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2009年1月25日 (日)

The Ramen Girl

The_ramen_girl 自分はもともと「大作」と言われる映画があまり好きではありません。今日観て来た映画は紛れもなく「ハリウッド映画」ですが、東京では新宿のテアトル新宿のみで公開されている、いわゆる大作映画ではありません。この映画を観たいと思ったのは、大好きなラーメンがテーマの映画であることと、日本語を話せないアメリカ人の女性がラーメンの修行をするという内容に惹かれたからです。

ストーリーを書いてしまうと、これからご覧になる方に申し訳ないので省略しますが、ラーメンに魅せられ、ラーメン修行を志すアメリカ人女性にブリタニー・マーフィ、彼女にラーメンの作り方を指導するラーメン屋のオヤジ「マエズミ」に西田敏行という組み合わせに加え、余貴美子、山崎努、石橋蓮司といった演技派俳優が出演しています。

頑固な日本人には「外国人に日本の味や日本の心がわかってたまるか」という気持ちがどこかにあるのではないかと思いますが、この映画を観ると、そういうこともあるだろうけれども、完璧には理解できなくともそれらに触れて、日本を理解してくれる外国人は必ずいるということがわかります。おいしいラーメンを作ることは、自分中心の考え方では決してできないことをブリタニー・マーフィ演ずるアビーは悟ります。それでも自分が考えた具を、マエズミに反対されても最後まで変えることはしません。でも、「それでいいのだ」と納得させられてしまうのです。それぞれが育った国、環境によって育まれた考え方は簡単には変えられないからです。でも、間違いなく「日本の心」に触れて日本を去るアビーは力強く生きていきます。

ちなみに、この映画のストーリーは、脚本を担当したベッカ・トポルの実体験から生まれたものとのことです。ちょっと突拍子も無い箇所もありますが、とても温かな映画で、失われつつある「日本人の心」を見た思いがしました。

実は、この映画を観たら絶対にラーメンを食べたくなってしまうと思ったので、前もって東池袋の「大勝軒」で食べてから観に行きました。(笑)

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