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2008年12月24日 (水)

エピソード“HAPPY XMAS”

Rimg0720 4年前、前任校で、ある男子生徒とクリスマス・ソングについて話したことがありました。彼が「先生、ジョン・レノンの“ハッピー・クリスマス”とマライア・キャリーの“恋人たちのクリスマス”とではどっちが名曲でしょうかね」と訊いて来ました。私はすかさず「そりゃあ、“ハッピー・クリスマス”だろうね」と答えました。すると彼は「いやあ、僕は“恋人たちのクリスマス”だと思いますよ。曲の出来が違う」といって、私を「挑発」(笑)してきました。私の生徒たちはこうして私との会話を楽しんでいたようです。そのとき私は、かつてジョージ・マーティンが娘に言った言葉を思い出しました。彼は「パパ、ビートルズはベイ・シティ・ローラーズみたいに凄かったの?」と訊かれた時に、「いいや、ベイ・シティ・ローラーズほどではなかったよ」と答えたそうです。これは、アルバム“THE BEATLES AT THE HOLLYWOOD BOWL”のジャケットに載っているものですが、最後にジョージ・マーティンは「彼女もいつかわかるようになる」と書いています。それを思い出し、「まあ、そうかもね」とその男子生徒に答えました。私はジョージ・マーティンみたいな超冷静な人間ではありませんので、蛇足ながら「20年後、いや10年後にはその答えが出ているだろうね」なんて言ってしまいました。

あの会話から4年経ち、その答えは言うまでもないのですが、ここ数日で“ハッピー・クリスマス”が何回もラジオから流れていました。“恋人たちのクリスマス”は今日初めて耳にしました。しかもインストゥルメンタルで。別にマライアの曲が劣っていると言っているのではありません。クリスマスなんですから、みんなが楽しく音楽を聴いて過ごせればいいのです。ただ、何故“ハッピー・クリスマス”が発表から37年もたっているのに流れ続けるのだろうか、ということを考えてみたかったのです。

Rimg0719 “HAPPY XMAS”は1971年に発表されてから、何度も手を変え品を変えリリースされ続けています。この曲が世の中の人から忘れ去られるのは、地球上から戦争が消滅した時ではないでしょうかね。

ポールが最近明かしたところによると、彼が最も好きなクリスマス・ソングは“ホワイト・クリスマス”と“ハッピー・クリスマス”なのだそうです。

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