョンとヨーコのバラード』をやったんですよ!」と話してくれました。この曲を選曲する若い人たちって少ないのでは?さすが私の教え子です。(笑)その子は大学を卒業した後、熊本で言語聴覚士として活躍しています。大変優しい心の持ち主で、その仕事を選んだのがとてもよく理解できるのです。自分はどうしようもない教師なのですが、生徒たちは立派な子達が本当に多いです。英語の授業で毎回ビートルズの曲を聴かされ、歌わせられた彼らの心には、いつしか「人を大切にする気持ち」が宿っていたのでしょうか。ビートルズの曲とはそういうものなのかもしれませんね。いつまでもそのような生徒たちを陰で応援していこうと思っています。私に出来ることはそれだけなので...。

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2009年5月29日 (金)

Abbey Road の話題 その1 「イタリア盤」

年頭の挨拶で、Abbey Roadについて書いてから、その後ほとんど記事にしていませんでしたが、ようやくこれから数回にわたってマニアックな内容を書いていこうと思います。

Rimg1063 第1回目の今日は、アナログ“Abbey Road”イタリア盤の話題。年頭の挨拶でも書きましたとおり、イタリア盤のファースト・プレスにはとんでもない内容が収録されています。

Rimg1064A面最後の曲“I Want You”は突然音が切れて終わるはずなのに、このイタリア盤ファースト・プレスでは何とフェイド・アウトしていくのです。この突然切れてしまうというアイディアはジョンによるものですが、イタリアEMIはその意図が分からず(途中で突然切れるのがあまりにもおかしいと思ったのでしょう)、「フェイド・アウト」という編集を施してしまうのです。そのために時間もやや短くなってしまっています。よくこんなことが許されたものです。というより、ビートルズ(特にジョン)にはイタリア盤のことなど情報が入っては来なかったのでしょう。

Rimg1065これからビートルズのレコード・コレクションを始めようとする方々にアドバイスですが、Abbey Roadは音的にはミックス違いがほとんどありませんので(ブラジル盤のモノなどはステレオをモノ化したものです)、このイタリア盤のような編集の仕方が異なるもの(それも少ないのですが)を集めてみてはいかがでしょう。というのは、そのようなものでも年々入手困難になって来ているからです。現時点でも、UKオリジナルよりはるかに入手困難なのです。イタリアのファースト・プレスは写真のようなレーベルで、STEREO/MONOの表示があります。マトリックスを確認しなくとも、このレーベルで見分けがつきます。但し希にSTEREO/MONOの表示がないレーベルでもフェイド・アウト・ヴァージョンが収録されていることがあります。私もかつて1枚所有していました。しかしそれは購入する時に必ず音を確認して頂きたいと思います。

Rimg1066 因みにマトリックスは手書きでA面が04243-A-12-9-69-I、B面が04243-B-12-9-69-Iです。くどいようですが、セカンド・プレス以降では“I Want You”はフェイド・アウト・ヴァージョンではなく、通常の途中で途切れるヴァージョンに変わっていますので、購入の際にはくれぐれもご注意を。

このイタリア盤の値段ですが、海外のオークションではまだ40~60ドルくらいだと思います。もっと安く落札できることもあると思います。ですから送料を考えても、日本で買うならば、1万円程度までなら「買い」でしょう。1万5千、2万、3万となっていたら絶対「パス」です。

実はこの“I Want You”のフェイド・アウト・ヴァージョンにはもう1種類あります。メキシコ盤のEPですが、モノラルで収録されています。音はレベルがかなり低いのですが。

Abbey Roadにはいくつかの思い出があります。中学2年生の時に集め始めたビートルズのレコードの中で、4番目に購入したアルバムで、中学3年生当時とても気に入っていて毎日のように聴いていました。特に“Here Comes the Sun”が好きな曲でしたので、何回もかけて、ジョージと「一緒」に歌っていました。“Something”と“Here Comes the Sun”は英語の勉強にもなりました。“All I have to do is think of her.”という文は高校2年の文法で習いましたが、その2年も前に私はジョージ・ハリスン先生から習っていたのでした。

もうひとつの思い出は、このAbbey Roadは私が唯一、女の子に貸したビートルズのアルバムであったことです。千葉の中学校で3年生の時、クラスメートでうちのそばに住んでいた渡辺公子ちゃんという娘に「Abbey Road買ったんだって?お願い、貸して!」と言われて、野郎どもには絶対に貸さなかったこのレコードを、彼女にはいとも簡単に貸してしまったのでした。

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2009年5月27日 (水)

Simon & Garfunkel日本公演の歴史を振り返る

ウドーから7月のサイモン&ガーファンクル東京公演のチケットが届きました。大満足の席です。あとは新型インフルエンザで公演が中止にならないことを祈るばかり。先日も書きましたが、大学時代の旧友を誘おうと思っています。文字通りのOLD FRIENDS コンサートです。因みに今回の東京ドームのアリーナは通常とは違った席の配置で、13ブロックが真ん中だそうです。ですから、アリーナAの13ブロックが最良の席ということになります。AとBの11~15ブロックあたりがかなり見やすい席ではないでしょうか。

実は、自分はS&G関係のコンサートはかなり行っていて、全てではないですが今でも当時のコンサート関係のものが残っています。

       

Rimg1030 これはポール・サイモンが1974年に初来日することを告知したキョードーの葉書。これを見たときふるえましたねえ。何としてでも見たいという気持ちになり、チケット取りの作戦を練りました。高校2年の1月のことです。実際の来日公演は4月でしたので高校3年になっていましたが。

Rimg1048Rimg1035兄から聞いたのだと思いますが、東京有楽町そごうビル内の後楽園サービスセンター・チケット売り場が穴場ということで、発売日の朝5時に起きて有楽町まで行き、開門を待ちました。拍子抜けしたのは、誰も並んでいなかったこと。間違いなく「穴場」でした。(笑)私が来た1時間くらいあとになって男性2人組が並んで、その後は徐々に増えていき、最終的にはかなり長い列ができていました。チケットを見ると当時の武道館では「アリーナ」ではなく、「地階」と言っていたことがわかります。

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プログラムは現在のものよりもかなり大きく、内容も文章が多く、読ませるものが多かったです。肝心の武道館でのコンサートは、公演前にポールが手に怪我をして大丈夫かと心配されましたが、ギターでは顔がそっくりの弟のサポートを得て、とてもいいコンサートでした。オープニングは「僕とフリオと校庭で」だったと記憶しています。ウルバンバ(フォークローレ・バンド)とジェシー・ディクソン・シンガーズ(ゴスペル・コーラス・グループ)がとても印象的でした。

 

Rimg1037Rimg1041次はいよいよ1982年のサイモン&ガーファンクルとしての初来日公演です。運のいいことにこの年に私は会社を辞めて、教員免許取得のために大学に学士入学していました。ですから整理券をもらうために並ぶ時間がしっかりあったのです。写真は左が新聞告知、右が整理券、前述の大学時代の友達と彼の弟、そして当時のクラスメートたちと一緒にコンサートを見ました。後楽園球場の5月11日のチケットを取ったのですが、当日雨が降らないことを願っていました。(東京ドームと違って屋根無し球場だったのですよね)

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Rimg1042チケットです。当時はまだコンピューターによるプリントアウトではなく、きちんと印刷されていました。ウォークマン(まだカセットテープ)全盛の頃で、チケットフォルダーにコンサート・スポンサーであるソニーのその広告があります。チケット裏には、後楽園球場の座席案内が印刷されていました。

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Rimg1043 左はプログラム。ディスコグラフィーや2人に関することがびっしり掲載されていました。これと比べると、今のコンサート・プログラムはかなりヴィジュアル的になりましたね。コンサートは、自分にとって初の屋外コンサートで特に81年のセントラル・パークのコンサートをビデオで見ていましたので、何かわくわくした気持ちに駆られました。初夏の爽やかな風の下、かなり盛り上がったコンサートでしたが、私個人としてはアートが“Bright Eyes”を歌った時にジーンと来ましたねえ。この右の写真は雑誌「FMファン」の切抜きだったと思います。大阪球場(当時は南海ホークスの本拠地)での公演だったのに、ポールが阪神タイガースの帽子を被っているのには思わずニヤリとしてしまいました。

 

このあと、たしか88年だったと思いますが、アート・ガーファンクルが来日して、ボズ・スキャッグズ、ビリー・ジョエルなど一緒にコンサートをやっていましたが、これには行けませんでした。

 

Rimg1050Rimg1057Rimg10551991年には、東京ドームでポール・サイモンのソロ公演が開催されました。先日も書きましたが、台風の影響もあってアリーナ席はガラガラで、係員がアリーナの端っこの席に座っている客をどんどん真ん中の席へ誘導していました。写真はチケット半券とプログラム。オーディエンスの乗りもあまり良くなく、ポールが無理して「東京ドームが揺れてきた」と言っていましたが、アリーナに空席が目立ったのにはがっかりしていたでしょうね。

 

アートの初めてのソロ公演は1992年の中野サンプラザでした。このコンサートへは行ったのですが、当時のチケット半券が見つかりません。この頃はまだアートの声もよく出ていました。オープニングは“Heart in New York”だったと思います。S&G時代の曲も良かったのですが、ソロの曲が秀逸でした。

 

Rimg1059Rimg10581993年には2回目のサイモン&ガーファンクルとしての来日公演がありました。これははっきり言ってひどかった。前座で南こうせつが30分ほど歌ったあと、サイモン&ガーファンクルの出番はたった1時間ちょっとでした。直前にポール・マッカートニーのコンサートを同じ東京ドームで見ていたので、本当に物足りなかったです。アートの調子も悪そうで、全然声が出ておらず、ポールが心配そうに見つめている時もありました。こうして振り返ってみると、東京ドームはサイモン&ガーファンクルにとって鬼門のような気がします。(今年は大丈夫だろうか?)写真はチケット半券とプログラム。プログラムは慌てて作った感じがするものでした。

 

Rimg1053

Rimg10542回目のアートのソロ・コンサートは1994年。写真はチラシとチケット半券。聴く方も慣れてきて、リラックスした雰囲気だったことを憶えています。アートもかなりリラックスしていて、いい感じのコンサートでした。

 

アートは1998年にも日本でツアーをしています。この年は私はオーチャード・ホールへ行きました。この年は、自分にそっくりの(特に髪の毛が)子供をステージに上げ“Feelin' Groovy”を歌わせて、終わると「あれは一体どこの子だ?」とジョークをかましていました。この当時の半券も紛失してしまいました。

 

Rimg1061Rimg1062Rimg1060最近では2001年にアートのコンサート・ツアーがありました。オーチャード・ホールで見ましたが、この頃自分は少々マンネリ気味で、チケットもコンサート間近にとった2階後方のA席という「気合い」の無さ。(笑)

 

そして、いよいよ今年7月、サイモン&ガーファンクル16年ぶり3回目の来日公演となります。二人ともオセアニア・ツアーのあと、元気でやって来て欲しいです。

年齢的にも最後の来日公演と言われています。東京ドーム7月11日分はソルド・アウト。10日分はまだ販売されているようですので、どうか多くの方々見ていただきたいと思います。音楽的にもビートルズと並ぶと言って過言ではない、この伝説のデュオを、日本で見る最後の機会になると思われますので。

 

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2009年5月26日 (火)

ココログから連絡が来た!

ココログ事務局より連絡があり、「日刊ココログ・ガイド」でこのブログを紹介してくださるとのことです。以下のとおりです。

「BEATLES ビートルズ '69 ☆Abbey Road 40周年☆」管理者 様

 はじめまして。ココログ事務局です。
 いつも、ココログをご利用いただき誠にありがとうございます。

 この度は、「日刊ココログ・ガイド」にて、あなたのココログを
ご紹介させていただきますこと、ご報告させていただきます。
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 掲載予定日 : 6/2

 該当ココログ:「BEATLES ビートルズ '69 ☆Abbey Road 40周年☆」

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 また、このココログをココログパートナーのサイト、
 ならびに各ココログパートナーが発行するメールマガジンでも、
 ご紹介する場合がございます。あらかじめご理解いただけますよう
 お願いいたします。

少しでも多くの方々に見ていただけると嬉しいです。何か面白いコンテンツを用意しなければ!やっぱり「アビー・ロード」かな?

以下のURLが日刊「ココログガイド」です。6月2日にご覧いただけたら幸いです。

http://guide.cocolog-nifty.com/guide/2009/06/beatles-69-abbe.html

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2009年5月25日 (月)

Flowers in the Dirt

久しぶりにコレクションの記事を。

今からちょうど20年前(もうそんなに経ってしまったんだなあ)の1989年5月、ポールの“Flowers in the Dirt”が発表されました。80年代のポールのアルバムの中では、私が一番気に入っている一枚です。その理由は秀作ぞろいだからです。その証拠として、ここに“Flowers in the Dirt”関係のレコード、CDをご紹介したいと思います。

Rimg1011_2  これは国内盤としてはポールの最後のアナログとなった「フラワーズ・イン・ザ・ダート」。CDがあたりまえの時代となり、このアルバムはあまりプレス数が多くなかったようです。

 

Rimg1012 こちらはUKのプレス・キット。LPジャケットよりやや小さ目のフォルダーに、写真、プレス・リリース、CD、ブックレットが付いています。

 

Rimg1013アルバムからのファースト・シングル“My Brave Face”です。CD、12インチ、7インチ、カセット・テープのフォーマットでリリース。写真真ん中右側のUKプロモCDは比較的レアだと思います。(左のUSプロモCDは数が多い)下方左は日本盤プロモ7インチです。レギュラーでは7インチの日本盤は発売されませんでした。

Rimg1014 こちらは“This One”。UKオリジナルでは8つのフォーマットで発売。内訳は3インチCD、5インチCD、7インチ、7インチ・ボックス、12インチ3種類、カセット・テープ。コレクターはひたすら「辛抱」でした。写真真ん中左はUSプロモCD、その下は日本盤7インチ(これもレギュラーでは発売無し) 

Rimg1015 “This One”の続きです。上の写真の12インチとはカップリング曲が異なるレコード2種類です。その下はClub Lovejoys Mixのテスト・プレス。

 

Rimg1017さあ、佳境に入ってまいりました。(笑)ポールの作品の中で(というよりおそらく世界で)最もフォーマットの種類が多い“Figure of Eight”です。9種類のフォーマット(7インチ、12インチ3種類、3インチCD2種類、5インチCD2種、カセット・テープ)で発売。もうコレクターの我慢の限界で、ここでコンプリートを諦めた人も多いのでは。このフォーマットの多さはちょっとやりすぎだと思います。写真一番上はブラジルの12インチ。A面が33回転、B面が45回転というもの。下の左側はUSプロモCD(7インチ・バージョンと12インチ・バージョン収録) どんどん行きます!

Rimg1016_2 “Figure of Eight”UK12インチ3種類です。下の黄色いジャケットは盤にエッチングが施されているもの。因みにこの曲は、私のお気に入りではありません。ですから、9種類ものフォーマットで発売されて、本当にいやいやで集めました。(笑)

Rimg1018 アルバムから4曲目のシングル・カットの“Put It There”。 フォーマットは減りはしましたが、それでも4種類(7インチ、12インチ、CD、カセット)。12インチにはポールの描いたイラストがついていました。このシングルには未発表だった“Mama's Little Girl”と“Same Time, Next Year”が収録されましたが、もう既にブートで知られていた曲ですので、新鮮味はありませんでした。因みに“Same Time, Next Year”は映画のテーマ曲として使われる予定だったのが、没になっていたもの。ブートで初めて聴いた時は、「いい曲だ!」と思いました。

Rimg1019 もう一息です。(笑) 写真は“Ou Est Le Soleil”の12インチのイタリア盤(上左)、フランス盤(上右)、アメリカ盤(下左)、とUSプロモCD(Shep Pettibone Edit)、UKプロモ12インチです。UKではシングル・カットはありませんでした。

 

Rimg1020 ようやく終わりになります。最後はプロモ盤を。上左は“Party”(アルバム未収録ですが、このアルバムのセッションで録音され、「ワールド・ツアー・パック」にオマケとしてついていました)、上右は“Good Sign(Groove Mix 7:22)”。この曲は“This One”のシングルに収録されましたが、このロング・バージョンはプロモのみ。真ん中はUSプロモCD“We Got Married”、そして7インチ・シングルはスペイン・プロモの“Distraction”です。“We Got Married”と“Distraction”の2曲は全くシングル・カットされていませんが、プロモ盤として製作されていたわけです。

プロモも含めて、1枚のアルバムからこれほど多くのレコード、CDが発表されたものは他には存在しないと思います。ギネス・ブックに載ってもいいくらいですね。

ひとつだけ言えることは、前述の通り、この“Flowers in the Dirt”には秀作が多いということ。ですから、たとえシングル・カットしないでも、プロモーション用にどんどん発表していったのではないでしょうか?私もお気に入りの曲が多く、“This One”、“We Got Married”、 “Put It There”、“How Many People”、そして“Motor of Love”がお気に入りです。皆さんのお気に入り曲はこのアルバムにはありますでしょうか?

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2009年5月19日 (火)

“TEA PARTY”の由来

今まで3回開催してきた“TEA PARTY”ですが、ビートルズと“TEA PARTY”に何の関係があるの?という質問にお答えします。

まず、昨年7月に第1回TEA PARTYを開催した場所が東銀座「樹の花」でした。ジョンとヨーコが静かな場所を求めて、今からちょうど30年前に訪れたとても素敵な喫茶店です。ブログで知り合った皆さんと楽しいひと時を過ごそうと思い、小さな「ビートルズの集い」として始めたTEA PARTYでした。

そして、ビートルズには実はお茶が似合うのです。彼らはアビーロードのEMIスタジオでレコーディングしていた時に、休憩時間には必ずと言っていいくらいお茶を好んで飲んでいたようです。イギリスだからといってしまえばそれまでですが、それを差し引いても彼らの「お茶好き」は相当なものだと思います。というわけで、「ビートルズに似合うのはお酒ではなく、お茶だ!」との結論に至り、この会を“TEA PARTY”にした訳です。

人がお茶を飲んでいる時は、心落ち着いて、ゆったりした穏やかな気分で過ごせる。その時に「ビートルズ」を話題にすれば、心から楽しめる時間が過ごせるのではないかと考えます。ビートルズは何も「構えて」鑑賞したり、「研究」したりするものではないのではないかと最近思うようになったのです。それはそれで楽しいとは思いますが、ビートルズはもっともっと気軽に楽しむものなのではないかと。何も大袈裟に「愛」、「平和」と言わなくとも、お茶を楽しみながら、気持ちが通じ合う人たちとビートルズについて語り合うことが大切なのではないか、最近そのように強く思うようになりました。でも別にビートルズ研究やトークショーなどを否定するわけではありませんので。そういう形式を楽しいと思う方もいらっしゃるのですから。

今、“TEA PARTY”という名称にしてつくづく良かったと思っています。今、新たなTEA PARTYを準備中ですが、原点の「樹の花」へ戻って、ゆっくり流れる時の中で、ビートルズ・ファンの皆さんと楽しくお話ししてみたいと願っているところです。

お茶でも淹れるとしますか。ポールの“English Tea”を聴きながら。

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2009年5月17日 (日)

ビートルズは楽しむために

ふう、忙しい1週間だった...。テストの作成が2学年3種類もあり、授業も普通にありましたので、さすがに疲れました。やっとブログの記事が書けます。

今まで「ビートルズ」を通して、多くの素晴らしい方々との出会いがありました。特にこのブログを通じて、またTEA PARTYでお会いできた方々は皆さん素敵な方ばかりで、ブログとTEA PARTYを始めて本当に良かったと思っています。

私はビートルズは「楽しむもの」と割り切っています。トークショーで今さらビートルズの偉大さを語らなくとも、それは周知の事実ですし、ことさら大袈裟に個人的な意見を言ってもひとりよがりになってしまいますので、音楽を楽しむ、お互いにビートルズを語り合って「楽しむ」ことを、TEA PARTYでは主眼にしています。ただし、ビートルズにお会いした方やリアル・タイムの方々のお話しを聞く場にはしたいと思っています。ただそれも「新事実発見!」というようなことではなく、当時の雰囲気をお話しによって感じ、「楽しむ」ことを考えて実施することなのです。現在のことさら誇張されたビートルズではなく等身大のビートルズを。(ビートルズが偉大なことは確かなのですが)また、ビートルズの過去の行動を事細かに追跡しても、どんなに掘り下げようとしても、らっきょうの皮をむくようなもので、結局何にもならないのではないかと考えるのです。ビートルズの音楽は「今」も生き続けているのですから、その音楽自体に耳を傾け、一人ひとりが何かを感じることが大切で、その中で新たな発見があればそれが一番ではないでしょうか。

TEA PARTYで皆様に楽しんでいただける内容を模索していると、不思議なことに自然とビートルズにお会いした方やビートルズに詳しい方と出会ったり、情報が入ったりするのです。そのような方々のお話しを自分だけで楽しんではいけないと思うので、ブログに掲載したり、TEA PARTYを開催したりして皆さんにも楽しんでいただこうと考えているのです。そのための小さな努力もしているのですが、それを個人的なこと(自分の研究と称してお金儲けなど)に利用されると、がっかりしてしまいます。

自分のポリシーとして、「樹の花」などで開催する時以外は参加費無料にしているのですが、これはビートルズをネタに金儲けなど絶対にしたくないからです。ビートルズを「楽しむ」ことの中に、お金が絡んでくると、いつか必ず行き詰ると思っています。ビートルズを仕事にしようとして、不幸になっている人は大勢います。ある意味、ビートルズは「聖域」なのかもしれません。

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2009年5月 8日 (金)

IT'S BEEN A HARD DAY!

ビートルズの“A HARD DAY'S NIGHT”の一節“It's been a hard day's night”は文法的、意味的にちょっとおかしいのは、皆さんご存知のことと思います。“It's been a hard day.”で止めればきちんとした現在完了で「今日はきつい日だった」という意味になるのですが、その後にアポストロフィー・エスとnightがついてしまうから聴いている方では「えっ?何だ、何だ?」ということになってしまうのですね。この曲が当時発表された時はそんな感じだったのではないかと推測します。リンゴのこの意表を突く言葉遊びのセンスはすごいと思いますね。“Tomorrow Never Knows”しかり。

さて、今の学校での仕事が2年目に突入しましたが、私はこの学校では大変勉強させていただいています。英語力が抜群の先生もいらっしゃるので、これからも授業見学をさせていただこうと思います。男子校なので、生徒の生活面ではだらしのないことが多いのですが、それにもだいぶ慣れてしまいました。女子校→共学校→男子校と渡り歩いてきて、面白いという意味では、男子校が一番かもしれません。前任の共学校はとてもいい学校でしたが、女子教育が目的で始まった学校法人でしたので、型にはめようとするところが少々ありました。そうすると生徒の自由な発想は生まれにくくなるものです。私立学校はトップがイニシアティヴをとって、しっかりした理念の下に学校経営をしなければ、なかなか優れた学校にはなりません。また部下を信頼しなければ、良い教育環境が構築されません。例えば、トップが途中から入ってきた公立の校長上がりのような人に意見を求めているようでは、主体性のないつまらない学校になってしまいます。

話を自分の現況にもどします。今日金曜日の私の授業は、何と1時間目から6時間目までぎっしり詰まっているのです。教員になってからこんなこと初めてです。いろいろな条件が重なって、こうせざるを得なくなったようですが、これはきつい、きつい。6時間目が終わると、足が棒のようになっています。腰にもきています。でも、なぜか心地よさも残るのです。それは、生徒がいいから!前の学校でもそうだったのですが、私はいつも生徒に救われています。

でも流石に家に帰ってくるとやっぱり疲れ果てていますが。そこで、ひとこと英語で叫ぶのです。

  “It's been a hard day!” と。

中3と高2の諸君!中間テスト頑張ってくれよ!俺も頑張るから!(笑)

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2009年5月 2日 (土)

「ラジオ深夜便」4月23日放送の内容再録

先日記事にしましたNHK「ラジオ深夜便」4月23日放送のビートルズに関する内容を、常に放送内容をチェックなさってブログ形式で掲載しておられる“くろあしまる”さんから送っていただきました。(くろあしまるさん、ご丁寧にありがとうございました!)

内容は以下の通りです。

広島県の元船員のありたさん72歳の方からなんですけれども、
『昭和36年ごろ、1961年頃、イギリスのリバプール港に上陸して街に行ったとき、ライブハウスの4人組が人気の出る前のビートルズでした。ポールマッカートニーのギターを覚えております』
と書いてくださいました。
船員さんはこんな経験されているんですね。デビュー前のビートルズのライブハウスでの演奏を聴かれているという貴重な体験をされています。
広島県のありたさん、有り難うございました。
  
1961年なのでポールがベースではなく、「ギター」というのも頷けます。是非お話を伺いたいと思っています。

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