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2006年10月

2006年10月30日 (月)

CIRQUE DU SOLEIL - GALA PREMIERE OF THE BEATLES LOVE

“LOVE”のプロモ・クリップを見つけました。先日紹介したトレイラーとは別物です。私的にはあまり面白い音源は無かったような...。果たして“LOVE”の日本公演は可能なのでしょうか?映像を見る限りでは、とても興奮しそうな感じですが。ポール、リンゴ、ヨーコ、オリビアのインタビューも見ることができます。

http://www.prnewswire.com/mnr/kirvindoak/24410/

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2006年10月29日 (日)

LP “LIVING IN THE MATERIAL WORLD”

Rimg0966DVD付きのCD・BOXは先日記事にしましたが、今回はLPの話題を。あまりプレス数が多くないようで、HMVではもう売切れていました。因みにHMVでは他のLPと一緒に買うと安くなる“マルチバイ”で3204円でした。(私はビーチ・ボーイズのステレオ&モノの2枚組み“PET SOUNDS”40th ANNIVERSARYのカラーレコードと一緒に購入しました。こちらはなんと2259円 !!)

Rimg0948 今回のコレクターズ・ポイントは、ジャケットが2種類あることです。スパイン(背)の部分の幅が8mmのものと、10mmのものがあります。ジャケットを製作している工場の違いによるものでしょうか?古くはSGT. PEPPER'Sにもワイド・スパイン(背の幅の広いもの)が存在し、現在では高値で取引されています。果たしてこのLIVING IN THE MATERIAL WORLDのワイド・スRimg0944 パインはどうなるでしょうか?高値になるかどうかは別にして、プレス数が少なかったことから、あと何年かするとこのシールドのワイド・スパインは入手困難の一枚となるかもしれませんね。皆さん、今のうちですよ!

久しぶりにマニアックな話題でした!

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2006年10月24日 (火)

ジョンの詩・その2

ビートルズやジョン・レノンの詩には、実際に自分が詩の内容に近いことを体験してみないと、本当には理解したとは言えないものが多いです。今日ここに掲げましたWATCHING THE WHEELSなどはそのいい例です。プレイボーイ誌のインタビューで、ジョンはこの曲が仏教の輪廻思想を歌ったものだと語っています。

People say I'm lazy dreaming my life away   人は僕を世捨て人という

Well they give me all kinds of advice           そしてあらゆる忠告をしてくる

designed to enlighten me                         僕を「啓蒙」しようとして

When I tell them that I'm doing fine            僕は元気にやっている

watching shadows on the wall           壁に映った影を見ながらね、と答える

Don't you miss the big time, boy       すると、“あの頃”がなつかしくないの?

You're no longer on the ball        もう君は才能豊かな人ではなくなったの?

                             だってさ

(中略)

I'm just sitting here watching the wheels    僕はただここに座って、

go round and round                 車輪が回るのを見つめる

I really love to watch them roll          見てると本当に楽しいよ

No longer riding on the merry-go-round  僕はもう“メリーゴーラウンド”に乗らない

I just had to let it go                ただ回るのを見つめるだけだ

(注釈) enlighten は「啓蒙する」という意味ですが、enlightened oneとなると「悟った人」という意味になります。このような単語からも仏教的な感じを受けるわけです。the big timeというのは、勿論ビートルズ時代のことでしょう。on the ballは熟語で「有能な」という意味。merry-go-roundは遊園地のメリーゴーラウンドがぐるぐる回るのを、人が輪廻する様子に引っ掛けているのだと思います。輪廻は、因縁解脱をしなければ永遠に生死を繰り返すことをあらわしますが、ここでは生きている中で過去世において行ったことを再び繰り返す「運命の反覆」現象をもあらわしているのだと思います。もうジョンはその輪(流れ)から降りた(外れた)と宣言しています。

インタビューでの「輪廻思想を歌ったもの」という発言を知らないと、この詩を読んでもわからないと思いますし、また、実際に座禅や瞑想を行ったことがなければ、意味がつかめないところもあるのではなないでしょうか。私も初めはピンときませんでした。しかし、京都のお寺で瞑想をするようになってから、この詩の意味というか、当時のジョンの生活がなんとなく浮かんできたのです。watching shadows on the wallやI'm just sitting here watching the wheels go round and roundとはまさに座禅、瞑想している姿を描写しています。その証拠となるものが、アルバム“JOHN LENNON COLLECTION”のジャケットの裏の写真です。それから、ジョンは曼荼羅のようなものを凝視して瞑想していたのではないかと思うのです。

Photo_6“DOUBLE FANTASY”の頃のジョンの写真を見ると、まるで「悟りを開いた人(enlightened one)」の 表情のように見えませんか?

今日の記事は、もしかしたら私の妄想と言われるかも(笑)。ご覧頂いている皆さん、どうか私の勝手な考えをお許し下さい。

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2006年10月22日 (日)

ジョンの詩・その1

ブログの内容に関して、多くの方から評価していただき(コメント欄以外でも)、本当にありがとうございます。ここのところアクセスも急激に増えてきており、「いい加減なことを書けないな」と思っています。

今日はちょっといつもと違った形で...。

よく「アルバム『ジョンの魂』は過激で、『イマジン』はソフトだ」なんて簡単に言ってしまう人がいますが、決して『イマジン』はそんなアルバムではないと思います。ここにご紹介する『イマジン』の中の曲の詩を読めば、ジョンの「過激」な面が影を潜めた訳ではないことが分かります。ジョンの本質は「正直に生きること」で、そのために傷つき、迷い、苦しみ、過激になり、詩の中にそれをストレートに表現しています。Crippled Insideは軽快な曲調とは裏腹に、かなり辛辣な詩の内容です。

You can shine your shoes and wear your suit   靴を磨いてスーツを着ることは出来る

You can comb your hair and look quite cute  髪をとかして可愛くはなれる

You can hide your face behind a smile  微笑みで自分の顔を隠すことはできる

One thing you can't hide is when you're crippled inside   でも腐った心は隠せない

You can wear a mask and paint your face   仮面を被ったり顔を塗ることはできる

You can call yourself the human race   自分を人類の一員と呼ぶことはできる

You can wear a collar and a tie   オフィス・ワーカーの格好はできる

One thing you can't hide is when you're crippled inside  でも腐った心は隠せない

注:crippledは直訳すると差別用語に成りかねないので、「腐った」としました。本当の意味はもっと強烈です。

この詩を読んで『イマジン』がソフトな感じのアルバムなんていう人はいないでしょう。もちろんタイトル曲や“Oh My Love”、“Jealous Guy”など美しいバラード曲もありますが、その一方でこんなに辛辣な詩の曲も含まれているのです。これはジョンの二面性(優しく繊細な部分と「嘘」に対しては徹底した攻撃性を表に出すという性格)をよく表しているのだと思います。

仮面を被った嘘まみれの人間に対して、徹底的に攻撃を仕掛けています。(おお、恐ろしい!)そういえば、英語のperson(人)ということばの語源はpersona(仮面)でした。皆さん、正直に生きましょう!

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2006年10月15日 (日)

日本公演 幻のテープ発見!

「キターッ!」というのにふさわしい話題です。

日本公演の3回目(7月1日夜の部)のテープが発見された模様。おそらく現存する極東ツアー音源としては最後のものでしょう。しかし、ここでまた問題発生。「商品化」は不可能ではないかとのこと。さすがにこのテープは、ブートを出したらアップルもEMIも黙っていないでしょうね。

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20061015-OHT1T00038.htm

ついでにスポーツ報知も買ってしまいました。芸能面で大きく扱われています。現物のソニーのオープンリール・テープと所有者のチケットの写真が掲載されています。

40周年の年にふさわしいビッグ・ニュースでした。(7月2日のテープもないのかなあ?)

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2006年10月14日 (土)

素晴らしき生徒たちとの1日

英語をビートルズで教えるなんて無謀なことをやっている教員はあまりいないのではないでしょうか?中には「そんなもの何の役に立つの?」とか「自分の趣味を授業に持ち込んでいいの?」、「それで英語ができるようになるの?」と言う人もいるでしょう。そうですね。今思えば、私も昔はかなり無謀なことをしていました。授業の最初でまずビートルズの曲を歌わせ、そしてテストにプラス・アルファの問題としてYESTERDAYやIMAGINEの歌詞を全て書かせ、間違いがなかったら5点プラスなんてことをやっていました。中学生にビートルズの歌詞を全く間違わずに書かせるということは、かなり高度のことだったと思います。しかし、授業で歌い続けたものを「英語力」として身につけさせるためには、どうしても必要なことであったと確信もしています。

Reunion 今日は、その無謀な授業の「犠牲者」となった生徒たちとの楽しい再会の日でした。みんな「ビートルズ」で始まる授業のことを覚えていてくれました。彼らは、私の教え子のなかでも忘れられない、一番心に残る人たちです。中学3年間、嫌な顔ひとつ見せずに、ひたすら歌い続けてくれました。私のことは忘れられても、ビートルズの英語の歌詞が、いつまでも彼らの心に残っていてくれればそれでいい、そう思った1日でした。

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2006年10月 9日 (月)

IT'S JOHNNY'S BIRTHDAY!

今日はジョン・レノンが生きていれば66回目の誕生日。彼の死後は「神格化」されてしまった感がありますが、人間としての「弱さ」を持った人であったことを忘れてはいけないと思います。

よく「ジョン・レノンの曲の中では何が一番好きですか」と聞かれるのですが、ビートルズの曲の場合と違い、迷うことなく“HOW”(アルバム“IMAGINE”収録)と答えます。この詩をよく読むと、彼の「弱さ」、「苦悩」、「迷い」といったものを感じ取ることができます。心に響く部分は、

You know life can be long                人生は長いから

And you got to be so strong      強く生きなければ

The world is so tough          この世は辛いことばかり

Sometimes I feel I've had enough   うんざりしてしまうこともある

高校生、大学生の頃、この部分を何度も読んでは口ずさんだものです。そしてそうすることによって何度も元気付けられたのを覚えています。「あのジョン・レノンでも、こんなに苦しんでたんだ」と。本当はこのような曲を授業で取り上げたいのですが、生徒には受けないでしょうね。

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2006年10月 7日 (土)

教え子と文化祭とビートルズ

今日は私の職場である高校の文化祭の日でした。放送部の顧問をしている私にとって、部員の生徒たちは頼れる存在です。中高一貫校なのですが、中学生から高校生になるとその成長振りには目を見張るものがあります。アナウンス、放送器具のセッティング、ビデオ撮影技術など、あらゆる面での成長をはっきりと感じられます。

Rimg0892Rimg0891今日行われた文化祭の公開放送でDJを担当した生徒も同様です。以前は子供っぽい「しゃべり」だったのが、今では台本があっても棒読みなどは絶対にせず、自然な感じでアナウンスをいとも簡単にこなしてくれます。今日は本校卒業生でTBS「ニュースバード」のキャスター、鹿島千穂さRimg0897ん をお招きしてDJ番組を行いました。鹿島さんも私の教え子で、中学生の時から大変英語が得意なお嬢さんでした。当時の文化祭でビートルズ博物館をやった時のこと。ポール・マッカートニーが1990年の来日時の記者会見で“MATCH BOX”を演奏したビデオを見ていて、「あれ?先生、この曲は本当はリンゴが歌っていましたよね?」と即座に聞いてきて、「いつの間にこんなビートルズ通になったのだろう?」と驚いたことがあります。今の生徒も1曲、1曲は気に入ってくれますが、鹿島さんほど聞き込んでくれる生徒はいませんね。授業でやる曲以外にもいっぱい良い曲、英語の勉強になる曲があるのですが...。

最近ではジョージの“GIVE ME LOVE”を授業で歌い、この曲を歌う最後の授業では生徒にギターを弾いて貰い、全員で歌って締めくくりました。とってもいい雰囲気でしたね。(もちろん、東京ドームのDVDも見せてしまいました)

鹿島さんのブログでも、文化祭のことが取り上げられました。下のURLでどうぞ!

http://ameblo.jp/chiho123-blog/

   

 

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2006年10月 5日 (木)

ビートルズ・デビュー44周年(LOVE ME DO レーベル・ヴァリエーション)

今から44年前の1962年10月5日に、シングル“LOVE ME DO”がリリースされ、ビートルズがデビューしました。

まずピート・ベストがドラムを叩くバージョンが録音されましたが(ANTHOLOGY1に収録)、結局ボツ。ピートをクビにしたあとに加入したリンゴがドラムを叩くバージョンが、このシングル用に採用されます。LPバージョンはセッション・ドラマーのアンディ・ホワイトが叩いています。ビートルズの曲で、3人の異なるドラマーが録音した曲は他にはないのではないでしょうか。

全英ヒットチャート17位が最高。ビートルズとしては冴えないデビューとなりました。これは当時ビートルズが、リバプールでは誰もが知っている存在であっても、イギリス全土ではまだ認知度が低かったことの表れであると思われます。

Rimg0909 初期のLOVE ME DOは私の知る限り5つのレーベル・ヴァリエーションがあります。まず、レッド・レーベルでMADE IN GT. BRITAIN表示の無いもの。                                             

Rimg0915 次にレッド・レーベルでMADE IN GT. BRITAIN表示のあるもの。                                          

                          

Rimg0921 次にブラック・レーベルでセンターにSOLD IN U.K.~の表示の無いもの。              

                                                    

Rimg0925 ブラック・レーベルの2つ目は、センターにSOLD IN U.K.~の表示があり、PARLOPHONEの文字が大きいもの。                           

                                   

Rimg0932 最後に、ブラック・レーベルでSOLD IN U.K.~の表示ありだが、PARLOPHONEの文字が小さいもの。                                     

プレス枚数の関係で、今ではブラック・レーベルのシングルの方が高値となっています。

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