2009年11月 7日 (土)

Beat Sound No.13

Rimg1457ようやくリマスターCDの全アルバムに関してしっかりしたサウンド分析の記事を掲載した雑誌が出ました。「Beat Sound No.13」がそれです。(路傍の石さんのブログで、リマスターCDの特集が掲載されているのを知りました。ありがとうございます!)9月から10月にかけて多くの雑誌がこぞってリマスターCDの特集を組んでいましたが、こう言っては失礼かもしれないけれど、じっくり聴けていない段階で記事を書いていたために、個々のアルバム、全曲にまで詳しく解説をしていたものは少なかったような気がします。「Beat Sound」はロックの「オーディオ」雑誌なので、サウンドに関して大変詳しい記述がいつも掲載されています。かつてSGT. PEPPERのNIMBUS盤も紹介されていました。

今回のリマスターCDの特集では「リマスターCD全曲サウンド分析 従来CDからの向上点を徹底検証」と銘打って、個々のアルバム、全曲に関して「オーディオ」の観点から詳細に解説してくれています。それから多くの人が言っている(私も聴いてすぐ気になったのですが)今回のモノのCDが旧CDよりもラウドでない点に関しても、「モノーラルの収録レベルが低い理由」という形で説明があります。

興味がある方はぜひご一読ください。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年11月 4日 (水)

Royal Command Performance

Rimg1454Rimg1448イギリス王室主催の“Royal Command Performance”にビートルズが出演したのは、今からちょうど46年前の1963年11月4日。ジョンが「安い席の人たちは拍手をしてください。残りの人たちは宝石をジャラジャラ鳴らしてください」と発言した「伝説」のバラエティ・ショーです。(写真は当時のプログラムの表紙と扉です。)

Rimg1449マネージャーのブライアン・エプスタインは、ジョンが王室を前にして「言ってはいけない言葉」を言ってしまうのを非常に恐れて、ショーの前に何度も何度も念を押したようです。その甲斐あってか、その言葉が発せられることはありませんでしたが、その代わりに前述の発言が発せられたのでした。(写真はプログラムの中のエリザベス女王の写真)

Rimg1452Rimg1453私が子供の頃疑問に思ったのは、イギリス王室を前にこういった発言をしてジョンが世間から責められなかったこと。それどころかこの発言によってビートルズがより人気を得ていったこと。私はこの言葉をイギリス王室に向かって発言したのだと思っていたのです。チャリティー・ショーであるこのRoyal Command Performanceを見に来ている人たちは殆どが大金持ちで、ジョンの発言は彼らに向けて発せられたことを知ると、それなりに納得しました。このショーの金持ちの観客は、いつも出演者を「評価」するような姿勢で見に来ていたようですが、この日ばかりはジョンの毒舌の「餌食」になってしまったわけです。(写真はプログラムのビートルズの写真掲載ページとEMIの広告ページ)

Rimg1456この時のRoyal Command Performanceには、「リリー・マルレーン」で有名な、マレーネ・ディートリッヒも出演していました。リンゴは彼女の脚の美しさに見とれていたそうです。

 

このショーの模様のビデオは以下のURLで。

http://www.youtube.com/watch?v=AXlvhEjDbxE&feature=related

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年11月 1日 (日)

The Music of Lennon & McCartney

44年前の1965年11月1日は、Granada TVの番組“The Music of Lennon & McCartney”のリハーサルと収録が行われた日。Lennon-McCarneyの曲をいろいろなアーティストが出演して歌う構成の番組ですが、その間にある二人のやりとりがとてもおもしろいです。Beatlesも“Day Tripper”と“We Can Work It Out”をやっています。(口パクですけれど)

http://www.youtube.com/watch?v=82vngjtAXlM&feature=player_embedded#

 

同じGranada TVの珍しい映像も貼っておきます。

http://www.youtube.com/watch?v=wCFtaid8PGE&feature=related

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ますます危険な状況 その2

先日、「普天間飛行場移転問題が空転している今の状況では、オバマ大統領の来日中止もありうる」とこのブログで書きましたが、どうやらアメリカの政府高官の中から「来日中止」を言う人が出てきたようです。週刊文春の記事にそのことが掲載されています。

http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/bn-20091031-01/1.htm

今の民主党を見ていて、「日米関係がどうなってもいい」と考えているとしか思えなくなりました。実際にオバマ大統領の来日が中止となったら、鳩山KY首相は大慌てをするのだろうと思いますが。もうそこまでいかなければ、彼と民主党の面々にはわからないのかもしれません。私は新政権発足間もない時点で、こんなにいい加減なことをやっている政府は今まで見たことがありません。もっと危機感を持ってほしいですが、彼らには分からないようです。

こんなリーダー、政党を選択した国民が一番だめなのかもしれません。日本人ほど自国の防衛に関して無頓着な国民はいませんね。世界中探してもこんなノー天気な国民はいません。自らを危険に晒して、平気でいられるなんて。

そしてとうとう、アジア諸国も鳩山外交に対して疑心暗鬼に...。

http://sankei.jp.msn.com/topics/politics/12070/plt12070-t.htm

東南アジア諸国にも信用されなくなったら、一体どうなってしまうのでしょう。日本は孤立してしまうのでしょうか。こんな政権があと4年も居座ることを考えると、気持ちが暗くなってきます。

とにかく「オバマ大統領来日中止」の私の予想が当たらないことを祈っております。

そう言っているうちに、予定されていたクリントン国務長官と岡田外務大臣のワシントンでの会談が中止になったというニュースが...。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年10月31日 (土)

“SOMETHING/COME TOGETHER”40周年

シングル“SOMETHING/COME TOGETHER”がリリースされたのが1969年の10月31日。今日でちょうど40年となりました。ビートルズとしては初のオリジナル・アルバムからのシングル・カットで、しかも“ABBEY ROAD”がリリースされてから1カ月以上経っていましたので、イギリスではヒット・チャート1位にはなりませんでした。今日はこのシングルを紹介します。

現時点で私が知っているダーク・アップル・レーベルのUKシングルは4種類。

Rimg1415まず、ソリッド・センター・レーベル。このシングルは、レーベル中央に“SOLD IN U.K.~”の表示が印刷されたものは存在しません。

  

Rimg1416Rimg1421こちらはプッシュアウ・トレーベルで、プッシュアウト部分に筋があるものとないものの2種類あります。

  

Rimg1420

Rimg1422

 

   

      

Rimg1414こちらは珍しいジューク・ボックス用のドーナツ盤。1971年頃のプレスだと思われます。

        

       

Rimg1417Rimg1418Rimg1419UK盤最後はデモ・レコード。デモ盤はPARLOPHONEのグリーン・レーベルです。

   

     

次に、各国盤のスリーブを紹介します。

Rimg1424Rimg1423Something_norwegianまず、スペイン盤(左)、ポルトガル盤(中)とノルウエー盤。スペイン、ポルトガル盤はアルバム“ABBEY ROAD”の写真がそのまま使用されています。両方ともとてもきれいなスリーブです。ここには掲載しませんでしたが、ノルウエー盤スリーブの写真と同じものがデンマーク盤でも使用されています。

   

Rimg1425Rimg1426Rimg1429次はフランス(左)、スウェーデン(中)、そしてドイツ盤です。林檎の中にいる4人の写真のスウェーデン盤が人気のスリーブです。フランス盤は写真ではなくイラストで描かれており、“COME TOGETHER”はイントロが欠けているバージョンです。

   

Rimg1427_2Rimg1428_3こちらは南米の国の2種類、ブラジル盤(左)とペルー盤です。スリーブにビニールが被さっています。

   

   

Rimg1430そして最後が日本のスリーブ。この裏焼きの写真のスリーブがあると噂されていましたが、私は見たことがありません。                                                      

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月30日 (金)

ビートルズ関連洋書新刊2冊

今までビートルズのディスコグラフィー的な本は数多く出版されて来ましたが、全世界のLP、EP、SP、シングル盤すべてを1冊に網羅したものはありませんでした。今回紹介する洋書は、恐らく最初で最後の真のビートルズのディスコグラフィーとなるでしょう。

Rimg1440タイトルは“THE BEATLES COVERED”で、著者はドイツ人コレクターのJOACHIM NOSKE。ビートルズのベスト・アルバム“1”のブックレットに載っていた世界各国のシングル・スリーブは彼が提供したものとのことです。UKシングルのレーベル・バリエーションに関しては内容が希薄な感じがしますが、とにかく全世界のビートルズのレコードが掲載されていますので、驚異的な情報量です。写真が14000枚以上あり(全てカラーです)、文章は英語で書かれています。

Rimg1432Rimg1434ヨーロッパ、アメリカ(北米、南米)、アジアといったようにまず広範囲で地域を分け、その中でまた細分化していて、きちんと整理され大変見やすいです。そして写真の多さ、美しさに圧倒されます。おそらく、熱心なコレクターでも見たことが無いレコードがたくさんあると思います。

Rimg1436Rimg1437今まで何冊もビートルズのディスコグラフィー本が出版されましたが、ここまで徹底しているものはありませんでした。極端な言い方をすれば、この1冊があればもういいというくらいの内容です。Export盤やDemo盤も全て掲載されており、スリーブ、レーベル、帯に至るまでしっかり掲載されています。

Rimg1438Rimg1439日本盤に関してもすごいです!“OBIRAMA”というタイトルがついている折込の見開きページは圧巻です。半掛け帯からごく最近のものまで、ほぼパーフェクトに(“For Sale”の茶色帯がない)揃えられています。海外のコレクターで日本盤を集めるのは大変なこと(特にオリジナルの帯付きは)だと思いますが、この“OBIRAMA”を見て、著者のコレクターとしての完璧主義的な姿勢を強く感じます。

巻末には世界各国のビートルズのレコードに関する雑誌やファンクラブ誌(日本からは東京ビートルズ・ファンクラブの会誌が紹介されています)、ディスコグラフィー本が、紹介されています。これもものすごい数です。至れり尽くせりの、決定版といえる、本当に素晴らしい1冊です。レコードを買うつもりがなくても、見ているだけで楽しめる内容ですね。全792ページ、重さが5.7キロというのも驚きです。限定500部の出版とのことです。

   

Rimg1441_2Rimg1443Rimg1442もう1冊は、ポールの各国シングルのディスコグラフィー本です。タイトルは“The Paul McCartney 7" Discography Vol. 1”。ソロになってからのシングルで、1971年にリリースされた、Another DayからThe Back Seat of My Car”までの世界各国盤がカラーで掲載さ れています。

Rimg1445Rimg1446_2こちらもかなり徹底されていて、レーベルやスリーブのちょっとした違いまでも詳しく掲載しています。写真はカラーで1500枚掲載。限定250部。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年10月25日 (日)

トキワ荘と寺田ヒロオに思いを馳せ

子供の頃は、少年サンデー、マガジン、ジャンプと毎週3冊を買って読んでいた私ですが(時には少年キング、チャンピオンも読んでいました)、最近はまったく漫画を読まなくなってしまいました。それでも、昔の漫画は読み続けています。最近、講談社からいろいろな過去の漫画が発行されていて(ごく最近では手塚治虫の全集が文庫で発売開始となりました)、昨年も横山光輝の「伊賀の影丸」が出ていたので購入して、思い出に浸りながらじっくり読みました。読んでいて「これが40年以上前に描かれた漫画なのだろうか」と再び感動した次第です。横山光輝は本当に絵が素晴らしい。そしてストーリーも。

1960年代に読んでいた漫画で、少年サンデー連載の「暗闇五段」というのがありました。トキワ荘にいた漫画家のうちのひとり、寺田ヒロオの傑作です。その後時代を遡って、「スポーツマン金太郎」や「背番号0」などを愛読しました。寺田ヒロオの漫画は人間の醜い部分と優しい部分を描き、そして最終的には「どんな人間でもみんなお互いに分かり合える」という内容のものが多かったです。今の漫画にはこれがないですね。時代が違うせいでしょうか...。

今、豊島区と文京区で漫画に関する催しが行われています。

http://www.city.toshima.lg.jp/bunka/shiryokan/oshirase/015987.html

http://www.city.bunkyo.lg.jp/rekishikan/event/index.html

時間を作って必ず足を運ぼうと思っています。トキワ荘と寺田ヒロオに思いを馳せながら...。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年10月22日 (木)

ますます危険な状況

まだあまりマスコミも国民も危機感を感じていないようですが、日米関係がいよいよ危うくなって来たように思います。

沖縄の米海兵隊普天間飛行場の移設問題だけ見ても、まったく日米(というより鳩山政権とアメリカ)の意見が食い違い、煮え切らない鳩山首相の言動に、アメリカはもう痺れを切らしているのではないでしょうか。

自衛隊のインド洋給油停止によって、かなり不信感を募らせてきたアメリカが、沖縄の基地問題に対して、「国と国との約束を守れ」と言ってきているわけですが、肝心の鳩山さんは「じっくり考える必要がある」と言ってのらりくらり。こんな態度をとっていては、気をつけないと、重要なオバマ大統領の来日も中止になる恐れがあるのではないかと思うのです。それが起きた瞬間、日米関係は本当の危機が訪れることになります。当然のことながら安全保障の問題にも関わって来ます。

実のところ、オバマ大統領も日本に来るどころの状況ではないようですね。彼が公約した医療保険制度の法案(驚くこと無かれ、アメリカには日本のような健康保険制度がないのです)が成立しそうもなく、現在、大ピンチの状況なのです。内政であたふたしていて、日本に来るどころではないのでは?そういう日本も国家予算であたふたしていますね。公約でおいしいことばかり言って来たことが、ここで行き詰ってしまったと言っていいのかもしれません。(もともと予算に見合う財源なんかなかったのですが)この分だと、岡田さんが言っていた防衛費と私学助成の大幅削減をやらざるを得ない状況ですね。それも大変危険なことですが。そして、国連への援助も大幅に削減する予定の日本は、今後世界で意見が言える立場ではなくなっていくのではないかと危惧しています。温暖化に繋がる高速道路の無料化なんかしなくていいし、国債の増発をすればこの国の将来の財政が大変なことになるからやめて欲しいし、いい加減に「ええかっこし」をやめないと、この国の首を絞めかねない、そう思うのですが。

何よりも経済政策を早急に打ち出すべきなのに、おぼっちゃま総理は何もしてくれません。まったく何もしていません。やる気配もない。中国も韓国も景気が改善されてきた様子なのに。この国の本当の不況はこれから来るのかもしれませんね。

うちの近くにある鳩山会館(「鳩山御殿」とか「音羽御殿」とか呼ばれています)には毎日見学に訪れる人が絶えず、一見平和そうな光景ですが、世の中はどんどん危うくなっているのです。いっそのこと見学料を1万円くらいにして、それを国の予算のために寄付でもしてくださいな。

そういえば、池袋の高座での柳家小三治師匠も、茗荷谷での講演会の櫻井よしこさんも、鳩山おぼっちゃま総理には呆れかえっていましたっけ。

ぼやいてないで、テストの採点をしなくては。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年10月18日 (日)

悲しくてやりきれない

加藤和彦が亡くなったというニュースを聞いて「悲しくてやりきれない」中、いろいろな思い出がよみがえりました。

Photo私が漫画関係以外のレコードで初めて買ったレコードはフォーク・クルセダーズの「帰って来たヨッパライ」でした。当時小学校5年生だった私は、このレコードが「売り切れ店続出」というニュースを聞いていたので(当時280万枚売れたと聞いています)、何とかして欲しいと思っていたのですが、たまたま家族で浅草へ遊びに行っていた時に、あるレコード店の前で「『帰って来たヨッパライ』入荷しました」という貼り紙を見て、購入したわけです。それから毎日のようにこのレコードを聴いていましたが、「この歌は回転数を上げて歌われているから、45回転のところを33回転にすれば、普通の声で聴こえるのでは?」と考え、愚かにも実際にやってみたりもしました。(実際には、思惑どおりにはなりませんでしたが)

この曲の終わりのあたりで、お経の一部として「It's been a hard day's night.  It's been a hard day's night.」と繰り返し唱えられるのですが、まだビートルズ・ファンではなかった私は全くそんなことは気づかず、本当にお経の一節だと思っていました。それが分かったのはだいぶあとになってからのことです。

「帰って来たヨッパライ」

http://www.youtube.com/watch?v=6-O24msoOac&hl=ja

この「帰って来たヨッパライ」のようにテープをいじったり、「ハード・デイズ・ナイト」の一節を入れたりするのには、当時いかにフォーク・クルセダーズがビートルズから影響を受けていたかが伺われます。そしてその後も「イムジン河」が発売中止になった時、そのテープを逆回転させて「悲しくてやりきれない」を作ったというエピソードもあります。さらに加藤和彦はフォークル解散後、サディスティック・ミカ・バンドのアルバムの製作をホワイト・アルバムのエンジニアだったクリス・トーマスに託したりしています。

軽井沢のホテルで一昨日自殺したということですが、加藤和彦にとって軽井沢はかつての妻、安井かずみとの思い出深き場所だったようです。二人でよくテニスをしていたとのこと...。

今日は加藤和彦の作曲による、ベッツィ&クリスの「花のように」、フォークルの「青年は荒野をめざす」、「悲しくてやりきれない」などを聴きながら過ごしましたが、心にしみました。ひとつの時代の終わりを感じたからだと思います。ちょうどジョン・レノンが死んだ時と同じように。

悲しくてやりきれない...。

 

ベッツィ&クリス「花のように」

http://www.youtube.com/watch?v=enK7riWz3Co

フォーク・クルセダーズ「悲しくてやりきれない」

http://www.youtube.com/watch?v=hfzxpHnIRis

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2009年10月16日 (金)

村治佳織「ポートレイツ」

Kaori_muraji_portrait村治佳織さんは、かなり前にTV朝日の「ニュース・ステーション」で紹介されてから一躍有名なギタリストとなりましたが、DECCA所属になってからの彼女は、実力派として益々素晴らしいクラシック・ギターを聴かせてくれています。

彼女は今までにビートルズの曲では「Here, There and Everywhere」、「Yesterday」などを発表していますが、今回のアルバムでは最後に「In My Life」を収録しています。この曲をアルバムの最後に持って来たということは、彼女のこの曲に対する想いを感じるのですが。

「In My Life」以外では、坂本龍一の「戦場のメリー・クリスマス」、「Energy Flow」、ジョージ・ガーシュインの「Summertime」、ショパンの「夜想曲 第2番 変ホ長調」、そしてウエスト・サイド・ストーリー組曲」などが収録されていますが、今回大変素晴らしかったのが、エリック・クラプトンの「Tears In Heaven」でした。彼女がある方へ捧げた一曲のようなのですが、アーティストに技術だけでなく何か精神的なものが加わると、必ず素晴らしい演奏が生まれるものですね。

そういえば、今からだいぶ前に、千葉県の市川市民ホールで行われた村治さんの「アランフェス協奏曲」(この曲はポールのお気に入りの曲)を鑑賞しました。作曲者のロドリーゴが亡くなった直後で(村治さんはたしかその数ヶ月前にロドリーゴと初めて会っていたと記憶しています)、これが素晴らしい演奏でした。

クラシック・ギターを聴かれるビートルズ・ファンは少ないかもしれませんが、ぜひ村治佳織さんの奏でるビートルズなどの美しい調べを体験してみて欲しいです。

YouTubeから彼女が演奏したビートルズの曲と「Tears In Heaven」の映像を。

 

「Here, There and Everywhere」

http://www.youtube.com/watch?v=7VpCYPxH3ro

「Yesterday」

http://www.youtube.com/watch?v=DruyJwCa1SM

「Tears In Heaven」

http://www.youtube.com/watch?v=_9VonXC82v0

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年10月12日 (月)

Rolling Stone 日本版 11月号

昨日、神楽坂を散歩していたら、あっと驚く大きなポスターが、あるビルのウィンドウに貼られているのに気がつきました。Rolling Stone誌日本版11月号の表紙のポスターでした。

Rimg1410「Why The Beatles Broke Up ザ・ビートルズ徹底検証 解散40年目の真実」というタイトルにもひかれ、購入してしまいました。内容には目新しいものはなかったと思いますが...。

 

Rimg1412_2この付録のポスターが魅力でした。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年10月 9日 (金)

John Lennonの69回目の誕生日に寄せて

今日はJohn Lennonの69回目の誕生日。

リンクさせてもらっているブログにもあまりこのことが記事になっていません。69回目ということが中途半端なのかな?

自分はJohnを神格化するような人間ではありません。それでもJohnの曲はビートルズ時代のものも、ソロになってからのものも好きです。多くの人があまり話題にしないアルバム“Sometime in New York City”の“The Luck of the Irish”とか、“Mind Games”の“One Day At a Time”とか“You Are Here”などがいいなと思うのです。ストレートでシンプルな詩が心に響くのです。

“Imagine”について。 「金持ちのJohnが“Imagine no possessions”と歌うのは偽善だ」という人がこの世に存在するのも確かですが、Johnがこの一節に関して悩みながらも、陰徳を積んでいたことをそっちのけにして、そう批判するのは正しいことではないと思いますね。詩でこのような内容を書いたからといって、財産をもっていてはいけないということにはならないでしょう。そしてこの一節はJohnが自分に向かって書いていた部分とも思えるのですが、いかがでしょう。

世の中にはいろいろな人がいて、Johnの矛盾点に噛み付いてくる人もいます。でも、 “Imagine”を聴いて、ホッとするくらいの心の余裕をもってもいいのでは?音楽なんですから。

静かだった今年のJohnの誕生日。来年は生誕70年、没後30年と言う年ですので、今年よりは賑やかになるのではないでしょうか。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

期待したい次の“Abbey Road”

今回のリマスターCDで、単純に「良い音になったなあ」と思ったのはAbbey Roadでした。リマスターCDで初期のものに比べて、このAbbey Roadはラウド感も高まり、「聴こえなかった」音まで聴こえるようになったということで、◎ですね。

そこで期待したいのが、これからリリースされるリマスター「アナログ」です。今回、リマスターCDとUKオリジナル・アナログの聴き比べがいろいろな所で行われていましたが、次のアナログがでれば、アナログ同士の比較ができるようになります。

今回のリマスターCDのマスターからアナログが作られたら、かなり期待していいものができるのではないかと予想しています。そしてUKオリジナル・アナログとゆっくり比較してみたいものです。かつてのアナログで一番音の良いものは、やはりUKオリジナルだと思っています。(ちなみにMobile FidelityのAbbey Roadは全然良い音だと思えませんでした)そのUKオリジナルとリマスターのアナログを比較するとどうなるか。これからのささやかな楽しみです。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

«“Abbey Road”の虫の鳴き声