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2008年11月22日 (土)

Carole King 東京国際フォーラム公演

キャロル・キングの東京国際フォーラム公演へ行ってきました。前回の単独公演は1990年だったと思いますが、たしかポールの東京ドーム公演と重なって行けなかった記憶があります。

Photo キャロル・キングは私が洋楽を本格的に聴き始めた1971年に、名作アルバム“Tapestry”を発表し、その中の“It's Too Late”が全米NO.1に輝いていたので、今でも自分の心に残る、大切なアーティストです。それまでに“The Loco-motion”、“Will You Love Me Tomorrow”などの名曲を世に送り出していたのですが、私はやはりこの“Tapestry”がキャロルに関しては出発点です。このアルバムは1971年4月にBillboard誌のヒットチャートNO.1に輝いてから、なんと15週間も1位であり続け、その後7年の間、ヒットチャートにランクインし続けていた「怪物的」アルバムなのです。今、聴いてみると、その理由がよーくわかるのです。こんなに「優しい」アルバムは他にありません。

渋谷オーチャード・ホールでの公演に行った何人かの方々から、「涙が止まらなかった」と言うお話を伺っていたので、涙もろい私は「覚悟」して国際フォーラム公演へ行きました。

Photo_2 コンサート前半は予想を裏切って、軽やかなキャロルのボーカルでとてもリラックスして聴けました。その中の古い1曲、“Up On The Roof”は、ジェームス・テイラーが2001年の“The Concert for New York City”(ポールやクラプトンも参加した)でも歌ったニューヨークがテーマの曲。2001年当時、テロ直後のニューヨークの市民にとっては心に響く曲だったようで、涙を流している聴衆も沢山いました。この日のコンサートではキャロルが実に軽やかに歌い上げていました。 

ピアノの弾き語り以外に、キャロルがギターを弾く姿なんて想像もしていませんでした。他の2人のミュージシャンととても楽しそうに演奏しているのがもの凄く印象的でした。その後キャロルは最近The Whoのコンサートに行ったことを語り、「The Who(ちゃんと定冠詞を付けていました)は本当に素晴らしい!」と言っていました。

あっという間に前半が終了。ここまではまだ「涙」は出ていません。

Rimg0500_2 後半は、60年代にキャロルが作った曲がメドレーで演奏され、その中の“Will You Love Me Tomorrow”は本当に素晴らしかった。そしてその後の“Natural Woman”での観客との掛け合いもとても楽しかったです。観客を見るとリアル・タイムの方が多いようで、皆さんこの歌のコーラスの部分をしっかり歌えていました。もちろん私も参加しました。

ビートルズのデビュー・アルバム“Please Please Me”でジョージが歌っていた“Chains”も披露されました。ジョージ・ファンの私にとっては最高の贈り物です。ビートルズが正式デビュー前に演奏していた“Take Good Care of My Baby”もキャロルは歌ってくれました。この日、このコンサートのギタリスト、ルディー・ゲスの誕生日とのことで、キャロルが曲にからめて“Happy birthday”と歌い上げ、会場も盛り上がりました。

“So Far Away”あたりから涙腺がゆるみ始め、“You've Got A Friend”ではもうだめでした。本当に何て優しく美しい曲なんだろう。この歌のように友達から語りかけられたら、生きる希望をずっと失わずにいられるだろう。

Rimg0503最後は会場総立ちのスタンディング・オべーション。アンコールはおなじみ“The Loco-motion”。最後までenergeticだったキャロル。

本当に66歳?

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