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2008年12月25日 (木)

UK REEL-TO-REEL TAPE MONO(Abbey Road, Let It Be, McCartney)

Rimg0746ビートルズのコレクターにはUKのものを中心に集める人、MONO音源を中心に集める人などいろいろいますが、今日紹介するこのREEL-TO-REEL(日本語的にはオープン・リール・テープ)を集めている人は少ないかもしれません。そこで今日はこのREEL-TO-REELの話題を取り上げます。今日紹介するのはAbbey Road, Let It Be, McCartneyの3種類です。

UK盤オリジナルのレコードはPlease Please MeからYellow SubmarineまでSTEREOとMONOが存在しますが、残るAbbey RoadとLet It Beは、ブラジル盤やアルゼンチン盤ではMONOがありますが、UKのレコードでは存在しないわけです。しかし、UKのREEL-TO-REELテープではMONOが存在するのです。(コアなコレクターの方ならば既知のことだと思いますが)この2種類のMONOのテープがかなり入手困難で、コレクター泣かせなわけなのですが、ちょっと見てみたいと思います。

Rimg0747Rimg0748 STEREOから落としたMONOなので、音的には面白味がないかもしれませんが、そこはUKのテープということで、「オリジナルのMONO」と言ってもいいのではないでしょうか。まず、Abbey Roadですが、この頃にはもうUKのテープでは紙製のボックスはなくなっていましたので、すべてプラスティックのケースにスリーブが付いているという形です。

Rimg0749Rimg0750Rimg0752 テープのリーダーの部分と裏のスリーブの表示が、MONOの記号(TA-PMC)になっています。1969年の段階ではもうステレオが主流で、MONOのレコードはもとより、テープをMONOで聴く人は少なかったと推測できます。そのため製造した数も売れた数も非常に少なかったのではないでしょうか。その結果として、現在コレクターズ・アイテムになっているわけです。写真のリーダーの部分にはPARLOPHONEの文字があります。逆にAPPLEの文字が見当たりません。

Rimg0753Rimg0754Rimg0755_2これはLet It BeのMONOです。1970年ならば更にMONOの需要はなくなってきていたのではないでしょうか。そのため現在、このLet It BeはAbbey Roadよりも見つけるのが困難です。これをコピーしたブートCDが以前出ていました。かなり音のレベルが低かった記憶があります。

Rimg0758Rimg0759Rimg0760 カセット・テープや8トラック・テープの出現により、REEL-TO-REELテープは時代の流れに取り残される運命となり、ビートルズ関係のUKのREEL-TO-REELは1970年のMcCartneyを最後に消えてしまうことになります。因みにアメリカでは、ビートルズ関係のREEL-TO-REELは1971年のIMAGINE(他のアーティストとのものでは1972年のThe Concert for Bangla Desh)が最後となります。

今日紹介した3点のうちで、最も入手困難なのはMcCartneyです。私もRECORD COLLECTORのPRICE GUIDEを見るまでは、その存在すら知りませんでした。

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