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2008年11月12日 (水)

コレクターズ・アイテム“RINGO”

35年前の11月、ビートルズ解散後初めて4人が参加したアルバム“RINGO”が発売されました。当時東京の学校に通う高校生だった私は、ほぼリアル・タイムで西新宿の「新宿レコード」でこのアルバム(US盤)を購入しました。実は、ジョンの“MIND GAMES”も発売されていたので同時購入したのですが、73年はジョージの“LIVING IN THE MATERIAL WORLD”も発売直後に新宿レコードで買っていますので、この年は私が輸入盤を頻繁に買い始めた年だったわけです。73年はソロ・アルバムが実によくリリースされた年でした。

さて、このアルバム“RINGO”ですが、ひそかなコレクターズ・アイテムになっています。

Rimg0435_2 SGT. PEPPERを意識したジャケットですが、初期のUS盤はその後のものと比べて、曲の表記に違いがあります。

 

Rimg0436Rimg0475Rimg0464 ジャケット裏、レーベル、そして付属のブックレットの表記で、“Have You Seen My Baby”が“Hold On”になっています。

 

Rimg0438そしてさらに、“SIX O'CLOCK”のレーベルでのタイム表記が5:26になっていて、実際に収録されたもの(4:07)より長い時間になっています。5:26のロング・バージョンはアルバム“GOODNIGHT VIENNA”がCD化された時にボーナス・トラックとして収録されましたが、オリジナルLP“RINGO”にはショート・バージョンが収められました。

Rimg0446 実は、この“SIX O'CLOCK”のロング・バージョンは、アナログでもUS盤のプロモLPに収録されていました。プロモ盤の方がレギュラー盤より早く作られるため、このようなことが起きたのだと思います。プロモ盤とレギュラー盤の簡単な見分け方は、左の写真のように3曲目の幅が広い方がプロモ盤(写真右側)です。もちろん、マトリックスでもわかります。ロング・バージョン収録のプロモLPではSIDE2のマトリックスが“SWAL-2-3413-214で、レギュラー盤ではSWAL 2-3413 220となっています。

Rimg0456Rimg0459  このアルバムには素敵なイラスト及び歌詞のブックレットがついています。クラウス・フォアマンが描いたこのイラストはリンゴの歌とよくマッチしていて、とてもリラックスした雰囲気を醸し出しています。

 

Rimg0449こちらはUK盤のレーベル。US盤と違う所は、曲目が緑の文字になっているところ。(US盤では ブルー)

 

Rimg0448 そしてブックレットがステイプル止めされていること。でもこうするとジャケットからはずれた時、ブックレットもジャケットも痛みやすいのですよね。ちょうどアルバム“MAGICAL MYSTERY TOUR”がそうだったように。

 

Rimg0452Rimg0473 リイシューでは、ジャケット違いのMFP盤 が出ていましたが、それよりもこちらのEMIパーロフォン盤の方がレアだと思います。80年代にリリースされていますが、CDと同じ選曲で、“DONW AND OUT”、“IT DON'T COME EASY”、“EARLY 1970”が収録されています。CDのようにRimg0455 ボーナストラックとして最後にもってくることが難しかったため、“DOWN AND OUT”がSIDE1の4曲目、他の2曲がSIDE2の最後に来ています。ツルツルのコーティング・ジャケットで大変きれいなのですが、残念ながらオリジナルのようなゲート・フォールド(見開き)ではなく、シングルのジャケットです。またブックレットも付属しておらず、代わりにインナースリーブにイラストが印刷されています。

 

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最後に、ブックレットの“YOU'RE SIXTEEN”のイラストをそのままシングル・ジャケットに使ったポルトガル盤“YOU'RE SIXTEEN”です。私のお気に入りのスリーブです。

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