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2006年8月25日 (金)

SILLY LOVE SONGS

30年前の今頃は以前も書きました通り、WINGSの全盛時代で、SILLY LOVE SONGSが大ヒットしていました。SILLY LOVE SONGSはマスコミの「ポール・マッカートニーはくだらないラヴ・ソングしか書かない」という批判に対して、「僕はこの世をラヴ・ソングで満たしたい。それが馬鹿げたことかい?」という内容のアンサー・ソングだったわけですが、大ヒットしたことにより、マスコミを黙らせてしまいました。

Rimg057921世紀に入って、この歌はクラブハウス向けのミックスが多数作られました。左の写真は、アルバム「WINGSPAN」がリリースされた時に、メキシコで製作されたリミックスのSILLY LOVE SONGS収録のプロモCDです。Artful Dodger Mix、Wings vs Loop Da Loop Main Mix、Wings vs Loop Da Loop Radio Mixの3種類のミックスを収録しています。

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次は、日本の東芝EMI及びドイツのプロモCD。ドイツ盤は上記の3曲、日本盤はその3曲にオリジナル曲を加えています。各国でスリーブが違うのも面白いです。ドイツ盤の紙スリーブが私のお気に入りです。このほかに当時のプロモとしてはギリシア盤があるのですが、SILLY LOVE SONGSは収録されていないため、ここでは省きました。

Rimg0591 次はアメリカ盤のプロモCD。このあたりになると、殆ど日本には入って来ていないのではないかと思います。3種類のミックスの他に、Coimg Up(Song for Stella) 〔Linus Loves Mix〕とLet'em In(Different Gear Remix) 収録。                                                        

Rimg0583 クラブハウス及びラジオ局用に、12インチ・アナログも製作されました。左の写真は限定50枚のプロモで、DJやオーディエンスの評価カードが付いています。レーベルには収録曲がスタンプで記されています。Wings Loop Da Loop Mix収録。 (B面はComing UpのLinus Loves Mix)

Rimg0610 こちらの12インチはショップにも出回ったもので、プロモCDと同じ3種類のミックス収録。Artful Dodger Mixをよく聴くと、原曲には入っていないポールのヴォーカルが聴こえて来ます。(新たに録音したのか、それとも76年当時録音したヴォーカル・トラックを加えているのか)           

Rimg0588 2年ほど前に、新たなミックスも出ました。この12インチのレーベルには EXTENDED VERSIONと記されていますが、Radio Slave Mixと呼ばれています。ビートルズ・ファンにも結構聞きやすいミックスです。一応UK盤。

 

Rimg0589_1 最後はデンマーク・プロモCDのNoir & Kruse Remix.。 これは“I love you”という部分のリフレインが多く、あまりいい出来とは言えません。このCDはプロモといいながら大量に出回っていて、海外でもせいぜい3ドルから5ドル位で購入できます。

ポールはとにかくクラブハウスで自分の曲をかけてもらいたいようで、数多くのDJにリミックスを許可して、今回紹介したようなプロモ盤を作らせているようです。レギュラーの日本盤では東芝の「NOW 2001」の中にLoop Da Loop Radio Mixの短いヴァージョンが収録されていましたが、今では廃盤になっています。

お勧めはArtful Dodger Mixですね。先ほど書きましたように原曲にないポールのヴォーカルが入っていることと、聴きやすいということで。

DJによってリミックスされ、クラブハウスでかけられることによって、WINGS時代の曲も生き続けていくのかなと思った次第です。クラブハウスって実はあまり興味ないのですが。

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