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2007年3月11日 (日)

SGT. PEPPER'S NIMBUS SUPERCUT

Rimg1254Rimg1266 昨日3月10日は忙しい1日でした。午後1時から秋葉原のオーディオ・ルームで、SGT. PEPPER'SのNIMBUS SUPERCUT盤の試聴会、夕方からは私が初めて受け持った生徒との同窓会があり、慌しかったのですが、楽しく充実した日でした。

さてNIMBUS盤の試聴会ですが、秋葉原のオーディオ・ルームにて、スコットランドのLINNというオーディオ・メーカーの最新アナログ・プレーヤーを使って再生しました。時間の関係で、全曲というわけにはいきませんでしたが、最初の2曲をまずかけてもらい、小手試し。試聴に集まった5人は、のっけから圧倒されました。NIMBUS盤をLINN社の高級プレーヤーでかけたのですから、圧倒されない方がおかしいくらいです。

因みにNIMBUS SUPERCUT盤とは、イギリスのオーディオ雑誌“Hi-Fi Today”が1984年にメール・オーダーのみで 製作した超高音質盤のことです。当時はそれほど騒がれなかったので、現存する枚数は非常に少ないと思われます。一説には500枚とも1000枚ともいわれていますが、海外のオークションでもなかなか出品されず、出品されても落札価格が日本円で13万~18万円くらいになっています。イギリスのあるネット・ショップでは900~1000ポンドの値段で売られていました。レコードの音的な価値からいうと、PLEASE PLEASE ME GOLD PARLOPHONE ステレオ盤より上ではないでしょうか。(その点から考えると、20万円でも安いくらいです)

試聴会の話題にもどりますが、最後の2曲、SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND REPRISEとA DAY IN THE LIFEは圧巻でした。まず、UKオリジナル・ステレオ盤をかけ、次にNIMBUS盤、そして最後にMOBILE FIDELITY ULTRA HIGH QUALITY盤(BOX仕様盤)をかけて、聞き比べをしてみました。UKオリジナルは「硬い」音という言い方が正しいと思います。各楽器の分離も悪く、ボーカルも音のレベルは高くても、「澄んだ」音とは言い難いものでした。次のNIMBUS盤は、広がりのある澄んだ音で、各楽器の分離も大変よく、ボーカルもとても美しく聞こえました。最後のMOBILE盤はボーカルがきれいに聞こえ、楽器の分離もまずまずでしたが、NIMBUSを聞いてしまったあとではやや物足りない感じがしました。NIMBUS盤では、A DAY IN THE LIFEの最後の部分で反響音のようなものがビーン、ビーンと来るのですが、UKオリジナルでは殆ど聴こえず、MOBILE盤では、微かに聞こえる程度でした。これがはっきり聞こえるのはNIMBUS盤だけだと思います。CDではまったく聞こえません。

結論!NIMBUS盤は希少価値、音の素晴らしさで、世界で最高峰のビートルズ・アナログ盤である、ということになりました。雑誌「BEAT SOUND」での評価どうりではないかと思った次第です。

以前この試聴会にお誘いしていて、今回ご案内できなかった方、誠に申し訳ありません。会場の都合で5人しか入れませんでした。今年中に、改めて試聴会を計画しようと思いますので、楽しみに待っていてください。もちろん、聞き比べもいたします。

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